外国人英語講師から見た日本の英語教師や英語教育の実態

2005-11-17 08:38:03 | Weblog
(1)若い外国人女性の感想(日本語は、ほとんど出来ない)

   日本人は、英語の教師といっても、会話もろくに出来
   ないし、変な英語ばかりで、何を言ってるのかほとんど
   分からない。
   発音も無茶へたくそで、どこが英語なのかと言いたい。

(2)日本に長年滞在の外国人男性の言葉(その1)

   日本の英語教師は、その名に値せず、怠け者ばかりだ。
   即ち、会話の練習を怠り、多少の読み書きだけの指導で、
   英語教師と名乗っているが、それはおかしい。
   また、知識不足ゆえに、文法指導も狭い型や枠にはまり
   過ぎていて、実は、もっともっと、いろんな形態の表現
   も十分可能なのに、それに気づいていないし、それらの
   自由な表現を誤りだとしてしまっている。
   根本的に、会話力向上の必要性に加えて、幅広い読書を
   通じての表現形態の多様性についての知識の拡大も、共
   に必要だ。


(3)日本に長年滞在の外国人講師(その2)

   変な英語をしゃべっていて、それでも自分は英語の教師
   だと思っているようだ。
   英語の授業の組み立て方や説明のしかたなど、もっと
   もっと研究・工夫していかないといけない。
   文法事項の指導は、決して大げさに正面きって教え込むの
   ではなく、種々の例文を表示して、それらの中に含まれて
   いる「ある共通性」に、生徒自らに気づかせて、それで身
   につけさせるという自然な理解の仕方を進めるように、
   指導法を、根本的に変えていかなければならない。
   

以上、日本人英語教師には、きつい批判の言葉を紹介しましたが、
善意の助言と解して、我々は、英語教育の改善に早急に、かつ
根本的に取り組まなければならないでしょう。
改善の要点は、発音練習、会話練習、授業の進め方研究、文法事項
の理解のさせ方の変更、表現法の多様性・自由さへのもっと大きな配慮
・尊重などです。

最新の画像もっと見る