BLOG STATION
東京発世界行

written by Ken
 



その壱 ユニーク(他にない存在)であることを目指せ
 
 なぜならそれが価値の源泉だから。
 目指すものは、誰にでもできるレベルのものであってはいけない。
 人が工夫しないことを、工夫しよう。目指すものは常に高く。
 ネタは早い者勝ちだが、出遅れた場合はオリジナリティを付加しなければならない。

その弐 楽しみながら仕事するのが最善の道だ
 
 なぜならそれがパフォーマンスを引き出すベストの道だから。
 楽しめなければ、楽しめるよう工夫しよう。
 読者はそれに協力する義務がある。いやない

その参 なすべきことは責任感を持って徹底的にやれ

 自分のブログを RSS リーダに登録している人、
 相互リンクしているブログに対する責任は、
 はてブで変なコメントを書くことで果たされる。

その四 情報は公開しよう

 情報は公開することで、蓄積、出会い、信用という
 リターンが生まれる。積極的に書いていこう。
 ただし、秘匿すべき情報はある。
 mixi で入手した情報に対しての秘匿責任を忘れるなかれ。

その五 ブロガー同士が刺激しあう関係を大切にしよう

 あるブログが他のブログに刺激を与える関係を目指そう。
 ブログは他のブログに言及されてナンボのものだが、
 一つのエントリーへの言及活動を促進するため、一日あたりのエントリー数の上限を守るよう努める。

おまけ:6.僕のこの先1年間のエントリーのジャンルは、以下の四つに限ります。

  [ekken][言及されているぞ][はてな][ネタ]    うそです。


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【ネタ元】
kokepiの日記 - こんな原則で仕事したい。五つの黄金律(初級コース)。
煩悩是道場 - こんな原則で?Bしたい。五つの黄金律(初級コース)
まなめはうす - こんな原則でニュースサイトをしたい。五つの黄金律(初級コース)

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はてなブックマークが重くなってしまいそうな件についての続き。

はてなのプロフィール画像設定機能に関して、お寄せいただいたコメント、トラックバックおよび関連記事の中からいくつかをご紹介するとともに、現時点で僕が感じていることなどを書いてみたいと思います。
(本記事では、リンク先の記事の引用箇所を黒文字で表示します。)

【実測派】
子供、いらない:はてブのアイコンは問題ない
 アイコンの話題とは無関係な人気エントリーを取り上げ、アイコン画像を含むページ全体のファイルサイズを測定・比較した上で、この程度なら問題なしという結論を出しています。測定値を根拠にすると、非常に説得力がありますね。
しかし、驚いたのは、プロフィール画像設定機能がリリースされてからわずか数時間で、ユーザアイコンの使用率が 36.7% になったことです。今、数え直してみたら、ユーザアイコンの数=49、ユーザアイコン率=50% になっていました。今週末には、さらに増えそうな勢いですね。

【理論派】
import otsune from Hatena - コスメティック(見た目)の改造は、内部的にたいしたことをしてなくても大げさに見えるんだなぁ
 「この手の変化の少ない画像は、ユーザーのブラウザやはてなのリバースプロクシのキャッシュに入るので、重さにはほとんど影響が無い(はず)。」という見解です。(hibomaさんもブクマ・コメントで同様に書かれています。)
確かにそのとおりだと思いますし、はてブのエントリー・ページは(はてなダイアリーと比較しても)非常に軽いんですよね。僕が懸念するのは、今後のユーザ数増加、アクセス集中などによって、ストレスを感じるほど重くならないかどうかという点なのですが、杞憂に終わることを願います。

【慎重派】
むぎむぎ - プロフィール画像はしばらく登録しない
 Yahoo! ブログの名前アイコンを例に、「名前アイコンの画像ファイルはサーバーにひとつしかない。コメントをあちこちに書き残した場合,また,アクセスが多いページにコメントを書いた場合,このひとつしかないファイルには頻繁にアクセスがあるということになる。名前アイコンをたくさん表示させるページだと,頻繁にアクセスのあるファイルをひとつひとつ読み込んでくるということになる。」と指摘。「はてなは重くなるか。はてブが無駄に派手になるか。」と懸念を表しています。
このため、プロフィール画像は使わずに様子を見たいとのご意見なのですが、はてなの場合、画像を登録しなくても、デフォルトのアイコンが表示されるようになっています。「アイコンを使用しない」という選択肢がないんですよね。また、デフォルトのアイコンは、166byte と小さなものですが、ユーザごとに画像の URL が個別に割り当てられていて、共通の URL になっていないことが判りました。(情報元=前回の記事の鳥さんのコメント。)
Yahoo! ブログが重いのはアイコンのせいばかりではないのだと思いますが、はてなはどうなるのでしょうか。

【親分派】
はてなブックマーク - BLOG STATION : はてなブックマークが重くなってしまいそうな件について
 「大丈夫ですよ。負荷にならないように設計してあります。」
株式会社はてな CTO (最高技術責任者)である naoya さんから、コメントをいただきました。
ユーザの心配や不安に対して、真っ先にこのようなコメントを下さるという姿勢が素晴らしいですね。こういう迅速な対応があるからこそ、ユーザは安心・信頼して、サービスを利用することが出来るのだと思います。
今後も新たなサービスが提供されたり、細かな仕様変更が頻繁に行われたりするのだと思いますが、非常に期待しています。

□ □ □


■とりあえずの対応
プロフィール画像は、楽しそうな機能だと思いますし、僕は決して反対するつもりはないのですが、とりあえず画像を軽くしてみました。
 ← 84byte
デフォルト・アイコンの約半分のサイズです。
今後、アイコンユーザが増えることによって、はてなブックマークがどのように変化していくのか、また、重さ以外にどんな影響が現れるのか、当面、僕も様子を見たいと思っています。

【リンク】
はてなブックマーク - タグ [icon] を含む注目エントリー

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はてなダイアリー日記 - プロフィール画像設定機能の追加について
はてなユーザは、プロフィール画像を登録することが出来るようになりました。

はてなダイアリー日記 - プロフィール画像設定機能の追加について
はてなブックマークでも、すでに縮小されたアイコン風画像がたくさん並んでいます。
楽しそうな機能なので、僕も早速、登録してみました。→

16x16の小さなアイコンで、1つの画像サイズは 1KB くらいなのですが……。

もしも、何百人ものユーザがブックマークする人気のエントリーだったら、とんでもなく重くなってしまわないのでしょうか。
(もちろん、全員が自作の画像をアップするわけではないと思いますけどね。)

詳しい方、フォローをお願いします。


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1月27日追記。
続きを書きました。
続・はてなブックマークが重くなってしまいそうな件について

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僕が通っていた小学校は、古い木造校舎だった。
戦前の建築で、東西に伸びる廊下は直線部分だけで120メートルの長さがあり、
町の大工さんたちが腕を競い合って建てたものだといわれていた。
卒業して数年後、この校舎は改築のため取り壊されたが、歴史的建築物ということで、
市内の博物館にその一部が復元・保存された。
以来、僕にとっての「母校」は、この博物館の中の建物となったのである。



校舎は博物館の一部として利用され、かつての教室には
戦前の教科書を初めとして、さまざまな展示物が並べられている。




1階は保健室。2階は放送室だったかな。




中に入り、階段を昇ってみよう。




あははは。
こんなストーブ、あったあった。
石炭バケツを持って、放課後に石炭を取りに行くのが、当番の仕事だったんだ。




みんな、おはよう!


---
本当のことをいうと、小学校にはあまり良い思い出はない。
クラスには馴染めなかったし、担任の教師も好きになれなかった。

一番、好きだった先生は、理科の教師で、若くて体格の良い男のひとだった。
みんな、彼のことを「かいじゅう」と呼んでいた。
「かいじゅう先生」は、僕が卒業して数年間は、母校に勤めていたらしい。

校舎が博物館に移築された後、初めて訪れたとき、僕は「かいじゅう」の名前を見つけた。
一番上の写真に写っている正面玄関は、教職員用の出入口なのだけど、
そこの下足箱の名札に、校舎解体当時に在籍した先生方の名前が書かれていたのだ。


その場所だけ、時が止まっていた。

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1月25日は、「中華まんの日」なのだそうです。
というわけで、横浜中華街のおみやげ、チャーシューまんを食べてみました。

あちちち。はふはふ。
外は寒いんですけど、体がとっても暖まるんですよ。


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【TB】
季節外れの雪便り:記念日
 本日は、スノーさんのお誕生日です。おめでとうございます。
「中華まんの日」の由来については、こちらの記事をどうぞ。

Modern Syntax:1月25日のラッキーさん
 お誕生日のスノーさんが、BlogPeople の「今日のラッキーサイト」に選ばれたんですよ。

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山崎貴監督の映画 『ALWAYS 三丁目の夕日』 を観た。

この映画も、『キング・コング』のときと同様、周囲の人間に勧められて、見に行ったのだが、今回はとにかく、「泣ける!」と言われていたので、僕も「泣く」つもりで出かけた。そして、安心して、泣くことが出来た。

■登場人物とドラマ
主役クラスの人物が何人も登場し、脇役も充実している。また、子役の演技が優れているのも、この映画を素晴らしいものにしていると思う。
戦後から高度成長期へと移行しつつあった昭和33年という時代の、東京という都会・下町を舞台にした人情噺であり、全ての登場人物が、それぞれのドラマを抱えて生きている。そんな映画である。
先日の記事で、最近の映画は、作品全体のストーリーよりも、個々のシークエンスにインパクトを持たせるような作りになっているものが多いと述べたが、この映画もその例に当て嵌まっている。しかし、複数のドラマが同時進行していくと共に、ラストの美しいシーンへと、やや強引に集約してしまうところが、山崎監督の手腕なのだと思う。
観客は、一つ一つのエピソードに感動し、ラストで再び涙するのである。

■「あるある」と「ねーよ」 - 映画の中の昭和
以下は余談なので、適当に読み飛ばしていただきたい。
レトロなセットや小道具、CG だけでなく、登場人物の行動までが、「昭和」になっているところが、この映画の見どころになっているので、その中からいくつか取り上げてみることにする。

▼大通りを横断する子供たち(あるある)
 車がびゅんびゅん走っている大通りを、子供たちが駆け足で横断する、というカット。 もちろん、信号も横断歩道もない場所である。僕が小学生だった昭和40年代くらいまでは、こういう行動は普通だったのだ。 怖いもの知らずというか。「昔の子供ってこんな感じだった」というのが、自然に表現されていると思った。
▼吉岡秀隆の髪型(ねーよ)
「長髪」が流行したのは、ビートルズが来日した昭和40年代以降のことである。それ以前に、長髪の男性が全く存在しなかったとは言い切れないのだが、耳が隠れる髪型はなかったと思う。
▼テレビの分解(あるある)
昔の真空管式テレビは、内部にホコリが溜まりやすかった。テレビの後ろ側のフタを開けて、定期的に中を掃除するというのが、一家の主の仕事だったのだ。だからといって、自分で直せないほど、バラバラにしてしまうこともないのだけど。
▼ミゼットの丸いハンドル(ねーよ)
オート三輪、ダイハツ・ミゼットが発売されたのは、昭和32年である。いくらなんでも、わずか1年で、あんなに錆びだらけのポンコツになってしまうとは。(しかも、車の修理屋なんだから、塗装くらいちゃんとしろ!と思ってしまう。)さらに、丸ハンドルのミゼットが発売されたのは、(リンク先によると)昭和34年のことらしい。初期のミゼットのハンドルは、バイクのそれのような形をしていたのを、僕は記憶している。しかし、映画に登場するミゼットは、コレクターから借りてきた本物を使用しているらしい。そういう映画作り自体は好きだ。

……と、こんな風に、昔話をしてくれる年上のひとといっしょに観るのが正解な、映画だと思うのである。

---
【リンク】
ALWAYS 三丁目の夕日 - 公式サイト
blog Bambino & Library of Tights:三丁目の夕日と昭和33年の都電風景。
 映画に登場する都電の型式と路線について考察されています。


ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

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冬の上野では、オナガガモの集会が開かれるんですよ。





追いかけちゃったりすると、びっくりしますけど、
でも、飛んで行ってしまったりしないんですよ。

本当の春が来るまでは、ここが彼らの住まいなのですから。



---
【TB】
図鑑:花 鳥 風 月:尾長鴨

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【はてブ】注目のエントリー閾値問題・その後の続き。

前回の記事で、はてなブックマークのユーザのみなさんに対し、アンケートを行ったところ、19名の方からご回答をいただきました。まずは、お礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、本記事では、アンケートの集計結果と、いくつかの考察、さらに、はてなブックマークの上手な活用方法などについて、述べたいと思います。

■【注目のエントリー閾値】アンケート結果
◎回答者数 ⇒20名(僕を含む)
◎回答の内訳
  • 3suers 以上(デフォルトのまま) ⇒18名
  • 5users 以上 ⇒0名
  • 3users 以上と 5users 以上を臨機応変に使い分けている ⇒0名
  • 別の方法で、任意の閾値を設定している ⇒2名

  • ■考察
    ▼回答者の内訳
     20名中19名が、500以上の記事をブックマークしています。1名の方は、ブックマークの数が200以下でしたが、最も古いブックマークの日付が4月であるため、回答者全員がはてブをかなり使い込んでいるユーザだと捉えることができそうです。
    ▼閾値を 3users 以上に設定しているユーザがほとんど
     「任意の閾値を設定している」方は、1~4users という回答でした。「5users 以上」(またはそれ以上)に設定しているユーザは、いませんでした。
    ▼しかし、「デフォルトのまま」という回答が5つあった
     昨年の10月15日に閾値を 5users に引き上げてから、10月21日に「 3users または 5users 」に切り替えられるように変更された経緯があります。「 3users 以上がデフォルト」になったのは、それ以降のことですが、もしも 5users 以上がデフォルト設定であったとしたら、5users 以上のまま使っていたという方もいらっしゃるのかもしれません。
    ▼「注目のエントリー」よりも「お気に入り」を重視するユーザ
     質問の中には含めなかったのですが、「注目のエントリー」よりも、他のユーザのブックマークを「お気に入り」に追加して、そこから話題を拾うと書かれた方が、数名いらっしゃいます。(数名、というのは、はっきり書かなかった僕自身もそうだからです。)

    ■「見せる」はてなブックマーク
    前回の記事のコメント欄で、LSTY さんは、以下のように書かれています。
     「被ブックマーク数が多いから面白い」なんてことは無いわけですから、「どれだけブックマークされているか」は重視しないです、あまり。それは「世論の傾向」「ユーザーの興味の傾向」として見るだけ。
     「誰がブックマークしたか」の方が重要だと思ってるので、話題は主に「お気に入り」から拾います。
    僕も全く同じことを考えていました。
    「注目されている」、「人気がある」ということと、「自分の興味と合致する」ということは、全く別物だと思うんですよね。
    はてブ・ユーザの中には、新しい記事を見つけるのが速いひともいますし、面白いコメントを書くひともいます。自分が興味を持っているジャンルについて詳しいユーザを見つけてお気に入りに追加する、というのが、効率よく記事を読むコツだと言ってよいのではないでしょうか。
    また、はてなブックマークは「見せ合い」の場であると考えることもできますね。自分がブックマークした記事や、そこに書いたコメントを誰かが読み、そして、その記事をブックマークするかもしれない。ということは、はてブのコメントは、自分自身のため、記事の作者のため、というだけでなく、他のはてブ・ユーザに「見せる」ための機能を持っていると考えることが出来ます。

    ■Web コンテンツとしてのはてなブックマーク
    小さなトカゲ展(はてなブックマーク)←おすすめ!
     web上で見かけた情報をクリップしています。コメント(情報に対する感想)は基本的に全部書いています。その日僕が感じたことをリアルタイムで書いているような感じです。更新頻度は一番高いです。自分では、僕の書いてるwebコンテンツの中で一番面白いと思ってます。
     (他人の不幸は蜜の味:ブログの使い分け
    同じく LSTY さんのブログからの引用ですが、彼がブックマークに加えるコメントは本当に面白く、僕も毎日、楽しませていただいています。もちろん、クリップする記事も、個性的なんですよね。そして、彼のブックマークは、現在、60人以上のユーザの「お気に入り」に入れられ、多くのひとに読まれているのです。
    まさに、はてなブックマークが一つの Web コンテンツとして機能し、「読ませるブックマーク」になっている好例ではないでしょうか。

    ■まとめ~はてブを有効に活用するために
  • お気に入りを有効に活用しよう
  • クリップした記事には、タグをつけよう
  • コメントをどんどん書こう

  • はてブを使っているあなたが「ブックマークは自分のためのもの」と思っていたとしても、あなたがブックマークにつけたタグやコメントは、多くのひとの目に止まるものです。
    自分のために書いた一言が、誰かに影響を与えたり、検索の役に立ったりすることを可能にするのが、はてブの特徴だと言っても良いでしょう。(ちなみに、僕は全ての記事にコメントを書いているわけではありませんが、タグは必ずつけるようにしています。)
    ユーザ数がどんどん増えているはてなブックマークを有効に活用していくためには、上に挙げた3つのことがらを実践していくことが大切なのだと思います。

    ---
    【関連記事】
    BLOG STATION:僕のはてなブックマーク活用法

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    静電気が好きだ。

    こんなことを言うと、周囲の男性からは変なヤツだと思われ、女性からは人間扱いされなくなってしまうのだけど、好きなものは好きだから仕方がない。

    部屋の灯りを消して、セーターを脱ぐとき。
    ドアノブに触れるとき。
    車のドアを開けるとき。
    僕は、恍惚とした表情を浮かべているのだろうと思う。
    びっくりするから嫌だというひとが多いが、慣れてしまえば、放電のタイミングがわかるようになる。
    自分の身体が電気を帯びていくときの高揚感は、子供の頃、台風の接近を気圧の変化によって体感したときの感覚に共通する。

    一度だけ、キスした瞬間に、放電したことがある。
    相手が嫌がるためもあって、二度と経験できずにいるのだが、なんとか再現する方法がないものだろうか。

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    ピーター・ジャクソン監督の映画 『キング・コング』 を観た。

    事前に、周囲のひとたちから、「トイレに行っておけ」、「映画の前にコーヒーを飲むな」等々、さんざん脅かされていたのだけれど、やっぱり長い映画だったので、まずはそのあたりから。

    ■上映時間は185分
    実は、上映時間が気になっていたため、時計をちらちらと眺めながらの鑑賞していた。
    映画館のサイトには、3時間25分と書かれていたのだが、冒頭20分間は広告と予告編で、本編は3時間05分であった。
    物語は、「人間が南の島へ行き、キング・コングを捕まえて、見世物にしたところ、コングが逃げ出して大暴れ」というだけの極めて単純なものである。にも関わらず、退屈させずに最後まで引っ張ることが出来たのは、監督の力技だと思う。
    映画全体は、以下の3つのパートにはっきりと分かれている。

  • [パート1] (60分)……人間たちが船に乗って、南の島(スカルアイランド)にたどり着くまで。
  • [パート2] (60分)……スカルアイランドでの冒険活劇と、キング・コングを生け捕りにするまで。
  • [パート3] (55分)……ニューヨークで見世物にされたキング・コングが逃げ出して大暴れ。
  • [エンディング・ロール] (10分)

  • この時間配分を見るだけでも、今回、リメイクされた『キング・コング』が如何にアンバランスな作品であるかが、お判りいただけるかもしれない。どのパートにも見せ場はあるのだが、完全に満足できるのは [パート3] だけ。ほかは、本筋とは無関係なエピソードが多く、全体を2時間くらいに編集したほうが良いのではないかと思った。

    ■トゥー・マッチな冒険活劇
    [パート1] ~ [パート2] は、船乗りたちの冒険譚を中心に進行し、原住民やモンスターとの戦いが、大きな見せ場になっているが、コングとヒロイン(ナオミ・ワッツが好演)は、船乗りたちとはほとんど別行動のため、両者が絡むシーンはごくわずかである。
    とにかく、次から次へと恐竜や巨大昆虫が現れては、逃げる・戦うの延々繰り返しで、おなかいっぱいになるのだ。(このやり方は、同監督の『ロード・オブ・ザ・リング』にも共通する。)しかも、さんざん活躍した船乗りたちは、[パート3] には全く登場しないのである。オリジナル版と同じ展開なのだろうけど、トゥー・マッチな割に、カタルシスのない冒険活劇と言わざるを得ない。

    ■怪獣映画としての魅力
    一方、怪獣映画としては、近来稀にみる完成度を持っており、十分に楽しめるものとなっている。
    コングの表情や動きはほとんど CG によるものだが、実に素晴らしい。コングと肉食恐竜 V-REX が死闘を繰り広げるシーンは、怪獣映画の歴史に残る名場面だし、ヒロインを見つめるコングの表情、特に「目」が持つ優しさは、感動的ですらある。
    また、怪獣マニアにとっては、円谷英二へのオマージュともいうべきシーンも見逃せないところだろう。「巨大な足跡を見せて、モンスターの大きさを想像させる」(『ゴジラ』より)とか、「小型のモンスターが現れたと思ったら、後からそれを捕食する大型のモンスターが出現する」(『ラドン』より)といった、「恐怖心の演出」は、かつて怪獣が子供の味方になる以前の、円谷映画の王道だったのだから。

    ■存在しない街、ニューヨーク
    [パート1] の冒頭と [パート3] で描かれる1930年代のニューヨークの「街」もまた、ほとんど CG で作られているらしい。非常によく出来ていると思うのだが、暴れるコングから逃げ惑う人々は、地上を右往左往するばかりである。ビルの屋上で怪獣が飛んだり跳ねたりしているのだから、ビルの中は大騒ぎになっていそうなものだが、そんなシーンは全くなく、ラストのエンパイア・ステート・ビルも、最初から無人のままだ。9・11の影響なのだろうけど、高層ビルを舞台にしたパニック映画は、当分、作られないのかもしれないと思う。
    コングを見世物にして一儲けしようと企む興行主を演じるのは、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック。アヤシイおっさんの役をやらせたら、彼は最高の役者ですね。

    あれこれ書いてみたものの、やっぱり僕は、怪獣映画が好きなんだなあ、と再考させられたのであった。

    ---
    【関連リンク】
    キング・コング - 公式サイト。
    blog Bambino & Library of Tights:1933年版『キング・コング 』DVD を購入。
     1933年に制作されたオリジナル版 『キング・コング』 との比較が書かれています。
    BLOG STATION:上映時間が長すぎる
     映画の興行形態の歴史と変遷。長編映画の上映時間が長くなってきた経緯について。

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