メディカルツーリズム、最新ニュース

2010-02-24 22:22:49 | Weblog
メディカルツーリズムの最新ニュース

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、メディカルツーリズムへの取り組み姿勢には、もちろん国公立病院と私立病院との間には、一般的には大きな違いがあると言えるでしょう。
とはいえ、メディカルツーリズムへの取り組み姿勢に極めて熱心な地方自治体も、実際のところいくつもありますから、単純には公私間での温度差を語ることはできません。
ちなみに、メディカルツーリズムの本質は、そのメディカルという名前にも拘わらず、医療と観光の組み合わせによるツーリズムの魅力度アップに尽きます。
ですから、メディカルツーリズムを語る場合は、医療のみに眼を奪われずに観光資源の掘り起こしや活用にも絶えず眼を注ぎたいものです。
幸い、日本には癒しの心やおもてなしの心も豊かな観光施設や資源のみならず、高度な医療水準を誇る病院施設や医師も極めて数多いのですから、自信を持って観光と医療がセットされたメディカルツーリズムに挑戦しましょう。
そのメディカルツーリズム自体は、東南アジア諸国に端を発しインドやドバイ、韓国、ヨーロッパ・中南米・・・と正に世界中に広がって早や花盛りともいえる状況です。
メディカルツーリズムで訪れる旅行者の目的=診療内容も、決して健康診断のみにとどまらず、美容外科や歯科はもちろんのことながら、がん治療、脳外科や心臓外科などの領域にまでかなり広く進んでいます。
私ども東京通訳アカデミーでは、そのようなメディカルツーリズムを支える医療通訳士の育成に励んでいますが、病院混雑を緩和するシステムを開発された特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」様や多くの病院さんとの交流を重ねながら、メディカルツーリズム推進の仕組みを開発して参りました。
今では、(1)患者さんなどのメディカルツーリズム希望者、(2)外国側仲介業者(or旅行業者)さん、(3)日本側仲介業者(or旅行業者)さん、(4)病院施設の4者のそれぞれの関係を規律するサンプル(モデル)契約書の作成も終え、いよいよ[和製メディカルツーリズム事業]に乗り出す準備が完了しています。
そこに於いて大切な中国国内でのメディカルツーリスト募集の手法はいくつもありますが、広大な中国本土をくまなく緻密に網羅する社会的ネットワークを活用して口コミで募集する方法こそが、最も小さなコストで大きな効果を生み出すと考えられます。
私どもでは、そのための有力な手段として、日中間の友好団体の活用や中日間をつなぐ新聞や有力情報紙の活用など複数ルートを開発中です。その他にも、インターネット・IT技術や電話網を活用した口コミ作戦も大きな効果を生み出すものと考えますが、その利用法も併せて開発中です。
このような意味で、我が国に於いてもすでに曙を迎えているメディカルツーリズムですから、もう2~3カ月もすれば、驚くような様々な動きが一気に浮かび上がり、人々の耳目を襲うでしょう。
経産省や観光庁のメディカルツーリズム実施への動きも具体化ないしは具体化しつつありますから、民間企業や病院、地方公共団体、そして政府機関三つ巴でのメディカルツーリズム開始のテープが切られたと言って言い過ぎではないでしょう。
私ども東京通訳アカデミーでは、メディカルツーリズムを始めた国内・国外双方の病院・企業・公的機関などから医療通訳士の派遣を求められていますから、最近の国内外の激しい動きを肌で感じています。
そこで、国内の優良な観光施設や医療機関を、是非ともアジアの人たちだけにではなく、欧米の方々や中東・ロシアなどの人々にも広くご利用いただくため、メディカルツーリズム推進のインフラ基盤を整える意味でも、外国語の得意な方々に、どんどん医療通訳士講座受講やその資格取得に挑戦して戴きたいと望んでいます。
私ども東京通訳アカデミーでは、3月開講で(1)5ヵ月間の「通常講座」、(2)通訳案内士向けの短期速習講座の2コースを、英語・中国語、通学講座・通信講座といった多様なコース設定で用意しています。
どうかご検討いただけますようによろしくお願いします。

平成22年2月24日 水曜日
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

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