命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

陶板のカタチの意味

新作の陶板のカタチは・・蓮の花びらの形にしようとだいぶ前から決めていた

 

仏教では 仏を供養するために花を散らすという

そのことを散華(さんげ)というらしいが、花を散らす行為だけではなく

花を模して作ったそのものを散華(さんげ)と言ったり華葩けは)とも言うらしい

 

おバカな私はつちびとを作ることで・・これまで知らなかったことを時々知る

 

 

さらに調べていくと

『散華』とは花を散らす意味から転じて、死亡すること、

特に若くして戦死する事の 婉曲表現としても使われることもあるらしい

 

 

最近の私は・・非戦の花を作ったり防空頭巾の子を作ったりしているから

偶然の結果だったけれど

散華のカタチにしてよかったなあと思う

 

ただ・・どんな時でも命は決して花と散ってはいけないと思うし

再びそんな時代にしてはならないと思う

 

 

 

今日も・・光は射さず寒い日だったけど

それでも更に女の子の表情を整え

いろんな方向から写真を撮った

 

 

 

 

最近の私は・・つちびとを作る時も

陶板を作る時でさえ

無力の中で祈っているのだなあと思う

 

★ぎゃらりいホンダでの春のつちびと展の日程が決まりました!

3月11日(土)~3月24日(金)まで

13日と20日の月曜日は休廊となります

 

タイトル 可南つちびと展 『花を摘んで、永遠を探して』(仮題)

ぎゃらりいホンダ 堺市中区深井沢町3134 TEL072-278-3381

 

 

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つちびと達の詳細は

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可南  kanansgallery@infoseek.jp


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