杉本寺から、さらにちょっと進むと報国寺がある。天眼慧広(てんがんえこう)を開山、足利家時(足利尊氏の祖父)を開基として開かれた。
古くから、竹の寺として有名で、竹林や、庭園、茶屋など、見事な風情である。
庭の奥には、お墓が並んでいたが、果たして誰のものか。
報国寺をさらに奥に行ったところに、旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)がある。旧皇族の邸宅で、昭和4年に建てられた見事な洋風建築である。木造三階建てで、家の前に広がる芝生の庭園も、もっともらしい。ベルサイユ宮殿並みといっては嘘になるが、そういうイメージだ。
家の前には、バルコニーや、噴水池があり、洋館全体のイメージを盛り上げている。鎌倉を歩いていると、意外なところに、このような古い洋館が残されている。
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