ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

さて、あなたの〝健康寿命〟と〝平均余命〟は?

2020年07月26日 | 俳句

 一昨日から昨日にかけて、ひっきりなしに大雨洪水注意報の防災メールが入っていましたが、今朝は止んでいました。しかし、まだまだ油断はできず、西日本では今日もまた大雨の予報だし、宇部も先ほどまた防災メールが入りました。一体いつになったらお日様マークが出るのでしょうか。待ち遠しくて首が長くなりそう。

 去年のブロブを見ると、24日頃には梅雨明けになって、25日や26日は暑い暑いと書いていますよ。

 このところの雨は突然短時間にドカ降りすることが多くて、そういう時に外に出かけていたりするとホントに悲劇です。また、そのために地盤も緩みまくっていますので、今度は土砂災害が起らないようにと、山や河などに近い人には注意呼びかけています。とにかく梅雨が早く明けてくれないと…なんとも頭の痛いことです。

 更にまた、東京都では昨日新たに366人の新型コロナウイルスの感染が確認されたとか。 都内の1日の感染者が300人を超えたのは初めてで、 これまで都内で感染が確認された人数が最も多かったのは今月17日の293人。その数を大きく上回り、過去最多となったようです。もう本当にとどまるということをしないコロナ菌め…、これも困ったもんです。

 そんな中ですから、楽しい話題が見つかるはずもないし、カープもいいとこ無しの負けっ放し。イヤになることばかり…だからblogに書くことも思いつきません。

 あっ、そういえば今朝夢を見たんです。詳しいことは忘れてしまったんですが、その夢に出てきた人…かつての学校で上司だった男先生。確かにどこかへ一緒に行こうと…出かけるところで目が覚めたような…。もしかしたら私を迎えに来たのかも…もしそうならイヤだあ~

 考えてみれば、随分前に亡くなったんだっけ…。でもまだそんなに歳ではなかったと思うんですよ。余りにありありと思い出してしまって…ちょっと気味が悪い!

 それで、ついでにいろんな学校のことも思い出し、かつて一緒に働いた先生方のこと…。考えてみれば、T先生、M先生、S先生、Y先生、A先生…他にもK先生にH先生、N先生…まだまだいらっしゃたような、みんな私より先輩の先生でしたが、その葬儀に参列しました。でも亡くなられたときは今の私と同じくらいか、またはもっと若かったかも…。

 そして、それはみ~んな男の先生ばかりなんですよ。当然先輩の女先生方も10人はいらっしゃたと思いますけど、現在まで誰一人亡くなったという話を聞きません。ということは、いかに女性が強いかということですよね。改めて考えてみると、女性の平均寿命が長いのも頷けます。

 2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳で、ともに過去最高を更新しているそうです。17年に比べると女性は0.05歳、男性は0.16歳延び、過去最高の更新は女性が6年連続、男性は7年連続だとも。やっぱり…ですね。

 2018年の世界の平均寿命をみると、1位は男女とも香港で、男性82.17歳、女性87.56歳です。男性の2位はスイスで81.4歳、3位が日本です。女性は、日本が2位、3位がスペインの85.73歳。世界一幸せな国として福祉が一番充実しているデンマークなんかは男性が79.3 歳、女性は83.2歳なんですってよ。

 しかし、今年の新型コロナウイルスのパンデミックで、スペインや西欧諸国などかなりの死者が出ていたようだし…。これで世界のいろんな統計的なデータも大きく変わるかも知れませんね。

 世界保健機関(WHO)が2019年4月に発表した「世界保健統計2019」によると、2016年の世界の平均寿命は、男性:69.8歳、女性:74.2歳、全体:72.0歳でした。その中でも日本が、男女合わせての平均寿命が84.2歳と、 現在世界一長生きの国となっています。 日本は前回83.7歳で、2位のスイスと僅差だったのが、今回は1歳近い差をつけて1位となったのです。恐らく医学の進歩に加えての日本の国民皆保険のお陰なのでしょう。

 ところで、皆さんは「平均寿命」という他に、「健康寿命」や「平均余命」という言葉があるのをを知っていますか。

 「健康寿命」とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。「平均余命」は、「ある年齢の人が、あと何年生きることができるのか」を表している期待値のことです。特に2000年にWHO(世界保健機関)がこの健康寿命のことを提唱してからは、老後は長生きをするだけではなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばすかということに注目が集まっています。

 その自立して生活できる年齢を指す我が国の「健康寿命」は、厚生省の2016年発表の時点では女性の場合74.79歳、平均寿命87.14歳との差が12.35歳。男性の健康寿命は72.14歳、平均寿命80.98歳との差は8.84歳。このように平均寿命とは大きな開きがあり、高齢者が健康で暮らせる長寿社会を実現するための課題はこれからますます多くなることでしょう。

  続いて、日本の平均寿命の推移ですが、今後も平均寿命は延伸することが見込まれ、2060 年には男性が 84.19 歳、女性が 90.93歳となり、女性の平均寿命が 90歳を超えることが予想されているんだそうです。
 また、65歳時の平均余命ですが、1955 年には男性が 11.82 年、女性が 14.13 年であったのが、2010 年には男性が 18.86 年、女性が 23.89 年となって、男女ともに高齢期が長くなっている状況なんですね。

 かつての日本の高齢化率を先進国と比べてみると、1980 年代までは下位、90年代にほぼ中位でした。それが、2005 年には最も高い水準となり、世界のどの国もこれまで経験したことのないような高齢社会を日本は迎えているのです。
  また、その高齢化の速度ですが、7%を超えてからその倍の 14%に達するまでの所要年数は、フランスが 115年、スウェーデンが 85 年、比較的短いドイツが 40 年、イギリスが 47 年であったのに対して、日本は 1970年に 7%を超え、その 24 年後の 1994 年に 14%に達しています。世界に例をみないスピードでの高齢化が進んだのです。

 ところが、このように平均寿命が延び続ける一方、18年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子の推計数)は1.42にとどまり、同年に生まれた子どもの数は91万8397人で過去最低を記録。今月に総務省が発表した人口動態調査でも日本人の人口は10年連続で減少しているのだそうです。更に厚生労働省が今年の6月5日に発表した2019年の人口動態統計(概数)によると、合計特殊出生率は1.36で、前年に比べて0.06ポイント低下。出生率は2006年から上昇傾向が続いていたのが、16年から4年連続での低下となりました。ホントに残念です。

 さあて、これからどうしましょうか。益々年寄りは増えるというのに、子供はいなくなる…福祉も保険も…その財源は?国の借金が益々増えるって?そうすると、また税金が上がる…。考えれば考えるほどどこにも逃げ道がなさそうです。そんな状況に更に追い打ちを掛けるような今回のコロナ。これで国の経済が窮地に追い込まれていって、あっちもこっちも破綻しようとしていますよ。さあ、アベさんどうするんです?

 私には政治や経済のような難しいことはさっぱり分りません。ただ一国民として、何を目標にどう暮らしていけばいいんでしょうか。今は一日一日をただ一生懸命に生きるしか脳がないんですけどね。ウ~ウン…

 あっ、また豪雨予報のメールが入りました。外が急に真っ暗になって…。もうそれどころではありませんよ!雨。雨、雨……

 写真は、先日の吟行会の宗隣寺で見つけた〝仏様〟たち…もう最後は神仏に祈るしかないっちゃ!如意輪観音様、?仏様、不動明王様、子安観音様、十一面観音様、どうぞオネガイシマス…

コメント (4)
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