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身体を知り・活かす知恵 ー 経絡・経穴・ツボ(1)

2022-05-13 12:05:52 | 健康

      経絡・経穴       ツボ

 

★ 不思議! 身体には365の治療点がある

「ツボを心得た」「ツボを押さえた」などといわれるように、「ツボ」はひと口にいうと、人間の身体の中で特に大切なところを指します。

この「ツボ」が、東洋医学で鍼灸や指圧をするときに使う有効な治療点なのです。

目には見えませんが、急所ともいうべきこの ”点” を、押したり、さすったり、もんだり、あるいは鍼や灸をして、身体の異常を治します。

では、なぜツボが効くのか、ツボは身体の中でどうなっているのかを、東洋医学の考え方から説明してみましょう。

 

★ 人間も小自然

東洋医学は「人間の身体も自然と同じである」とする『天人合一』という考え方が基本となっています。

自然界が、いつもうららかな春の日ばかりとはかぎらず、雨や風で吹きあれることもあるように、人の身体にもまた、好・不調があります。

人間の身体の症状を、あくまでも自然現象の一つとしてとらえ、自然界の “天気” と、人間の ”元気” を同じように考えるのが、

東洋医学の基本で、西洋医学にはない特徴です。

 

★ 六臓六腑の考え方

西洋医学の考え方とは少し違いますが、東洋医学では、内臓の機能を六臓六腑に分けて考えます。

六臓とは、肝、心、脾、肺、腎、心包をいい、六腑とは、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦を指します。

六臓と六腑は、たとえば肝の臓と胆の腑、心の臓と小腸の腑というぐあいに、それぞれの臓と腑が密接なコンビを組んで、補いあっています。

脾に対しては胃が相助けています。脾といっても西洋医学でいう脾臓ではなく、膵臓にあたります。

膵臓が胃の真後ろあたりにあり、両者は切っても切れない仲なのです。そして肺を補うのが大腸であり、腎を補うのが膀胱です。

東洋医学でいう腎は、腎臓を指しているのではなく、むしろ副腎を指しているといえるでしょう。

最後の心包の臓と三焦の腑は、皆さんもなじみのない臓腑でしょう。ここが東洋医学の妙味で、西洋流の合理主義では割り切れない、

生命の神秘を感じさせるゆえんでもあります。

まず心包は、心臓の機能を補佐し、保護する臓器としています。心というのは、人間の身体のなかでも、一生働き続ける

非常に重要な臓器であり、これをしっかり包んでくれる袋があるはずだという考え方から、これを心包と名づけたのです。

三焦は、3つの熱源という意味です。人間の身体は命あるかぎりいつも温かいから、きっと熱をつくるもとがあるに違いないと考えたわけです。

そしてからだを3つの部分に分け、頭からみずおちまでを上焦、みずおちからへそまでを中焦、へそから下半身を下焦とし、

それぞれに体温を一定に保つ何かがあるとしました。3つに分けた考え方は、前述した東洋医学の自然観に基づいています。

つまり上焦が「天」、中焦が「人」、下焦が「地」というわけです。

 

★エネルギーの通り道が経絡 ⇒ 次回につづく

★経絡の急所がツボ ⇒ 次回につづく

 

 ※『芹沢勝助の絵で見る 特効ツボ』(主婦と生活社 刊)より引用


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