さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの計量

2013-08-01 13:55:01 | その他
明日は1ラウンド目のマダイの一斉放流です。

それに備えて、今日は生簀1面当たりの個体数を計る、
計量を行いました。

※事前にサンプルとして100尾の質重量を量り、
その平均から1尾当たりの重さは10gと算出しました。

作業手順としては、



1面の半分の網を引き上げ、




魚を集めます。




風袋として海水の重量を量り、




魚を網ですくって、




全体の重量を量ります。

全体-風袋=魚の重量

そこから、1尾当たり10gとして個体数を算出します。




量った稚魚は、隣に張った生簀網に入れていきます。




その作業を繰り返し行い、集めた分(1面の半分)
を量り終わったら終了。

マダイは酸欠にとても弱いので、なるべくダメージを少なく、
ということで半分で終了となりました。

算出された個体数は、半面で5万尾強。

1面だと10万尾以上は確実です。




稚魚ながら、圧巻の量。

明日は東京湾に35万尾を放流予定です。
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