岡寺は、その名の通り、町からかなり登ったところにある。この入口あたりでは、まだそんな雰囲気ではないのだけど。体力に自信がある場合に行こう。道はしっかりしている。
立派なお寺だ。
厄除け観音として有名だ。日本最古という。
説明板には、
”東光山真珠院竜蓋寺は俗に岡寺と呼ばれる。天智天皇の御代、義淵僧正によって創建されたと伝え、西国観音霊場33か所の第七番の礼所として広く信仰されている。
本尊如意輪観音はわが国の塑像の中で最も大きく、また、体内仏といわれる金銅半跏像は白鳳の様式を示し、楼門、書院等と共に重要文化財に指定されている。旧寺跡は燐接するはるた治田(はるた)神社境内を推定され、付近より美しい葡萄唐草紋軒平瓦など白鳳時代の瓦が出土している。”
とある。
由緒正しいお寺だ。
観音様は、ちょっと不思議。まず、塑像でこんなに大きいのは見たことがないし、のっぺりした感じ。神々しいという感じではないので、重文にとどまったか。
塔も立派。一番高いところにある。
岡寺からの眺めは、すばらしい。岡寺の最大のポイントかもしれない。これだけ登ってきたのだから、それくらいのメリットはないとね。飛鳥の清水寺的存在か。
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