世界戦略

2011-08-31 16:55:27 | Weblog
世界戦略

ユニクロが始業開始時刻を、朝7時に設定。
夕方の時間を、英語やビジネス能力向上のために使えるように。(8月30日、日経新聞)

この記事と、同社が、既にロンドン・パリ・上海で出店しているのに続き、ニューヨークの真っただ中でも、巨大なグローバル旗艦店2店を今秋に一挙に開店する予定を発表した[8月31日、日経新聞]ことなどと併せれば、同社が世界戦略を果敢に押し進めていることがよく分かります。
ちなみに、メディカルツーリズムは、国境を超える医療ツーリズムとして話題になっていますが、産業や工業、消費・サービス促進などの広い分野において、以前から国境線を超えることがごく当たり前に行われており、上記のユニクロのニュースも、本来は、それほど珍しいものではありません。
しかし、とりわけ東日本大震災・原発事故後において、我が国において必要とされる経済構造の大改革のポイントという観点からは、この国境線を大胆に超えていく作戦は、正にモデルの一つとされるでしょう。
日々の新聞ニュースを見ていますと、震災後は、西日本への拠点移動の見直しや拠点の開設、あるいは国境線を超えることの必要性が多くの企業において認められ、実際にも東南アジアでの拠点開設などに弾みがかかっているように思います。
この動きを見ていますと、外国語習得の必要性や私たち庶民における生活の基盤やエリアについての見直しも必要なことなどが、差し迫って感じられます。
実際、物の生産や消費の分野のみならず、研究や創造行為といった知的生産活動の拠点までもが、どんどんと海外・新興の成長エリアに移転していかなければならない時代になってきています。
となると、企業スタッフも、国内で勤務していても、多くの海外拠点の現地人スタッフとのやり取りに、外国語使用が当たり前に必要な時代に来ていると考えられます。
最近では、世の中のそうした雰囲気や傾向を素早く嗅ぎ取って、日本の若者においても(一時的の落ち込んでいた)海外留学傾向が大きく復活している事実を思えば、とりわけ英語活用の必要性の高まりは、世代を問わずもはや誰の目にも明らかです。
東京通訳アカデミーでは、英語・中国語・ロシア語を通して、医療通訳士の養成を行ってきています。
どうか、皆さんも、自信を持って語学と医療分野とのつながりの頂点である医療通訳士資格を目指して、明日への新しい暮らしの礎としてください。
平成23年8月31日 水曜日
東京通訳アカデミー・理事長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階
電話03-3233-7518、Fax.03-3294-7410、e-mail:okamura3@oksemi.co.jp

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