かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

平山郁夫シルクロード美術館

2005年09月23日 | Other Eastern Japan

連休の初日ということで、山梨県長坂にある、平山郁夫シルクロード美術館に、日帰りで行ってきた。

現在、アフガニスタンで発掘された文化財を中心とした特別展を開催中。
皮肉なことに、破壊される前に盗まれたものが残って、盗まれずに現場に残されたものは、破壊されてしまった。ここに展示されているのは、盗まれたものが、返還されたり、買い戻されたりしたものである。カブール博物館から、一旦お預かりしているものもある。すばらしいの一言。仏像が造られはじめた2-3世紀の逸品や、バーミヤンの石窟の壁画の断片が、展示されている。シルクロードファン、仏像ファンは必見。アフガニスタンが平和になったら、返還したいとのお気持ちであるとのこと。
昼食時に、奇跡が起こって、H画伯夫妻とお話をして、写真までとらせていただいた。
奥様は、館長なので時々見えているとのことだが、H画伯は、開館(2004/7)以来、ほとんど見えたことがないらしく、かなりお久し振りのご様子。H画伯は、イメージ通りのすばらしい人で、飾らないお人柄と、学問・芸術への変わらない情熱に感動しました。
美術館に展示されているのは、画伯の所蔵品の一部で、代わり代わり展示されているとのこと。
横浜から来た話をすると、芸術大学の横浜キャンパス開設の折、中田市長がサポートしてくれたことを、話しておられました。元銀行の、伝統ある建物を、キャンパスに変えたもので、横浜市の街づくりのひとつの方向を示すものとして、評価が高いプロジェクトです。
車で、カーナビに誘導されて行ったので、よくわからなかったのですが、鉄道だと、小海線の甲斐小泉駅前にあります。清里や、小淵沢や、野辺山の別荘から訪れる人が多いようですが、元々この辺が絹の産地とのことで、ここにシルクロード美術館を作られたようです。
冬はクローズみたいなので、季節のよい内に訪れてみてはいかが?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Wild Flower | トップ | Born to Boogie »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。