志と情熱、いつか「日本一に」

2012-10-24 10:37:16 | Weblog
 志と情熱

 中・高生の6年間は、大学生時代を併せて、長い人生の中で「青春真っただ中」と言われる最高に素晴らしい時期です。
 どういうように素晴らしいかと言えば、先ず元気なこと、そして親離れをする自立心が生まれ始めて、自分で自分の人生における生き方や志を考え始められることです。
 自分の人生の目標などを自分で決められるということは実に楽しいことです。
 もちろん、その時に考えた人生目標や志が後になって実現するかしないかは全く関係がありませんし、時々に応じて目標や志が変わることは珍しくありません。
 そこで、この折角のチャンスは、誰に遠慮することもなく大いに利用して、できる限り大きな夢や志を描きましょう。どんな小さな分野においてでも良いですから、必ず日本一になろうと決心してください。
 例えば、高校生としては、英単語の語数を日本一たくさん覚えてやろうとか、織田信長など戦国時代の名将列伝を全部読み通して武将の名を全部暗記してやろうとか、学生テニス選手として全国大会で優勝してやろうとか、数限りなく考えられます。
 あるいは、どんな職業に着くのかを夢見ることも楽しく、その夢を聞いた親や家族は大層驚きながらも実現に向けて喜んで応援してくれるでしょう。
 何故、日本一になろうという志が好ましいかと言えば、その実現のためには日本一大きな情熱を燃やし、苦労や試練を乗り越えなければならないのですが、その過程での工夫や忍耐が、自分の能力や人格を大きく磨き伸ばすことに役立つからです。
 こうして志を立て、日本一を目指し続けると、失敗を続けながらも、後年、必ず日本一の座を射止めることができるものなのです。
 君に幸あれ!

平成24年10月24日 水曜日
朝日塾中等教育学校 校長代理 岡村寛三郎