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新宿でイ・ジュンギ出演2作品が激突! 韓国ではイ・ビョンホン氏「夏物語」の劇場規模縮小。

2006-12-10 01:57:38 | 韓国映画
9日新宿でイ・ジュンギ出演作品が激突した。旧新宿文化シネマ同ビルで新宿ガーデンシネマでは「王の男」シネマート新宿では「フライ・ダディ」がそれぞれ別配給会社のもと公開された。
今回の2作品の成績次第でイ・ジュンギの日本での人気が確立される事もあり、今後の興行成績に注目が集まる。

角川ヘラルド配給の「王の男」は、角川ヘラルドが業務提携している韓国の最大手の映画会社CJから譲り受けた作品であるが、日本に受け入れられれば韓国映画の買い付けという形と違った新たな公開方法が模索出来る可能性がある作品なのだ。

譲り受けた作品というのは、本作品は、買い付けたという形の作品ではなく、角川ヘラルドに対してCJが「王の男」を貸し付けた形での取引なのである。

分かりやすく乱暴に言うと、日本でこの作品は・・と値を付けられない角川と・・韓国映画史上の大ヒットとなった「王の男」をセールスしたいCJ、の両社の駆け引き段階で行き着いた答えが
「とりあえず日本で公開してから儲かれば・・後で考えましょ^^。」という着地点だったのだ^^。

日本で「王の男」がコケれば角川は、強引なセールスをしてきたCJに対して・・「ほら。やっぱりダメでしたでしょ~言った通り日本市場には、この映画合いまへんのや~^^」となり・・
もし予想外?のヒットとなればCJは角川に対して「角川はん、見てみなはれ^^わしの言う通り日本にも受け入れられたでしょ?自信ありましたんや~」とお互い言い合うのである^^。

もし本作「王の男」が日本でヒットすれば、韓日共同での日本マーケット戦略として今後考える事が出来る可能性が残り、韓国は日本に対して継続的に形を変えて作品を供給出来るし、日本側は高騰した買い付け金額を抑える事が出来ると共に、作品ごとに市場にあった形で配給出来るのである。

現在のところ「王の男」の日本でのヒットは・・・・・・。



もう一つの出演作品SPO配給「フライ・ダディ」は、ご存知日本の原作金城 一紀 著「フライ・ダディ・フライ」であり日本では、岡田准一と堤真一主演で東映が製作した作品である。(2005年7月9日公開)

今回の「フライ・ダディ」は、韓国ティストの「フライ・ダディ・フライ」になっている。

本作を配給するSPOは新たな新宿という場所で自社映画館をOPENし、六本木・心斎橋同様に、この映画館を新たな拠点としてアジア映画を発信して行く予定である。(と言うものの新宿館では前面的なアジア映画戦略にこだわらず欧米映画も柔軟に公開していくそうである。)


イ・ビョンホン氏の1年6カ月ぶりの主演映画「夏物語」


SPOで公開配給が待機中の話題作イ・ビョンホン氏の映画「夏物語」の韓国での興行成績が不調だ。

報道によると
11月30日公開の映画「夏物語」(邦題、KMカルチャー作、チョ・グンシク監督)が予想外で低調な興行成績を記録し、ネームバリューを発揮できずにいるという指摘が上がっているという。

同映画は公開第1週10万6000人の観客を集め4位を記録したが、現在公開中のパク・チャンヌク監督の初のロマンチックコメディー映画「サイボーグでもいい」(主演ピ{RAIN})が公開初日、全国で9万人の観客を動員し「夏物語」の初日観客数の2倍を超える数だった。という報道でも分かるように「夏物語」は1週間後に公開された「サイボーグでもいい」にも観客を奪われるなどして大苦戦している状況だ。

「夏物語」の配給会社であるショーボックスは7日「「夏物語」が今日まで22万人を動員し、客席シェアが低いためスクリーン数を既存の320から250に縮小し上映する」と明らかにした。
このままでいくと全国観客30万人動員もできなくなる可能性もあるという。

「夏物語」ショーボックスVS「サイボーグでもいい」CJの韓国内映画配給会社対決は現在のところ、日本で「王の男」お任せ作戦に出たCJに軍配が上がりそうである^^。

「夏物語」の敗因批評は、
①ある映画会社代表は「ペ・ヨンジュンの『外出』(邦題:『四月の雪』)のようにはじめから日本を狙いすぎたのが失敗の原因となった」という意見。

②イ・ビョンホンのキャラクターと衣装に納得のいかない観客も多くいた。

ある観客は「イ・ビョンホンが演じたユン・ソクヨンという人物が映画の周辺人物たちと別であるという印象を受けた。イ・ビョンホンのTシャツも時代と合わず、ずっと気になった」と話す。
ソクヨンが劇中、金持ちの息子に設定されているが、派手な色のVネックデザインの衣装が映画に入り込めないというのだ。

(このような意見は、韓国で既に観賞した日本人からも多く聞いた。)

③また近年の観客の情緒とかけ離れた背景、情緒に原因を見出す人もいる。
1969年という時代背景が、観客をけん引するのに力不足だったという評価も出ているという。


香港・韓国ではアラ・アラ?の作品が日本では、ビック(リ)HIT!


しかしながら映画評価は、各国で違うから映画興行は分からないのである^^。

韓国で大ゴケしたのにも関わらず、ペ・ヨンジュン氏「四月の雪」(05’興収27億5000万円)やチョン・ジヒョンの「僕の彼女を紹介します」(04’興収20億円)のように日本では記録的な大ヒットとなる作品もあるのである。

頑張れ!SPO!「純愛中毒」の夢をもう一度^^!!