命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

野辺のカナン


昨日、都会に外出して


出会えれば購入したいと思い続けていたドリアン助川さんの「水辺のブッダ」購入できました


現在、すぎもと鍼灸院の小野先生に


題名も私の作家名「かなん」と一字違いで、

しかも内容も人の心に寄り添うものを作るという共通項もあるからと

「アナン」という小説を薦めていただき


現在購読中だから・・「水辺のブッダ」は、それを読み終わってからの購読となるのですが




とりあえず・・帯を読んで






本文を読む前から・・こんな言葉が浮かんできました


「私も、つちびと達と一緒に、たぶん片隅で生きてきた。

そして、生きてく。


幸も不幸も、大切なことを伝える為に、わたしの人生に必要なことだったのだと、今は思う」





本当につくづく思うのです



最近時々過去のブログを読み返して


とことんどん底だったなと思う日々に綴った文章を読み

ますます・・そう思う



たとえば2015年9月16日のブログには・・こんなことを綴っていた


「ふと・・このブログを書き始めるまでのことを思い出す



家を飛び出す羽目になり


今にも壊れそうな傾いた長屋で暮らし始めた頃



一緒に逃げた老犬は痴呆になり

ひっきりなしに鳴き、近所の方に迷惑になるからと


1平方メートルもない玄関先で・・一晩中その仔と眠った





当時・・私は54歳で・・定職もなく


つちびとを作ることで・・何とか食い扶持を稼ごうとしていた


猫たちも5匹いた


手持ちのお金は・・どんどんなくなっていった


1000円出ていくことも・・身を切られるようだった



そこに・・もどろう



犬を送り・・ショコラという猫を送った


その・・真っ暗闇に・・もどろう



そこに・・もどったら


いまの・・辛さなんて・・迷いなんて


どうってことはない



かつて、暗闇だったからこそ・・感じた微かな光


いま、普通におてんとうさまの中で生きているからこそ・・

感じられなくなっていたかもしれない今の光



こんな私でも・・もし・・必要としてくれる人がいてくれるなら

つちびとを作って・・届けよう


それで・・いい

それだけで・・・いい




きっと・・人生は・・シンプルにしたいと思えばシンプルになる


自分で・・自分を痛めつけるのは・・・やめよう」




当時の私は・・水辺ではなく


たぶん・・・野辺に住むカナンだった







11月のつちびと展の会場風景は

こちらから


 ★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
  
こちらから





***






symbol3人気ブログランキングに参加していますsymbol3
 
ポチっとフレ~フレ~の応援
して頂けるとうれしいです(*^-^*)

animal2





ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

ねこばぁば
おはようございます
みんな、誰もが
どこかの片隅の住人で
宝物を護るために
手を繋いだとき
どこかの片隅は
ヒカリが射す大地となる

そして、どこかの片隅も
大地の一部なんだなぁ
と、ふと思いました
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事