老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

10年設計

2008-12-13 22:58:30 | Weblog
年賀状を書く季節になった。
同時に、喪中の挨拶状が届く季節でもある。
今年も46枚届いた。
そのうち事を知っていたのはわずかで、
喪中葉書が届いて初めて身内のご不幸を知る事となる。
普段のおつきあいの中では、
おくびにも出さなかった悲しみの内容が
喪中葉書なのだと思う。

その中で、
天寿をまっとうされた90歳代の父や母、
義父や義母の死を知らせる葉書が圧倒的に多かった。
私のお付き合いしている年齢層から考えると
至極当然なのかも知れないが、
長寿国日本を改めて認識している。

それと同時に、
兄弟姉妹、中でも弟や妹の死を知らされると悲しい。
連れ合いを亡くされたという葉書に、
多くは、世話になったことを謝す一行の添え書きがあるが、
それを読むといつも涙が出て来る。

私はデーターベースに、喪中の理由を記録しているが、
奥さんを先に亡くされた「未亡男」は、
だいたい余命が2、3年のようだ。

平均余命まで残り10年。
充実した10年設計を急がねばなるまい。