永井移籍

永井選手が清水へ移籍となってしまった。

彼の特徴は「ここ一番」の試合での「勝負強さ」。

これは、永井選手が、
他の選手には真似ることが出来ない「運」も持っているからかな。

チームには欠かせない選手と思っていた。

古くは、99年U-20ワールドユース決勝進出に繋がるゴール。
03年日本代表アウェイ韓国戦でのゴール。
06年、リーグ優勝へ絶対に負けられない状況下で、
優勝へと流れを変えたアウェイG大阪戦のゴール。
07年元旦、天皇杯の決勝ゴール。
07年、ACLでのゴール。

永井の「ここ一番」での強さはこれらのゴールで立証済み。

華麗なドリブル。

Ｊデビュー戦、18歳の新人はドリブルで相手DFをキリキリ舞いさせ、
全盛期の井原（当時横浜）に尻餅をつかせた。
東京V戦での自陣、都築のパスを受けてからのドリブル7人ゴボウ抜きゴール。
鹿島戦、曽ヶ端をかわしてのゴール。

何れもが印象深い。

岡野は永井がドリブルを始めると、
「テレッテ、テッテ」とリズムを取り始め、
「さぁ、始まったぞ」と楽しんでいたそうだ。

「残留」を願っていたが、叶わなかった。

正月、買い物に行った「スポーツオーソリティー」では、
永井のACL仕様ユニを半額で売っていた。

「買おうかな」とも一瞬思ったが、財布の中身と相談してやめた。

記念に買っておくべきだったかな。

「移籍」は、プロの選手として必ず付いて回る事象。
選手寿命の短いサッカー選手としては、やむを得ない選択だよね。

選択が「間違っていなかった。」といえるよう、
清水では思う存分に力を発揮して欲しいな。

そして、サイスタでは、大ブーイングで迎えてやりたいね。

そうそう、これだけは言っておきたい。

試合中、失敗があっても、
プレーをあきらめて立ち止まって、
ピッチ上で「アーッ」と天を仰ぐのだけはヤメテ欲しい。
最悪な姿だよ。

清水で輝け、頑張れ永井！

けれど、優勝はレッズだせ！