万華鏡

心で感じたこと伝えたいことを 写真で表現できたらなぁ。岡山県から毎日更新してますヨ♪ 鉄道大好き!

間に合いました! 21世紀の森。

2009年12月09日 21時14分49秒 | 思いつきの話


12月6日 日曜日 の お話です。


その日のメインの目的地は 「 21世紀の森 」 でした。


実は ここも 岡山県財政構造改革プラン により 来年の3月いっぱいを もって 閉鎖 の予定なんです。


ちょっと 「 21世紀の森 」 とは なにか ご説明します。


みどりあふれる吉備高原都市の一角に,農林業実践学習の里づくりの一環として設置した「21世紀の森」は、小・中・高校の児童・生徒など次代を担う青少年に対し、森林・林業に関する学習や体験実習を通じて、自然愛護のこころを養い、人と森林との好ましい結びつきを一層深めて行く場として利用していただく施設です。

30ヘクタールの区域には花木園、薬草園、世界の樹木園そして湿性植物園などがあり、自然観察道を散策し、森林浴をしながら自然に楽しむことが出来ます。


「 国立吉備青少年自然の家 」 の利用の方が よく 利用されてるので 岡山市の子供さんなら 必ず 行ったことがあると 思います。


今回の 岡山県財政構造改革プラン では ・・・

クリックしたら 大きくなります。






「 国立吉備青少年自然の家 」  の 利用者が 多いことから 「 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 」 へ 譲渡のはずだったのですが 断られて 閉鎖の色が 濃くなってます。

吉備中央町が 引き受けるとも 思えないので 閉鎖は ほぼ決定だと 思われます。


あると 思ってた 想い出の場所が 行ってみたらなくなってた ・・・ それは とっても 淋しいですよね。

「 いつの間 なくなったんだ! 」 と 言わないために 今回 私のブログで 取り上げました。


まだ 間に合います。

なので ぜひ ご家族で 行ってみてくださいね。



しょぼいですが 少し撮ってきました。





駐車場に着くと 私のクルマだけでした。




30ヘクタールの 広い敷地です。




今回 ここの館長さんの お話が 聞けたのは 最大の収穫でした。

とても いい方でした。





見ただけでは ただの 展示物なんですが

館長さんの 丁寧に 解説してくださって 本当に よく わかりました。




別れ際 「 暖かくなったら また お越し下さい 」 と 館長さん。

・・・暖かくなったらって- もうないじゃないですか?と 思ってたら


「 まあ 手入れをしなくても夏ごろまでなら 大丈夫でしょう 」と ポツリ。


涙が 出そうになりました。

涙が 出るのを こらえるのが大変でした。


お礼を 言って 外に出ました。

ふと 目を やると サザンカの花が 綺麗に 咲いてるのが 見えました。






「 吉備高原ニューサイエンス館 」 が 閉鎖されて やっぱ 閉鎖されると ホームページも 閉鎖され 見えなくなっちゃいます。


なので ウェブ魚拓に 保存しました。


これで 閉鎖されたあとも 「 いつなくなったん? 」 って 検索された人が 見ることが出来ます。


○ 21世紀の森 トップページ は こちら

○ 施設案内 は こちら

○ 観察コースは こちら

○ 施設のあらましは こちら

○ 交通案内は こちら


○ 21世紀の森 きびの丘みどりの館 トップページは こちら

○ ようこそ「きびの丘みどりの館」へ は こちら

○ 館内のご案内 は こちら

○ 利用案内は こちら



最後に これを 見てください。

「 国立吉備青少年自然の家 」 の ホームページより。



近隣の「岡山県21世紀の森」についてお知らせします。

当施設に隣接し,これまで森林観察,間伐体験等の学習や体験活動を提供していました「岡山県21世紀の森」は,平成22年3月末をもちまして県の施設としては廃止することとなりました。
 平成22年4月以降の運営につきましては,現在検討されていると伝えられていますが,従来通りの利用ができるのか否か未定となっております。
 つきましては,「岡山県21世紀の森」での活動の予定がある場合には,この点をお含みいただきますようお知らせします。





これって おかしくない?

もし 閉鎖されたら 「 国立吉備青少年自然の家 」 としても 大きな痛手であることは 間違いないはずです。

なのに まるで人ごとでは ありませんか !!!

県からの打診があったときに 引き受けてれば このまんま存続されたはず。


まさに 「 恩を仇で返す 」 とは このことです!


子供たちが こんな貴重な体験を出来る施設は 他には ないです。

少なくとも 岡山県にはね。

近県からの利用者も多いと 館長さんは 言ってました。


お役所の方は なくして はじめて 自分たちのやった過ちに 気づくでしょう。







【 追記 】


「 国立吉備青少年自然の家 」 を 管轄する 「 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 」 は こんなもの。

ネットに こんなことが 書かれてました。 


事業仕分けで 子どもゆめ基金を交付している 「 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 」 は 事業仕分け質疑の中では 「 天下りは2人です 」 と答えていますが 実際は理事長1人 常勤理事4人の 役職員5人 全員が天下り。文部科学省(旧文部省)から4人 福岡県教育庁から1人。


そして その天下り役員たちの報酬は 理事長が年1800万円 4人の理事は年1300万円~1400万円です。
 
独立行政法人国立青少年教育振興機構の運営費118億円。そのうち人件費は46億円。



あー 「 太陽光システム 」 とか 言ってたのは これか!

61億が この 天下り団体に 行こうとしてたんだな。


「 エコ教育 」 と 天下り法人 ← ( 地方は 地方で やってくれと 理事長の言葉には ほんと 腹立ちます。 )


こんなんで 日本は 大丈夫?


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※ LUMIX DMC-FZ28 で 撮りました。

コメント (7)
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