泣きながら

朝、私の目が覚めると同時にkanaが寝ながら泣き始めた。何か悲しい夢を見ているのか。
kanaをそのままにして階段を降りて出勤の準備をしていると、コトコト音を立ててkanaも降りてきた。泣いている。抱っこして抱きしめる。話しかけても答えない。
以前も同じようなことがあったが、その時は私が家を出て帰らなくなってしまったようだ。今回もそんな感じの夢か。

それからしばらくkanaを連れまわして朝の準備にとりかかる。朝から２０kgの負荷はつらい。

0540。いつもより電車を１本遅らせていよいよ出勤。
玄関の反対側にある道路側の出窓で待ち、私にバイバイをしたらお母さんのところに戻るように伝えてハイタッチ。

玄関を出て家の裏側に行き、出窓を覗くと、kanaが待っていた。
口をパクパクさせながら「バイバイ！」と何度も言っているうちに、泣き始めて顔がぐしゃぐしゃになった。
私も手を振りながら「バイバイ、またね」と口パクをする。
朝から胸が痛い。きちんとお母さんのところに戻れたかな？

写真はおとといの夕方、手賀沼に行った時のもの。つまり、本文とは一切関係ない。