かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本の歴史7 走る悪党、蜂起する土民

2012年09月08日 | Books
今日は、ゴルフだった。前半乗り切れなかったが、後半はまずまずだった。
ただ、ゴルフにはまだ暑い。



話が前後するが、7巻、8巻の話を載せそびれたので、ちょっと復習。

本書は、南北朝から室町時代の話。
後醍醐天皇が、南朝を立てて、足利尊氏が、南朝を裏切ってなどというイメージが漠然とあるのだが、もっともっとドロドロした複雑系の時代であったことがわかる。
後醍醐天皇というのは、あれだけのことをしたのに、相当の変人だったようだ。
天皇の政治に戻そうとする発想はわかるにしても、武士の力を使うのか、貴族の力を使うのか、はっきりせず、足利家の台頭を招く。

ところが、この足利家が、また代が変わるごとに、ころころ変わる。特に、義満、義持あたりから、権力指向になり、貴族化する。明と断交しながら、中国好みだったという。
そして、国が乱れて、応仁の乱に突入。

どうしても、今の政治とダブって見えてしまう。
この混乱が、さらに戦国大名の台頭を招き、戦国時代に突入する。

橋下市長が天下とり?東国原元知事が幹事長?中田元市長が、官房長官?
リベンジの立場の党の顔が決まらないという異常事態。
今の天下が、誰の天下なのかすらもよくわからなくなってきた。
いずれにしても、国会が機能を止めてしまったのだから、さっさと作り直して、再出発しないと、何も動かない。その内に、だんだん国が衰退していく。
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