豪の104歳科学者 オーストラリアでは安楽死が認められておらず、スイスで安楽死 2018/5/10

2018-05-12 | life / 死と隣合わせ / 高齢者

104歳のオーストラリア人科学者、自ら命を絶つため来月スイスへ
 AFP BB NEWS 2018年4月30日 23:30 発信地:シドニー/オーストラリア

  
   画像;豪パースにある自宅で写真撮影に応じた、デービッド・グドール氏(2018年4月30日入手)。(c)AFP PHOTO / Exit International
 【4月30日 AFP】オーストラリア最高齢となる科学者で、2年前に大学から退職勧告を受けて論争の的となったデービッド・グドール(David Goodall)氏(104)が来月初旬、自らの命を絶つためスイスへ向かう。これを受けて同国では、安楽死をめぐる議論が再燃している。
 安楽死支持者の話によると、グドール氏は不治の病を患っているわけではないものの、生活の質は低下しており、スイスのバーゼル(Basel)にある自殺ほう助機関で優先予約が認められたという。
 生態学者のグドール氏は今月迎えた誕生日に、豪ABCに対し「こんな年に達してしまい、残念でならない。私は幸せではない。死にたい。特別悲しくもない。悲しいのはそうさせて(死なせて)もらえない場合だ」と語っていた。
 さらに、「私が思うに、私のように年老いた者には、自殺のほう助を受ける権利も含めた完全なる市民権が付与されるべきだ」という持論を展開していた。
 自殺ほう助は大半の国で違法行為とみなされる。オーストラリアのビクトリア(Victoria)州では昨年、同国で初めて、安楽死の合法化法案が可決され、来年6月に施行されるとはいえ、対象となるのは健全な精神状態を持つ末期患者で、かつ余命6か月以内とされる場合に限られている。
 パース(Perth)にあるエディス・コーワン大学(Edith Cowan University)の名誉研究員であるグドール氏は2016年、大学側から退職を勧告された。この件は物議を醸し、国内外のメディアが報道。世界中の科学者らから抗議と同氏への支持が集まり、この勧告は取り下げられていた。(c)AFP

104歳豪科学者、自殺ほう助利用控え会見 「歓喜の歌」披露 スイス
 AFP BB NEWS 2018年5月10日 9:41 発信地:バーゼル/スイス
【5月10日 AFP】自殺ほう助の利用を求めスイスに移動したオーストラリア最高齢の科学者デービッド・グドール(David Goodall)氏(104)が9日、バーゼル(Basel)で記者会見を行い、ようやく命を絶つことができるのが楽しみだと話した。会見では同氏がベートーベン(Beethoven)の交響曲第9番(Ninth Symphony)「歓喜の歌(Ode to Joy)」をドイツ語で歌う一幕も見られた。
 グドール氏が自ら命を絶つのは10日の予定。(c)AFP

 ◎上記事は[AFP BB NEWS]からの転載・引用です
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豪の104歳科学者がスイスで安楽死 「第9」聴きながら
NHK NEWS WEB 2018/5月12日 8時01分
 体の衰えなどを理由に死を望んでいた104歳のオーストラリア人の科学者が、安楽死が合法化されているスイスに渡り、致死量の薬物を投与して死亡しました。
 科学者で、オーストラリアのエディスコーワン大学の名誉研究員でもあるデビッド・グドールさんは、重い病気を患っていたわけではありませんが、体の衰えによって生活の質が下がったとして、死を望むようになりました。
 しかし、オーストラリアでは安楽死が認められておらず、グドールさんは今月上旬、安楽死を含む自殺ほう助が一定の条件の下で合法化されているスイスの医療施設に移りました。
 グドールさんは、この施設で「私の人生は、去年ごろからよくなかった。それを終わらせることはとてもうれしい」と話し、好物のフィッシュ・アンド・チップスとチーズケーキを食べたあと、10日、ベートーベンの「第9」が流される中、致死量の麻酔薬を投与して息を引き取ったということです。
 オーストラリアでは、来年6月からビクトリア州で安楽死が認められ、グドールさんが住んでいた西オーストラリア州でも安楽死の合法化が検討されています。
 ただ、クドールさんの安楽死は、オーストラリアの医師会の会長が「高齢であることだけを理由に命を絶つことは、危険な前例になる。よりよい緩和ケアを目指すべきだ」と述べて懸念を表明するなど、論議を呼んでいます。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2018.5.12 Sat〉
 難題。「信・望・愛」を勧めるキリスト教の視点からは、許容されないか・・・。
 私の母は、転倒が元で寝たきりとなった。胃瘻施術後は、意識レベルも下がった。5年間、会話は成立しなかった。それでも、神の目には、意味のある「生」だったはずだ。
 私の人生、どうなるのか・・・。
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◇ スイスの安楽死~その瞬間への立ち会いを報告 ■死ぬための旅行、安楽死が合法の国 その条件と尽きない議論 

  

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◇ かのアウグストゥスでさえ願った「安楽死」 望みますか 2016.11.20
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◇ 人類が初めて遭遇する「寝たきり100歳社会」の悪夢 後編〈医学の勝利が国家を亡ぼす 第5回〉 
◇ 人類が初めて遭遇する「寝たきり100歳社会」の悪夢 前編〈医学の勝利が国家を亡ぼす 第4回〉 
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