遥か彼方のひとり言

いろいろな出来事、出会いなど、少しずつ、気楽につづります。
空を見上げながら、彼方の日々に想いを…

伸び代

2011-01-13 23:59:43 | 日記
辞書によると「能力を出しきってはいず、まだ成長できる余地があること」の意とありました。

実は、今日、残業をしていると、ふと同僚の一人が仕事で出会った人との会話で、すごく胸が熱くなった記憶があるという話から出てきた言葉が「伸び代」でした。

他人の批判や、自分が出来ないことを人のせいにしていては、その人の伸び代はないようなものだと、一つ一つの出来事の中から、自らを振り返り、改善する点に気づけば改め、良くないところはなくし、他人(ひと)のことはいいから、自分は自分できちんと考えられるようでないと成長できないものだと…こんな感じの話だったような気がします。

微妙に言葉のニュアンスが違っているかもしれませんが…、
だいたいこんな感じだったと思います。

確かに、本当に仕事が出来る人というのは、意見は言っても、批判や愚痴は言わないような気がします。

私は自分に自信がなく、言いたいことも言えないまま悶々としているような気がします。
表裏の使い分けも出来なくて、いい歳だけど大人とは言えないのかもしれません。
「ウソはつかない方がいいけど、大人の世界には駆け引きが必要」だと、母が言ってたような…
使い分けではなく、駆け引きが出来ないのが私なんだなぁ~って、今さらながら…とほほ。

愚痴っぽい私に対して、母がいつも言っていた言葉が…
「他人は他人、自分は自分。人間、100%の人は1人もおらんとやっけん、職場にしてもご近所にしても家族にしても、その人の良いところば見て付き合えばよかとさ。悪かところば見だしたら(言いだしたら)きりんなかし、自分だって100%じゃなかとやっけん、人に我慢してもらいよることも多かとよ。みんなお互い様やし、おかげ様さ。」
う~ん、こんな感じだったかな?

「口より手を動かせ、頭を使いたくなかったら身体を使って仕事しろ。」
これは父の口癖。

父にも母にも、自分なりの哲学があるんですよね。

祖父や祖母も、事あるごとに、仕事や勉強に対する考え方を話してくれていたような気がします。

さてさて、私の「伸び代」ってどれくらいだろう?