東京の個展が終わって・・大阪に戻って
なんとか、やっと新たなつちびとに取りかかった
地道に作業を進めて
少女がまず形になり
相棒の猫も、ほぼなんとかなりそうだと思い
少女の方の白化粧を塗ろうとして
手が滑って、少女を倒して割ってしまった
首から上の姿の無くなったつちびとを見て
落ち込んだ
この何日かの時間と苦しみの結晶が、無となった
でも・・つちびとはそういう存在なのだ
個展に並んでいるつちびと達は、あそこに辿りつくまで
いくつもの難関を潜り抜けてあそこに辿りついているのだと
あらためて思った
本焼きを終えるまで、つちびとは・・儚くもろい
ちょっとしたことで壊れてしまうもの
途切れることのない集中力で、作業を続け
それでも、最後の窯の中で思うように焼きあがらないこともある
成形が無事終わったからといっても、その後もいくつものハードルを越えないと個展に並べれるとは限らない
そんなふうだから、たまらなくつちびとを作ることは苦しいが・・・
そのぶん余計・・彼らが愛おしい
生きるということもそうなのだと思う
命も壊れものだ
でも・・何とか踏みとどまって生き続けていることの
なんと愛おしいことか
★★★
斎理屋敷開館30周年
可南つちびと展 ―この世界の愛しかた―
6月5日(火)~24日(日)
休館日 月曜日
蔵の郷土館 齋理屋敷 宮城県伊具郡丸森町字町西25
0224-72-6636
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