日本留学の効果

皆様

ご無沙汰いたしております。

努めているNIEで、今回サイエンスフェアーが行われました。学生の教材研究の発表会です。日本からの帰国組は、すばらしい影響を与えています。
先週は忙しすぎて週末は、風邪をひきかなり疲れました。

愛知教育大学に留学していた生物のチャンセンの学生は、普段からよく学校に来ますし、よく研究をします。3種類の肥料を使った比較実験では、それぞれ11例を準備し、アクシデントのあるデーターを省く準備もしていました。しかしアクシデント無し(技術が良くなるまで訓練している)。
またランでは、長期間の成長を調べたグループもあり、野生のランの状況をあわせて調べたグループありと多様ですし、それぞれレベルが高く、外国の大学の先生たちから高い評価を受けています。同じように高い評価を受けたのは、岡山大学教育学部の化学に留学していたセングの牛フンを使ったメタンガス採集と時間的変化でした。
留学組は、確実に指導方法が変わっており、学生が楽しそうです。市橋流(愛知教育大学生物)、喜多流(岡山大学化学)で思わず笑ってしまうところがあります。よく見て学習してきています。卒業する学生たちも、それぞれの先生の影響を受けています。カンボジアで、理論には表れない日本の指導法が普及しつつあります。

お世話いただいている皆さん。本当にありがとうございます。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
気になりますねぇー (愛教大 市橋)
2008-07-09 19:43:51
思わず笑ってしまうところとは? 大変きになります。
自分の受けてきた教育をそのままチャンセンにも行ったように思います。
大筋が決まれば、あとは自分で考えて行うようにしていました。聞かれれば教えましたが、聞かなければ教えませんでした。
日本人学生の場合、友達とか院生とかに聞いてしまい、それで済ませてしまう場合が多いのですが、留学生の場合はそれが出来ません。それが返ってきちんとおしえることが出来たように思います。
 
 
 
笑ってしまう点 (金森正臣)
2008-07-18 13:08:23
決して悪い意味ではありません。学生をどのように活動的にさせるかです。時間が長くなって疲れてくると、お茶を出したり、お菓子を出したり。学生はおしゃべりしながら、また楽しく続けます。こんなことは、カンボジアでは考えられない事でした。
他にも学生が困っているときに声をかけるタイミングなど、それぞれの先生の個性が出ていて思わず笑ってしまいます。
 
 
 
Unknown (愛教大 市橋)
2008-07-19 10:51:57
チャンセンは表彰された? のが よっぽどうれしかったようで、報告してきました。私も本当にうれしいです。
キムさんが、最近かなり修論実験について理解が深まってきたようで、実験のことで色々質問してきます。それは大変好ましいのですが、上手くこちらの意図が説明できているかどうか、若干不安もあります。
 
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