一陽来復(いちようらいふく) あわてず・あせらず・あきらめず

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野菜 ー にんじん

2022-05-05 03:34:03 | 食養生

カロチンが肝細胞の老化を防ぐ

 

にんじんは、体内でビタミンAとして使われるカロチンが多いことで知られています。

カロチンは小腸や肝臓で必要に応じてビタミンAに変換されて使われます。

ビタミンAは皮膚、口、鼻、目、消化管などのなめらかな表面を持った組織で、重要な働きをします。

たとえば、目の角膜の細胞分化を促す働きをして、これが夜盲症(トリ目)の予防になります。

粘膜では、粘膜の分泌を促して乾燥を防ぎ、感染症にかかりにくくします。

肌がなめらかなのもビタミンAが大きく関係しています。

 

また、抗酸化といって、からだの中にある物質が、酸化し、変質するのを防ぐ働きもあります。

この働きは、肝臓の機能を助け肥満、高脂血症、動脈硬化などのある人では、その脂質の酸化を防いで

悪化させないようにします。

またある種のがんは、体内の物質の酸化や変質できるといわれていますので、ビタミンAは間接的に

がんの予防をするとまでいわれています。さらに、腸の有用菌を増殖するのにも関係しています。

これが発がん物質などのできるのを抑えますから、がんの予防と便秘の解消に役立ちます。

 

にんじんの葉も、素晴らしい栄養食品です。タンパク質は、根の3倍、カルシウムは根の5倍あり、

鉄分も多く、貧血ぎみの人は根とともに葉も食べてほしいものです。

 

ちなみに、にんじんのカロチンの吸収率は、生食では8%と低いのに対し、加熱すると煮た場合で

30%、油で調理すると50%~70%と倍になります。その理由は、カロチンが脂溶性のビタミンで

あるため、吸収されやすくなります。

 

 〔注〕 『クスリになる食べもの百科』(主婦の友社・刊)より引用しました


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