ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

ミルフォード・サウンド国立公園へ

2018年05月05日 | 俳句

 今日は「立夏」でもあり「こどもの日」。ということは今日からもう夏なんですね。年によってはずれることがあって、6日が立夏になることもありますが。暑いぐらいのよい天気で、各地でいろいろなイベントが行われたようです。こちらでも恒例の〝新川祭〟がありました。

  プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷

  子供の日小さくなりし靴いくつ    林 翔

 ニュージーランドの旅もいよいよクライマックスです。4月14日、6日目。

 朝は腹痛や吐き気も治まっていましたので、朝食は軽く味噌汁とお粥にしました。今日も強行軍です。ミルフォード・サウンドまで約307㎞・約6時間の往復なんですから。昨日に続き、この日も最高のお天気でした。

 7時30分ホテル出発。今日は一日日本人のガイドさん付きです。南島観光のポイントの一つ、ミルフォード・サウンドへ続くミルフォード・ロードには美しい大自然が広がっています。周辺にはいくつかの小さな湖があり、水の透明度はピカイチ。看板にはわざわざ上下逆さまの文字が書いてあり、水に映ると正しく見えるようになっていました。だから〝ミラー湖〟というんですよ。鳥は〝ケア〟という山岳オウムで、人なつこく、いたずら好きで人や車を見つけるとすぐに寄ってきます。この時もバスを停めるとすぐに寄ってきました。

 

 キャズムでは浸食でできた石の芸術といわれる幻想的な自然美を堪能。日本では甌穴といいますが、それの大掛かりなものです。次はこのニュージーランドには滅多にないという珍しいトンネル、〝ホーマー・トンネル〟です。タルボット山の山腹を1,219メートルにわたってくりぬいたトンネル。日本では珍しくもなんともないのですが、ここでは滅多にトンネルは作らず自然のままに遠回りをして行くのが普通なんですって。これもやはり広々としたお国柄からなんでしょうね。

 

  いよいよミルフォード・サウンド、ここはフィヨルドランド国立公園になっていて、湾には2,000メートルに達する峰がそそり立つ。このミルフォード・サウンドは14のフィヨルドの最北端で、温帯多雨林地帯に位置する山と海に囲まれた迫力ある渓谷です。約1時間40分のフィヨルドクルーズ。乗船してすぐに昼食のお弁当です。久し振りの和食ということで懐かしい!味はイマイチでしたが、巻き寿司といなり寿司がおいしかったなあ~。もちろん控えめに食べましたよ。気温は低いのですが、晴れているのでそれほど寒くはない…とはいえデッキに出ると風が冷たい!アッ!イルカもいました。船の周りを喜んで泳いでいます。岩場にはアシカが気持ち良さそうに寝そべっていました。滝飛沫を浴びると10歳は若返るという伝説の〝ボーエン滝〟など。すべて世界遺産の一つになっているところなんです。光の加減によっては海の色が青かったり緑色だったり…ホントに美しい!

 

 帰りは来た時と全く同じ道ですから、お休みタイムでした。ガイドさんは若い青年、高校時代にホームステイで来て良かったので、こちらの大学へ入学、現在もクイーズタウンで一人暮らしですって!20時ホテル着。夕食はラムステーキでした。今日も一日疲れました!

 

 

 

  

コメント
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