かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

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この時期のこむら返り (中上)

2018年12月27日 | 健康一般
寒くなると来院する患者さんや往診の患者さんの訴えとして、こむら返りを起こす方が増えてます。


東洋医学で説明をすると、血液や血液の働き・血液によって運ばれる栄養分のことを総称して「血(けつ)」と呼びます。そして、こむら返りの原因はこの血が不足している状態=「血虚(けっきょ)」にあると考えられています。


血液は飲食で摂取した栄養を全身に運んで、人間の健康な生命活動をサポートしています。


そしてそれが体じゅうに行きわたらなくなると血液と栄養不足のサインとして、さまざまな不調を発症します。


こむら返りは「体に血液(栄養)が不足していますよ」という体のサインのひとつなのです。



つまり、こむら返りが生じる原因は、血液不足・血流の滞り・それらに伴う栄養不足にあるということです。


また五行に配当するこの季節は「冬」です(五季:春 夏 土用 秋 冬)


そして五邪でいうと「寒」にあたります(五邪:風 暑 湿 燥 寒)


つまり冬の寒い季節に「寒邪」に体が侵されると血液が十分に体に行き届かず、体じゅうの栄養も十分に行きわたりにくくなります。


そうなると下肢の筋肉の血液が行き届かず、こむら返りがこの時期に多くなるのも当然だと言えます。


特に夜中から朝方にかけて、こむら返りがよく起きるのも、人間は夜寝ている時、血液は主に臓腑や脳に多く流れ、筋(骨格筋)にはあまり血液が流れていません。


いわゆる骨格筋の休息状態です。


それで夜中から明け方にかけて多く起こるのも納得です。


加齢によって血液を作る機能が衰えたり、(腎虚による先天の気の不足)、過剰なダイエット・月経で血液不足になったり、妊娠中に赤ちゃんに血液・栄養を届けるために自分の分が不足してしまったり……これらも全てこむら返りの原因となりえます。


予防としては十分な睡眠をとり、なるべく腰から下肢を冷やさないことです。


養生法は言うのはたやすいですが、実行するとなるとなかな難しいですからね。。。


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