人間の無力さを想う
今回、自分の地域は、たまたま大丈夫だったけれど
台風が関西を離れても、台風の様子がずっと気になった
娘が・・そんな情報ばかり追いかけていたら、心が不安定になるでしょうと言われた
わかっている・・わかってはいるのだが
気になって・・しょうがない
痛くてしょうがない
これまでに 個展でお会いした方々は大丈夫だろうか
ブログの向こう側で、私のつたない言葉を読み続けてくださっている方々は
大丈夫だろうか
川辺近くの動物たちは・・命たちは・・・大丈夫だろうか
考えても仕方のないことを考え続ける
そして・・それが私なのだとも思う
こんな時・・作ることはなんの力も持たない
個展の準備をしながら・・・そんな無力感に襲われる
ふと・・ＤＭに添えた言葉が蘇った
「願えばかなうとは、もう思えない
だからこそ 手をあわせてしまうのだろう
飢えることなく、
傷つけられることなく、
誰も捨てられない世界――
大切な命を見送った後・・・
そんな途方もない願いが、ふいに 降りてきた」
わたしは・・
やっぱり・・ただ・・手を合わせ
命の無事を祈るしかないのだろう
個展準備の作業を続けながらも
願い続けるしかないのだろう
くりかえし・・
くりかえし、くりかえし・・・
この天使たちの名前が・・「不条理の天使」だったことを想う
そして・・最後に成形を終えたつちびとのタイトルを
「祈りにも似て」にしたことを想う
誰かの大切なものが大切なまま・・手の中に居てくれることを
切に願う
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可南つちびと展 「祈りにも似て」
会期：2019年11月12日（火）～11月23日（土祝）
開場時間 11時～19時 （日曜と祝日は11時～17時 月曜は休み)
今回は最終日が１１月２３日土曜日となっておりますので、ご注意ください
場所：ワイアートギャラリー 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380 info@yart-gallery.co.jp
個展のＤＭ送付をご希望の方は
kanansgallery@infoseek.jpまで、住所氏名お書きの上お知らせください。。
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前回のつちびと展の会場風景は
こちらから
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
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