さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

計量と網がえ

2011-09-15 15:48:40 | 魚類生産


小網代のクロダイ。

今日は、これからの出荷準備と網がえをしています。




まずは網を狭めて魚を集めます。
(写真はその後の網替えに備えて新しい網を設置しているところ。)




風袋(バケツと海水の重さ)を量ったバケツにクロダイを入れて、




重さをはかります。




そして、各出荷先の量に合わせて計算し、それぞれの網に入れていきます。


と、同時に網がえです。




まずは網を半分の幅にたぐって、




新しい網におもりをつけて、




半分の大きさに広げます。




真ん中で古い網と新しい網を針金で縫って、




そこを沈めて魚を移動させます。


マダイの場合は、この移動がとってもスムーズですが、
クロダイは慎重なのか習性なのか、古い網の下に集まってしまうので、
移動までにちょっと時間がかかります。

とはいえ、狭くなれば順次、新しい網へと移っていきます。




クロダイの移動と共に古い網を引き上げて、




針金とおもりを外します。


この後、古い網を丸めて終了。




魚たちは新しい網で、
出荷のためにだいぶ密度も低くなり、
ゆったりと泳いでいます。





この残暑で、スタッフはお疲れ気味です。

ラストスパートで毎週末、放流イベントもあるので。。。

しかしそれもあと半月!

事故なく終われるよう、がんばります。
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