医療の国際化が大きく前進、聖路加国際病院が都心超一等地に進出!

2011-02-23 08:31:08 | Weblog
医療の国際化、更に大きく前進!

(日経新聞2月23日付)
聖路加国際病院は、22日、東京・大手町に一般外来や人間ドックを受け付ける分院を新設すると発表した。
三菱地所が進める再開発ビルの一角に入居する。金融機関が集積する同地区への立地を意識して受付から診療、会計まで外国語にも対応する方針。再開発が完成する2012年秋の開設を目指す。
分院「聖路加メディローカス」は、三菱地所は旧JAビルに跡地に建設する地上35階建てのビルの2階部分に入る。広さは約1780-平米で、外来や人間ドックのほか、会員制の運動教室や生活習慣のセミナーなどを開く予定。医療や健康の情報デスクもつくる。
既に、東京明石町の本院でも展開している「国際外来」を設置し、日本と諸外国との生活習慣の違いに配慮した診療を提供する。近隣の金融機関やオフィスに外国人就業者が多いことに対応する。
三菱地所は、旧JAビルや日本経済新聞社の旧本社があった場所を一体的に再開発し、2棟の超高層ビルを建設する計画を進めている。同病院の他は、オフィスや店舗が中心となる予定。都市の競争力強化を狙い、国際対応可能な医療機関の誘致を目指していた。
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聖路加国際病院の外国人診療サービスは有名ですが、そのサービスが、都心の超一等地でも展開されることになります。
そこで、三菱地所の再開発ビルの件は以前から注目していましたが、幸いにも、将来は、我が国の医療の国際化のシンボル的拠点となるでしょう。
他方、大阪の梅田の北ヤードの跡地再開発ビルには、シンガポールのラッフルズ病院グループが進出して、中国人やロシア人向けのメディカルツーリズムを仕掛けるとのニュースが入ってきていますが、これと東西で競い合うことにもなります。
いずれにしましても、我が国全体での医療の国際化も、先ずは拠点大都市からスタートしかけていますが、地方都市でもこれ等の影響を受けて、今後一層の活発化が予測されます。
そこで、メディカルツーリズム推進を手掛けている東京通訳アカデミーでは、今後の医療通訳士への需要の高まりを期待しています。
現在、英語・中国語分野での医療通訳士1級の合格者も次々に誕生していますが、6月には、ロシア語・医療通訳士講座語での合格者も出る予想であり、今後がとても楽しみです。
平成23年2月23日 水曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
JGC&TIA事務局・藤上理奈、Email Address:fujigami@coolworldexpo.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410 学院長Email: okamura3@oksemi.co

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