漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く 2019.9.6

2019-09-06 | 本/演劇…など

9月6日金曜  NHKBSプレミアム 午前9時00分~ 午前10時52分 プレミアムカフェ
漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く
 ハイビジョン特集 漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く(初回放送:2008年)
 ピアニストであり詩人・作家でもあるV.アファナシエフは旧ソ連から西側に亡命した過去を持つ。自由を得たものの故郷を捨てたことへの辛さを抱え続けていた時に出会ったのが、日本の古典文学。「もののあはれ」が亡命経験と重なり、創作の源となったという。その精力的な活動の姿をパリ・モスクワ・京都に取材。

 
 実相院(京都 岩倉)

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〈来栖の独白 2019.9.6 Fri 〉
 朝、TVスイッチオンしたところ、シューマンのピアノ曲に引き込まれた。
 能「半蔀」(はじとみ)をアファナシエフ氏が鑑賞している場面もあり、益々引き込まれた。アファナシエフ氏と「夕顔」に共通して流れているものは、「孤独」である。
 私が能に惹かれてならないのも、音楽性(謡曲)もさることながら、実は能のもつ厳とした「孤独」だったのではないか、と気づかされた。


 半蔀(はしとみ/はじとみ)

   能之図 半蔀

あらすじ
 京都、北山の雲林院に住む僧が、ひと夏かけた安居(あんご)の修行[夏安居(げあんご)とも。九十日間籠もる座禅行]を全うする頃、毎日供えてきた花のために立花供養を行っていました。すると夕暮れ時に女がひとり現れ、一本の白い花を供えました。僧が、ひときわ美しく可憐なその花の名は何か、と尋ねると、女は夕顔の花であると告げるのでした。畳み掛けるように、僧が女の名を尋ねると、その女は、名乗らなくともそのうちにわかるだろう、私はこの花の陰からきた者であり、五条あたりに住んでいる、と言い残して、花の中に消えてしまいます。
 里の者から、光源氏と夕顔の君の恋物語を聞いた僧は、先刻の言葉を頼りに五条あたりを訪ねます。そこには、昔のままの佇まいで半蔀に夕顔が咲く寂しげな家がありました。僧が菩提を弔おうとすると、半蔀を上げて夕顔の霊が現れます。夕顔の霊は、光源氏との恋の思い出を語り、舞を舞うのでした。そして僧に重ねて弔いを頼み、夜が明けきらないうちにと半蔀の中へ戻っていきます。そのすべては、僧の夢のうちの出来事でした。

 ◎上記事は[the 能 com.]からの転載・引用です

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