金色のナマズ                   

金色のナマズ                   2008.11.8. 金森正臣

 カンボジアのレストランには、よく水槽が作られている。あるレストランで食事中にトイレに立った。普段通らない階段下の水槽に、金色の変な魚がいる。よくよくのぞいてみると、なんとナマズの白化突然変異らしい。証拠には立派な口髭を持っているし、口の形もナマズ。カンボジア人は、金色が好きある。金色のナマズは、突然変異であると思われるのにもかかわらず数匹いたので、既に相当繁殖されていると思われる。

 日本でもニジマスの突然変異の白化個体が、60年ぐらい前に見つかり、繁殖もできるようになって相当普及している。でもあまり食用としては飼われていない。自家用の食用の群れの中に数匹入れて、楽しんでいる程度である。

 日本で以前に子どもたちと川で遊んでいた時、ナマズの稚魚がたくさんとれ、2-3の白化個体がいたことを覚えている。カンボジアでは日本よりナマズの種類も量も多いので、白化個体が出る確率も高いのであろう。
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