好奇心の利用・発展編

2005-12-26 22:24:52 | Weblog
英単語の記憶法
好奇心の利用・発展編

■前回は、日本の学校では習わないけれども、英語圏の国々では、実は、日常よく使われ、しかも、日本人にも、年齢を問わず、興味を持って覚えてもらえる単語集として,『これを英語で言えますか?』をお勧めしました。

■これには、続編もありますが、第1巻ほどには人気がありません。しかし、有用なものや面白いものも、沢山載っていますよ。ですから、拾い読みで良いのではないでしょうか?
それでも、そのうち、第2巻に出ていた単語を、他の新聞やエッセーで見かけ、感動されることも多いでしょう。

■かくて、好奇心をもって覚えた単語と、やがて、その後の勉強の過程や英会話の中で、必ず再会することになり、その時『やったー!』という喜びの感動を覚え、益々、記憶が強化されていきます。
やはり、実際の英語を学ぶ過程で、頻繁にか、1回でも必ず出会うような、そんな単語を覚えておくことは、「苦労が報われた!」ということになり、単語学習のみならず、英語の学習全体をも益々楽しく興味深くしてくれます。

◎今日は、第2弾として、英字新聞を読むことに付いてお話しておきます。
英字新聞を読む場合は、無数の未知の単語や言い回しに出会うことになるため、今流行の電子辞書を片手にか、常々、ポケットに携えつつ・・・読み始めることになります。其の場合、日本語新聞を軽く先に読んでおいてから、英字新聞を取り上げて、同じ内容の英文記事を捜して読めば、多少は、気楽に読めるでしょう。
幸い、英字新聞の中身は多彩なため、初めは、なるべく辞書を引かずとも読める身近で易しい内容の記事を選ぶこともできるのですが、それでも尚且つ、知らない単語や、ややこしい言い回し、あるいは新聞独特の言い回しも数多く登場してくるため、英語学習の中期(ないしは、後期)段階以降に入らなければ、実際には読みきれないでしょう・・・
国際政治に関する論説記事などは、特に、難解ですから、毎日読んでいても、気楽に読めるようになるのに1年や2年は十分掛かるでしょう。
さらに、中身の記事を丁寧に読まなければ、「見出し」の意味を取ることさえも結構難しいでしょう・・・
結局、英字新聞に挑戦するのは、英語学習の一番後の課題でしょうか?
それでも、日本字新聞と同じで、たやすく読めるようになれば、もう、生活や仕事に関連する話題だけを追って、少しだけの記事を拾い読む程度に変化していくでしょう・・・

■ですから、新聞よりも、興味を持って(面白く)先に読めるのは、むしろ、冒険物語かな?恋愛小説かな?探偵小説かな?歴史物語かな・・・
結局、英語学習の中期は、軽い意味の、気楽に読める小説・物語を優先しましょう。

平成17年12月26日 月曜日
岡村ゼミナール㈱社長