水難事故

水難事故

 

最近の報道で、水難事故が多い。

川でも海であっても、事故の多い原因に成長の過程での経験不足がある。

我々の子ども時代でも水難事故はあったが、報道を見ていて基本的体験が不足している。

 

水の中に入ると、底の小石を踏んだ時に、明らかに陸上とは異なった感覚がある。石と石が踏んだ力でズレル感覚は、危険を察知する最初の違和感だ。これと水の流れの速さによって、足がすくわれる。これは海における波でも同じ感覚がある。これによって危険を察知し、次の態勢の準備をする。浮かんで次の行動に出るか、踏ん張ることが出来るのか。

この様な行動は、経験によってしか獲得できない。

 

ITの教育はいくら行っても、知識は増えるが体験にはならない。この様な成長期における体験の積み重ねが、自分の身を守る。疲労や熱中症に対する感覚も、同じように体験によって防ぐすべが獲得される。

 

今後の子どもたちの成長には、重要な事項として単純な体験があるのではないであろうか。

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