ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝筆が走る〟?

2019年06月29日 | 俳句

 午前中はどんよりと曇っていて、午後からは予報通りに降りだし、梅雨らしくなりました。こんなじめじめした空気で洗濯物が溜まるのはイヤですし、気分的にも…。今月の原稿も書いて送ったので、一応ホッとしているんですけどね。でも、柳井吟行の事後投句の5句が明日までですから、今夜はちょっと頑張らなくっちゃ…。

 このところ俳句の話が疎かになっていますよね。期待されて訪問して下さった方、ゴメンナサイ!

 ところで、よく〝筆が走る〟とか〝筆が進まない〟とか言いますが、確かに今日は…と実感することは度度あります。最初からこれを書こうと決めているわけではないのに、書き出したらひとりでに次から次へと〝筆が走る〟んです。かと思うと、突然ピタッと止まって、二進も三進もいかなくなる、即ち〝筆が進まない〟ということも。

 昔…と言っても30年ほど前かしら、生徒の論文指導をしていたとき、何もしないのに次から次へとひらめいて…私もしかしたら才能あるのかも?なんて一瞬思ったことがありました。(笑) それは本当に不思議な体験でした。まさに突然〝神が降りて来た〟という感じ…。その証拠にその子の書いた論文は選ばれて全国表彰され、一緒に大阪まで表彰式に行ったんですもの。それが確か半年間のインターフェロン治療中だったような…

 かつてのインターフェロン治療の大変さは経験された方ならすぐに分かりますよね。全ての人間的機能が減退して〝やる気〟がなくなり、もちろん食欲も、何かを見て〝感動〟することも…今思えば、体がまるで〝鉛のよう〟で、ただ責任感(?)からくる最低限のことしかこなせなくなっている状態だったんです。そう!俳句もその時、何にも考えられないのにこれでもいいんだという、まるで開眼したような気がしましたもの。要するに〝頭が冴える〟という言葉がぴったりの状態。簡単に言えば、他のことは何にも考えられない…即ち邪念が全く消えてなくなり、ただひたすらそれしか見えない状態になったのでしょうか。インターフェロン治療は3回ほどしましたが、後にも先にもこんな経験をしたのはその時だけだったんですけどね。不思議でしょ!

 2016年、カープが躍進的に勝ち進み、その大きな原動力となった鈴木誠也選手に緒方監督が〝神ってる〟と言って、その年の新語・流行語大賞に選ばれましたよね。人にはそういう〝神ってる〟というときが突然現われるような気がしませんか?要するに人間の力だけではない〝何か〟が作用する時。その目に見えない〝何か〟を、私たちは神仏の力だと思うんじゃあないかしら。エエッ、そんな時はまだ一度もないって!そりゃあ~当然…だからこそ〝神ってる〟というんでしょう?

 ほら、今日こんなことを書くつもりは全くありませんでしたのに、つい〝筆が走って〟…いや、〝筆が滑って〟ね。じゃあ俳句の話はまたにします。ゴメンナサイ!

 写真は、我が家の〝石榴(ざくろ)〟の花です。たくさん咲きましたが、今年も実がたくさんつくかしら。楽しみ!

 

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