学習への意欲を湧き立たせよう!

2012-11-06 14:20:43 | Weblog
学習への意欲を湧き立たせよう

人間がこの世に生まれてきた理由、そして生きるということは、他の人のため、世間や社会の人たちに(幸せをもたらすために)尽くすということです。
 尽くすというのは、奉仕するということですが、通常の意味での奉仕とは、「無料奉仕」を意味することが多いのですが、有料の奉仕であっても、(損得を考えない程に)精一杯、相手に大きな満足や喜びを与えるほどにまで真心をこめて行われた奉仕は、無料の奉仕に近く、純粋(=無料)の奉仕にどこまでも近づくことでしょう。
 こうした真心のこもった奉仕をするためには、あるいはそんな奉仕ができるためには、
世間や社が本当に求めているもの、手にしたり与えられたりすれば、とても嬉しいようなものを提供する必要があります。
 例えば、足が悪くて、ほんの近くのお店にまでも歩けない人にとっては、椅子に座ったままで、あるいは床に寝込んだままで、その行きたいお店にまで自分で運転して移動できる車があればどんなに助かるでしょうか? あるいは、欲しいものが家にまで配達される配達・運搬システムを手軽に利用できれば、どんなにか嬉しいでしょう。
 しかし、そのような便利な小型の車や宅配システムにしても、大勢の人たちがそれぞれに分担し合って作った多くの部品や作業の連鎖があって始めて実現しています。
 手軽さやスピード、あるいは丈夫さや価格などでの面での今後の改善も、製造業者や配達業者による絶えざる工夫と努力が求められます。
 そういった改善・工夫には、実は、教養としての幅広い基礎知識と実業面で役立つ奥深い専門知識・応用知識との両方が必要なのです。数学や理科の知識を基礎として始めて、専門技術の習得が可能となるからです。
その数学や理科の知識も、書物を効率よく読んで理解し身に着けていくには、国語の他に、外国の文化をも吸収する有力な手段である英語などの語学学習も不可欠です。
 もちろん、それらの勉強の過程では、人間として大人として自立し、実社会で生活していくのに必要な地理・歴史・文化や、心身のバランスが取れた健全な成長を図るためのスポーツ体育や家庭科・音楽・文学・芸術などにも興味を持つことが、そういった分野での交流を通じて多くの友人や知人を獲得し、生活に潤いや幸せを生み出すことにつながります。
 以上のような意味で、学校や教室では、多くの先生や友人たちと一緒に、将来、人や世間に奉仕しつつ我が身も幸せな暮らしをするために必要な知識や技能を習得していく極めて貴重な場所なのです。
そういった貴重な機会となっているのが、君たちの目の前にある1時間1時間の教室での授業なのです。
時間は二度とは戻ってきません。今日という日は、二度と戻ってきません。青春時代も二度と戻ってきません。
そこで、しっかりと目を明けて先生の方を向いてお話に耳を傾けましょう。

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