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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

乗馬大会にポニーのジョニーとエキシビション(?)参加

2012-12-27 17:06:40 | 馬が好き
きょうは美浦乗馬苑の、年末恒例の乗馬大会である。

(↑カシマストロング)
小学生から大学生まで、約四十人が参加。
ジムカーナ、クロス障害、80cm障害、100cm障害で、日ごろの練習の成果を競った。

(↑ホワイトウォーリアー)
(※あ、今日のところは、写真と本文にはあまり関係がありません。)
私はといえば、ふだんマジメに練習してないので、参加せず。
ただ、なんにもしないのもつまんないので、ここのところ熱心に練習している、ミニチュアポニーのジョニーと一緒に、クロス障害にオープン参加(順位に関係ないエントリー←当たり前だ…)することにした。
10分で準備はできるんで、10時からのクロス障害のメンバーが練習を始めたころに、放牧場からジョニーをつれてくる。
競技開始前の試走がはじまったころ、準備馬場で速歩を始める。左右の手前で3分ずつくらいやれば、OK。

(↑ニアフュージョン)
それにしても、きょうは寒い。きのうほど風がないのは幸いだけど。
馬場もさすがに朝凍ってて、いま踏んでもボコボコして硬い。ちょっと馬にかわいそうかなと思い、デコボコのとこ避けるように注意して運動する。
置いてある3つの練習障害のうち、いちばん邪魔にならなさそうなとこへ行って、横木2,3回跨がしたら、さっそくクロスへ。
ちょっと高くて飛べそうにないんで、片側を落として右肩上がりの斜めバーにして飛ぶ。(このほうが引く私がラク?)
軽々飛んだので、20センチくらい下げたクロスにする。すごい勢いで飛ぶ。
調子出てきたので、競技の進行を見ながら、オーバーワークに(馬が?人が?)なんないように、常歩の合間にたまに飛ぶことにする。
とにかく、ポニーの障害は、馬がフレッシュなことが大事、飽きたらダメ。
すごく調子よく、障害に向かってく感があるので、最後クロスを10センチあげて飛ばす。上出来だ。

(↑フラワータキシード)
本出場の7人が終わったところで、私の出番。
実は、朝、セッティングされてる障害を見たら、えらく高いのがいくつかあったので、事前に交渉して、少し下げてもらう。
(50cmクロスは、はっきり言って飛べないので、40cmにそろえてもらった。)
審判台に敬礼したら、スタートラインに向かう。あ、もちろん私のカッコは上らん、白ネクタイ、白キュロットである。迷ったけどヘルメットも着用した。プロテクターは邪魔なだけなので着ない。革長靴は走りにくいと思ったので、ジョッパーブーツにチャップス巻いてく、以前の乗り姿。
スタートが遠いんだ。スタートだけぢゃなくて、全コースが長い。馬場をいっぱいにつかった回転するコースなんで、ショートカットの余地があまりない。経路図みたとき、先週の競技会との違いに、私に対するイジメかと思ったくらい。
さあ、ようやくスタンド前のスタートにたどりつき、いちばん低そうな1番を飛越。これは予想どおり楽勝。
左90度回転のラインなんだけど、当然私は45度くらいの近道をしてって、ただ障害に対してだけは真っ直ぐ入るように直前でライン調整して、審判台前の2番を飛越。

(↑ナモンゼウス)
3番が遠い、奥まで行ってぐるっと左135度まわるような位置なんだけど、私は2番のあと真横に左に走る、低い3番を飛越。
次は右に225度回転だ、でもポニーなんで、飛んだあとすぐ右に曲がるけど。
引き馬だと右回転は手で馬を押してかなきゃいけないんで、大変。
慎重に回転したら、4番に突進、飛越。つぎは真っ直ぐ前方に5番、これは高かったのを下げてもらってるんで、高さ的には大丈夫。
このライン、何歩なんだろうなとは思うけど、ポニーなんで数えることなく、勢いのまま飛越。

(↑ナモンゼウス)
つぎ遠いよ、ほんとは蹄跡上を隅角まで走ってくようなラインなんだけど、そんなことするわけもなく最短距離を目指す。
そろそろ私の足が上がんなくなってきた。「あれだぞ!」ムチをもった右手で前方の目標を指し示してジョニーに声をかけると、加速するし、こいつ。
右に急回転して進入角度を整える。そろそろやばいかなと思ったが、ジョニーは元気いっぱい、次なる獲物を探してる状態、向かってって6番を飛越。

(↑フラワータキシード)
つぎの7番へは、いちど通り過ぎて馬場の奥まで行って左270度回転するのが本来の筋なんだけど、私とジョニーは6番飛んだら即左へ、逆に右回転して7番に入る。(経路図見ながら、こんなとこバカ正直に行ったら死んぢゃうなと思ったとこ。)
やばい、疲れてきた、しかしジョニーは元気だ。
完全に競技を楽しんでる。課せられた障害を飛ぶことに喜びを感じて、軽い興奮状態にある。こうなってくると障害は楽しい。7番を飛越。

(↑カシマストロング)
ラスト、右に角度振ってあって8番へ。
外から見てたら、すぐ曲がるようなイメージだったんだけど、全然ちがった。ふつうに行ったら、4歩くらい真っ直ぐ行ってから、右へ舵切って2歩くらいで障害になる感じ。
こりゃ乗ってたら難関だなと思う。こっちはポニーなんで、そのへんの微調整はすぐ直せる。
きょうのジョニーは飛ぶ、とにかく障害に真っ直ぐ向いて、目標を定めさせてやれば飛ぶ。どうやら目の前真っ直ぐに8番が位置した。あとは私が遅れないで走ればいいだけ。

(↑エアサンタムール)
飛越。ノーミスだ、逃避・拒止なしで飛びきったぁ。
最後は私が足にバーひっかけないか心配なくらいだったけど、ジョニーは勇気をもって敢然と障害に向かってって飛んだ。障害前で加速するんだもんな、完全にヤル気に満ち満ちてる。
ゴールラインを駆け抜けるまでが競技なので、陸上のゴールみたいに、私は胸でゴールを切りに行ってみたんだけど、そしたら足がついてかなくて、通り過ぎたとこで、ばたっとヒザついちゃった。
ジョニーは私より先に行ってて、振り返ってこっち見てるし。立ち上がって、寄ってって、誉めてやる。えらいぞ、ジョニー、これで終わりだ。
すぐに退場。「おつかれさまでした!」って中学生に言われちゃったよ。そりゃあ疲れるんだぜ、馬場走るのって。
実は先週金曜日の朝に、ジョニーと経路(今日のと違うけど)まわる予行演習したら、ふだん使ってない筋肉を伸ばしたかなにかで、右の尻を痛くして、週末ずっと跛行してた。あしたもきっとどこか痛くなるに違いない。
馬場の外へ出て、うれしかったので、ジョニーと記念撮影した。

こういうとき、誰が見てもわかるくらい、馬って自信に満ちあふれた表情をしている。

(↑エアサンタムール)
コメント
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