昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

盆灯篭

2016-08-03 06:15:33 | 日記
 私の地方では盆のお墓詣りに灯篭を持って行く風習があります。
丸竹の先端をチューリップの様に6面に開いて色紙を張った灯篭です。金、銀、赤、紫
黄色、を各面毎に変えてあり、中には白色だけのもあります。

 お盆の墓参りは大変です。通常のお参り道具の他に、親戚のお墓も含めてお参りする墓の
数だけ灯篭を持って行く事になります。親戚の多い御家ですと10本以上も必要で家族全員
で手分けして、山上のお墓まで持って行くことになります。
白の灯篭はその年新盆を迎えたお墓へ供えます。

 この風習は広島県西部の門徒(浄土真宗)だけのようで、山陽道を下ってくると糸崎
三原辺りからお墓が色で賑やかになります。県境の小瀬川を渡ると山口県に入りますが
川一つ越えただけで静かなお墓に一変します。

 昨日スーパーに寄って見ましたが、店頭に大量の灯篭が準備されていました。
今年は800円、我が家は近所のお店で買います。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿