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クォンサンウ氏「悲しき恋歌」から見る劇中音楽の権利。韓国コンテンツ(8)

2007-01-10 11:49:27 | 韓国ドラマ
映像権利の他に書籍化しての出版権・グッズ等を制作し販売する権利・などと同等に代表される権利としてオリジナル・サウンド・トラック=O・S・T(劇中の音楽)の販売権などがある。
クォンサンウ氏「悲しき恋歌」のO・S・Tは現在でも隠れたドラマのOSTとして人気がある。

当時ユンゴンが制作した「悲しき恋歌」のサウンドトラック、ソン・スンホン、クォン・サンウ、キム・ ヒソン、ヨン・ジョンフンらが歌ったサウンドトラック、ドラマ挿入歌が収録されたサウンドトラックの計3枚のアルバムは日本に10億ウォン(1億円)で販売された。

版権やサウンドトラックが他のアジアの国にも販売され、収益は雪ダルマ式に増える事となる。(OSTもファンにとっては一つの楽しみ)

これまで日本で放送された韓国ドラマは、契約、翻訳作業などに時間がかかるため、韓国放送から通常1年以上の期間を設けていたが、当時クォンサンウ氏「悲しき恋歌」は韓国放送からわずか1カ月後の、異例のスピード放送となった。



クォンサンウ氏が写ったカレンダーも前日お伝えしたように、日本から10億ウォン(1億円)で購入のオファーを受け、プロモーションビデオのメイキングブックは4億ウォン(4000万円)で販売されて好評を得た。
TVドラマと連動するように関連出版物の売り上げも伸び、フジTVはクォンサンウ氏の日本での人気を不動のものとしたが・・サンウ側の人気上昇による法外なギャティの値上げ要請に根をあげその後フジTVはサンウ氏から手を引いた・・。

フジTVは2007年、サンウ氏のこの件を教訓に、ソン・スンホン氏で新たな攻勢を賭けることになる。