民兵率いる「王」拘束＝警察と衝突で55人死亡―ウガンダ

ウガンダ警察によると、西部カセセで26日、治安部隊と武装勢力が衝突し、55人が死亡した。

　警察は27日、内陸部で一部が独立を目指す「ルウェンズルル王国」の宮殿に踏み込み、武装勢力の黒幕と見なす王国トップのムンベレ王を逮捕した。

　「ルウェンズルル王国」はウガンダとコンゴ（旧ザイール）にまたがる山岳民族の一団で、1962年に独立を宣言したことがある。ウガンダ軍を相手に戦闘を続け、82年に地方自治と引き換えに降伏した。

　警察報道官によると、ムンベレ王の「近衛兵」が手製の手投げ弾を巡回中の治安部隊に投げ、戦闘が始まった。警官14人と近衛兵を含む武装勢力41人が死亡した。武装勢力は、コンゴ領内も含む独立国家の創設を住民に説いて回っていた。

　ウガンダのムセベニ大統領は27日朝、ムンベレ王に電話し「近衛兵」解散を求めた。警察報道官は「従わなかったため、宮殿に突入した。王の安全のため連れ出すしかなかった」と説明している。　

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土俵際、稀勢の逆襲 白鵬破り 初Ｖに望み

横綱鶴竜はかど番の大関照ノ富士を危なげなく寄り切り、１０連勝で単独首位を守った。照ノ富士は３敗目。

　横綱白鵬は大関稀勢の里に寄り切られ、ともに８勝２敗となった。横綱日馬富士は関脇高安を外掛けで退けて１敗を維持。高安は６敗目。横綱昇進が厳しい豪栄道は、大関対決で琴奨菊を押し出して連敗を２で止め、７勝目を挙げた。琴奨菊は７敗目。関脇隠岐の海は負け越した。

　全勝の鶴竜に日馬富士と新入幕の石浦が１敗で続き、２敗は白鵬、稀勢の里、荒鷲の３人。十両は大砂嵐が１敗で首位。

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　優勝戦線に残っているとはいえ、星二つ分の劣勢。相手にもすでに土がついていて、この一番が今場所の優勝争いを左右するとまでは言えなかった。その雰囲気を稀勢の里が一変させた。白鵬との攻防のある熱戦を制し２敗を死守。場所前は豪栄道の陰に隠れがちだった大関は、ここへきて今場所一番の喝采を背に受け、「ありがたいですね」とつぶやいた。

　立ち合い直後に左からのおっつけで横綱を横向きにして攻め込んだが、しぶとく残された。互いに激しく突き合った後に左を差され、土俵際に押し込まれる。絶体絶命の窮地。左足一本で残した瞬間、不意に右上手が引け「うまく入った」と左も差した。差し手が抜けても、口を開けてあえぐ横綱の右腕に余力はない。おっつけをかいくぐってもう一度左を差し、両まわしを引く万全の体勢で寄り切った。

　綱とりに失敗し続けて迎えた今場所。今になって横綱相手に会心の相撲が取れたことの意味を考えていたのだろうか。土俵上で見せた気迫とは打って変わり、支度部屋ではいつになく柔らかな表情だった。存在感を放った一勝だったと水を向けられると、話題をそらすように「それ以上にやっぱり納得できる相撲を取ること」と言った。痛かったはずの前半の２敗にも「しっかり一日一日だと思いますけど」と後悔するそぶりを見せなかった。

　全勝の鶴竜との直接対決は早くも１１日目に組まれた。初優勝への道のりは依然として細く険しいが、１敗の日馬富士戦も残っている。

　自ら道を切り開き、両横綱に絞られつつある優勝争いへの興味をかき立てられるか。「やるべきことをやるだけ」。よどみなく話す横顔に決意が宿った。

男根増長素
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ミッキーが船上からメリークリスマス…ＴＤＳ

東京ディズニーリゾート（ＴＤＲ）でクリスマスのスペシャルイベントが始まった。開園１５周年の東京ディズニーシー（ＴＤＳ）は、メディテレーニアンハーバーで「カラー・オブ・クリスマス～ナイトタイム・ウィッシュ～」を開催。高さ約１５メートルの巨大なツリーが水上で色とりどりに輝き、夜空を彩る。東京ディズニーランド（ＴＤＬ）ではパレードの「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」でミッキーマウスたちを身近に感じることができる。

　暗闇の中、メディテレーニアンハーバー奥にそびえるプロメテウス火山から幾筋ものレーザー光線が発射される。夜空を指していたサーチライトの光が水上に降りると、光り輝く船が現れた。ＴＤＳの「カラー・オブ・クリスマス～ナイトタイム・ウィッシュ～」は、こうして幕を開ける。

　船の上からは、ハットとタキシード姿のミッキーが「メリークリスマス」とあいさつ。「みんなの願いをクリスマスツリーに届けて、みんなの『ウィッシュ』でツリーを光り輝かせよう」と声をかけると、ハーバーに点在する小さな８つのツリーが点灯し、中央にそびえる高さ約１５メートルのクリスマスツリーがまばゆい光を放って噴水を上げた。

　中央のツリーは、ある時はポップでカラフルに、またある時は氷のように青白く発色。ミッキーやミニーマウスが乗ったメインの船、そしてダッフィーとシェリーメイ、マックスとクラリスが乗った小さな船２隻がハーバーを回遊するので、基本的にはツリーを望める場所ならどこでもショーを楽しめる。また、１５周年記念グッズの「クリスタルコンパス」がツリーに連動して光り、ショーへの“参加感”を味わえる。

　フィナーレではミッキーが「いつまでも一緒にいようね」とミニーとキス。中央のツリーがクリスタルのように輝き、噴水とともにレーザー光線や色鮮やかな花火が打ち上がる。冷え込みは厳しいが、その分、空気も澄んでおり、イルミネーションがより鮮やかに感じられる。約１５分と短い公演時間に見どころが凝縮されている。

　ＴＤＬのパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」はミッキーとミニー、プルートが深紅の新コスチュームで登場。オリエンタルランドの横井香織広報マネジャーは「フロート（台車）が低くなって、ミッキーたちを見やすく、近くに感じられます」と見どころを明かした。来場者は事前に教わる手拍子や手ぶりで参加でき、フィナーレではフロートから雪が舞い上がる。

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東京円、３カ月半ぶり安値 不透明感後退、１０５円後半

　１０日午前の東京外国為替市場の円相場は、米大統領選を巡る過度な不透明感が後退し、比較的安全な資産とされる円が売られた。一時、１ドル＝１０５円９６銭前後となり、７月下旬以来、３カ月半ぶりの円安ドル高水準。

　午前１０時現在は、前日比２円３６銭円安ドル高の１ドル＝１０５円６８～６９銭。ユーロは６０銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１１５円４６～４７銭。

　前日の東京市場では一時、１０１円台まで円高ドル安が進んだが、米大統領選が決着し、投資家の過度な不安がひとまず払拭された。トランプ氏の政策運営への期待感から前日に米国市場で株高が進んだことも、円売りドル買いを後押しした。


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広島・黒田、引退会見で新井イジり「ＦＡ宣言するって言っていた」

今季限りで現役を引退した広島・黒田博樹投手（４１）が４日、広島市南区のマツダスタジアムで引退会見を開き、新井貴浩内野手（３９）について「ＦＡ宣言する」などと口にし、最後まで盟友をイジってた。

　２人は２０１５年に広島復帰した盟友。今季はともに名球会入りした。黒田は、新井について「さっき、このあとＦＡ宣言の会見をすると言っていたので、もしそうなら、僕もそちら側（記者席）で聞きたいと思います」と笑いを誘った。

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