帰ってきました～(笑)
あらためて 仕切りなおして更新です。
実は先日おでかけして 伊丹のクロスロードカフェで遅めのランチを食べて
旧岡田家住宅・酒蔵で開かれている
黒田武志さんの『ナマエのないカタチ』を 見てきました。
ひょんな流れで 伊丹美術館に行くはずだったのを取り止めて
そちらに変更することになったのだけど・・・
あまりの私の大好きな世界に興奮しながらも
見ていくうちに・・・
この作品・・・みたことある・・・・
私の中にある点滅信号が しきりににチカチカして・・・
おぼろげな記憶を、必死で呼び戻す
私は好きなもののストライクゾーンが 非情に狭く・・・
でも好きだと思ったら・・・とことん好きで
壊れかけのもの、朽ちかけたもの、錆びて腐食していくもの・・・
なぜそれらに惹かれるのか分からないけれど・・・もう、本能のようなもので・・・
(何年も前、娘の舞台の横に置いたつちびと達）
黒田さんの世界は まさに 私の好きな世界の直球ど真ん中
だからこそ・・忘れるはずはなかった
以前 阪急三番街のウインドーギャラリーで つちびとの展示をして以来
梅田に行った時は 時々そこを見るようになったのだけれど
めったに好きな作品たちに出会うことはなかったが
・・・たぶん川西能勢口にに出かける途中に
偶然・・・見たウインドーギャラリーに 黒田さんのそれはあった
作家の名前は覚えていなかったけど・・・作品たちは すごく気になって
帰りもわざわざそこを通って しばらく その場を離れられなかったことを思い出した
だから、伊丹での再会も 友人と二人 興奮して、ワクワクして
その世界にどっぷりと 再び巡り会わしてもらった偶然に 感謝し
今日は ほんと楽しかったねと 友人と別れた
でもね・・・
一夜明けると・・・
作家の業と言う奴だろうか・・・
ただの観客のように 出会いの喜びだけに浸っていれない私が目を覚ます
才能や経歴のすごさは比べれるレベルではないことは 嫌でもわかる
でも、自分にその能力のないことが辛い
黒田さんの素晴らしい世界観、そのセンスやあらゆるものが あまりに美しくて・・・
でも、物を作るものとして・・・自分に それがないのが 情けない
なまじ、その素晴らしさが分かる力ぐらいはあるだけに・・・
ギリギリ・・・歯軋りをする
がんばろう・・・
力の無さを思い知る事は いいことだ
精神的には かなりのダメージだが・・・
それでも・・・歯が欠けるまで歯軋りしてても
がんばるしかないよね・・・
うん・・・それしかない
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