うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

秋アニメ最終回②

2018年12月22日 16時50分17秒 | アニメ
ようやく年賀状を書き終えましたかもしたです。
この分だとちゃんと元旦には届きそうでよかった(;´Д`) ただこれから待っている大掃除・・・うん、絶対今年中には終わらない。というか、毎日ちゃんと綺麗にしていれば、年末にこんな大ごとにならないはずなんですが。う~ん…(--;)

そしてこっちも総決算な最終回です。
『ゾンビランドサガ』:オリジナルアニメでした。
主人公の高校生:源さくらは、何をやってもツキがないのが悩み。その彼女がテレビで見たアイドルに勇気づけられ、東京のアイドルオーディションを受けようと決意し、郵送する申請書を片手に登校しようと自宅を出た途端、軽トラックに跳ねられてしまう。
、そして、とある洋館で目覚めたさくらは突然ゾンビの群れに襲われて洋館から脱出するが、自身もゾンビと化していることに気付く。そこに現れた青年・巽幸太郎から、佐賀県の認知度を上げるための企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のご当地アイドルとして、自分を含む7人の少女が巽によって同様に甦ったことを知らされたさくらは、佐賀県の認知度を上げ、生前の記憶を思い出すため、アイドルグループ『フランシュシュ』としての活動を開始する。 他のゾンビたちは生きていた時代もバラバラで、元アイドルや有名子役などもいる中、さくらは彼女たちの中にあった葛藤を救い出し、フランシュシュになくてはならないゾンビとなり、フランシュシュも人気が上昇していく。そんな中、佐賀の大きなホールでのコンサートが決まるものの、さくらは再度交通事故に遭い、人間だった頃の駄目な記憶を思い出してしまう。落ち込み、仲間たちからも距離を置こうとするさくら。だがメンバーや巽、ファンからの励ましで、大寒波で崩壊するステージにもめげず、コンサートをやり切るのだった―――というストーリーでした。
最初見た時は「ゾンビでアイドルって、どんなコンセプト??」と狙いが全くわかりませんでしたが、意外にも(失礼)フランシュシュの楽曲はよかったです。他のアイドルアニメよりもロック系なんですが、かっこいい曲が多かった!
何をしても運のなかったさくらでしたが、最終的に「運も自分の力で引き寄せる物」というポジティブシンキングな生き方に変わることができて(※死んでるけど)結構感動ものでした。でも一番の感動は一番最後に「実は生前のさくらは巽と同級生で、巽の持っていたアイドルCDを拾って共感してくれて、巽にとってさくらは大事な存在だった」ということと、多分彼女の願いを叶えたくて、この仕事を始めたのではないかと匂わせてくれたのが、泣かせてくれましたv
ただ、伏線回収がなされていないことが2つ。先ず「どうやって巽は死者を蘇らせゾンビにできたのか?」(よみがえらせた目的はさくらだということは分かった)、更に「芸能記者が生前のリリィ、愛、純子の写真とフランシュシュの3人を見て、興味が沸いていそうだった」こと。この2点が完済されていないので―――多分2期やるかな?思いっきり匂わせる最終回でしたし。やるなら無論見ます!
『BANANA FISH』:1980年代の漫画原作がついにアニメ化でした。
主人公の一人:日本人の英二は、取材を通じて街のストリートギャングのボスを務めるアッシュと出会う。世界が違いながらも何故か意気投合する2人。そんな中、アッシュは街で自分を買っているマフィアのボス:ゴルツィネの手下から「BANANAFISH」を彼の死に際に受け取る。調べた結果、かなり強力な幻覚を生み出す合成麻薬らしいことが判明。しかも自分の兄を廃人にしたのも、この「BANANAFISH」だと聞き、アッシュはこの真相を明らかにするために、グルツィネや華僑、軍人を相手に戦っていくこととなる。
最終的に主要関係者の殆どを死地に送り、BANANAFISHの秘密を収めていたカバンも、炎の中へと消える。深手を負った英二は日本に帰国。それでも「また絶対会おう」と約束する手紙を見たアッシュは空港へ向かう途中、ラオに刺され、図書館で英二の手紙を読みながら意識を失う―――というストーリーでした。
アニメ化の話を聞いて、最初は「今頃になって?」と思いましたけど、確かに1980年代じゃ放送できない内容でしたね^^;何しろ深夜テレビというものも殆どなかった(※夜中は放送休止は普通)ので、アニメは概ねゴールデン。その時間帯に血生臭く銃撃戦バシバシやったら、そりゃ放送倫理委員に保護者の皆さんからクレームが山とついたでしょう。現代だからこそアニメ化可能になった作品ですね。
更にかもしたが原作読んでいた時代じゃ、アッシュは公衆電話使っていましたが、今は流石にスマホで会話。たった30年で凄い技術の進歩を感じました。でも、当時はどちらかというと「シンナー」の時代でしたが、その時代にあって「合成麻薬」というものをテーマに取り入れたのも、この作品の凄かったところだと思います。
原作を読んでいた時代も「アッシュは最後生きてはいられないだろうな…」と思っていましたが、やっぱりアニメも原作と同じ死を匂わせる描き方で終了でした。もしかしたら意識不明で見つかって、その後救出されたかもしれませんけど、そこは読者判断にお任せします、というところですね。ただあれだけ人を殺していた訳ですから、ただで済むとは思えないし、感情移入していたとしてもそれなりの罰は受けないといけないと思います。ただ、アッシュは最後笑っていたので、一番彼になかったもの=「無垢の愛情」を手に入れられた満足感の中にあったかな。英二は「運命から守りたかった」と言っていましたが、実はアッシュに一番欠けていた「愛情」(※いわゆる親兄弟から普通に得られる絶対的な信頼)を満たしてくれたのは英二だと思います。大変な事件の中で、傷ついたりもしましたが、人生が一番満足するのって、やっぱり満たされているからだと思うのです。彼と出会わなかったら、アッシュの人生はすさんだ空虚のまま終わっていたでしょうね。
戦いと空虚感漂うストーリーの中で、一番大事なものがあることを訴えかけていた作品だったと思います。
『学園BASARA』:御馴染み「戦国BASARA」のキャラが「高校生だったら」のコンセプトで描かれたアンソロジー漫画が原作。まさかこっちをアニメ化するとは思いませんでした(笑)
私立BASARA学園2年生の伊達政宗と同じく真田幸村は、お互いの部活のため校庭の所有権をかけて日々争う間柄。同じく犬猿の仲(というか一方的ですが)の徳川家康と石田三成は、次期生徒会長を目指し、選挙戦への努力を惜しまない日々が続いていた。そんな中でBASARA学園生徒たちに次々襲い掛かる(半分以上どうでもいい)問題に立ち向かいながら、遂に選挙戦の日を迎える。停学中だった秀吉と半兵衛も参戦して、同票となった家康と三成。そこに全ての権限を手中にしている学園長:信長が乱入して乱闘モードに。だがその隙をついて学園の乗っ取りを狙うザビー一行に対し、BASARA学園の生徒たちは一致団結して学園を守ろうと、戦うのだった―――というストーリーでした。
元々がアンソロジーなので、連続ドラマものではないのですが、それでも生徒会長選を軸に、結構ちゃんと話になっていました(笑) でもやっぱり学園長に全部持って行かれましたな(笑) あの最後のゴンドラで登場は「シャイニング早乙女社長」でしょう!(※同じ中の人だしね^^;) 全てがぶっ飛んだ価値観で出来ているBASARA学園でしたが、一応信長さまも考えていて「生徒の闘争心を煽った」と、要は学園長の手のひらでみんな踊らされていた訳か(苦笑)
考え込まずに気楽に見られた一方で、今回家康役の大川さんがご病気のため、代役で増田俊樹さんが遜色なく頑張ってくださいましたこと。また、長政さま役の辻谷耕史さんにとっては最後の声となられてしまいましたことで、非常に感慨深く聴かせていただきました。(アフレコ全部終わっていたのが何よりでした。やり残したまま逝かれるのは辛かったでしょうから) 改めて辻谷さんのご冥福をお祈り申し上げます(-人-)
『BAKUMATSU』:これは「恋愛幕末カレシ」という乙女ゲームのアニメ化ですね。
主人公は長州藩の高杉晋作と桂小五郎。幕府のやり方に不満を抱いていた彼らが江戸城に乗り込み、将軍が持つ時を操る力「時辰儀」を手に入れたが、何者かに奪われ時を操られてしまう。二人が気が付くと、そこはスサノオという城に拠って蹂躙された江戸。「無限斎」というものに支配された幕末だった。二人は無限斎の恐怖から江戸を開放すべく、時に坂本龍馬と協力しながら時辰儀を再び奪い返す戦いに挑む。新選組を始め強敵に阻まれながらも攻め入る二人は再び時辰儀で過去に飛ばされてしまう。そこで晋作は無限斎の正体が実は彼らの師匠である吉田松陰であることを知る。「時辰儀を奪えば、操られていた先生も取り戻せる」と信じ、遂に時辰儀の破壊に成功。しかし無限斎は松陰の願望を極端に強くしただけの存在で、時辰儀に操られていた訳ではないことを、晴明により知らされる。最後は爆炎の中に松陰こと無限斎は消えていった―――というストーリーでした。
乙女ゲームはまるっきりやらないので、本当にこのアニメのストーリーとしてだけで楽しんでましたが、ストーリーよりなにより、「坂本龍馬=坂本辰馬(銀魂)=三木さん」だったせいか、坂本さんのおかげで出るとこみんな笑ってしまって、真剣に見られなかったよ(笑) いや~先入観ってすごい影響・・・
ヒロインが登場しないので、ゲームから入った方は、また感覚違ったかもしれませんね。ラスボスが松陰というのも、やっぱり「銀魂」チックでしたw もう一つの幕末、という設定で歴史修正に向かっていくというのもまた面白い視点だったと思います。色々伏線張っていたのも、回収していましたし、きっちり解決したのでこのまま終了―――かと思ったら、来年2期やるそうで。一体どんな話に持って行くのかわかりませんが、ここで終了でよかったような… とりあえず、見てみようかな。
『うちのメイドがうざすぎる!』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公の高梨ミーシャは母親を亡くし、義理父の康弘と暮らしているが、母親への愛情からミーシャは雇われた家政婦をことごとく嫌がらせで追い出してしまう。そんな中家政婦希望でやってきた、元航空自衛隊退院:鴨居つばめは根っからの幼女好きで、ミーシャの得意の嫌がらせなど何のその。むしろつばめの執着にミーシャが悲鳴を上げる毎日。だが破天荒で怪し気なつばめの行動と発言で、次第にミーシャは学校へ行くようになり(つばめと少しでも一緒に居たくないから)、友達もでき(つばめと話す時間を削るため)、当初は不誠実ながらも次第にミーシャは普通の(つばめ以外に)素直な小学2年生へと変わっていく。最後は「開かずの間」こと「母親の仕事場」に友人が足を踏み入れたことから、ミーシャは言われようのない怒りに囚われて閉じこもってしまいますが、友人たちやみどりの励まし、そしてつばめも彼女と同じ経験をしていた事を知り、「母を忘れかけていた」ことは罪悪感ではなく「成長」であり、親は何より子の成長が嬉しいことをつばめに教えられたミーシャは、ようやくここで母の死を乗り越える。ようやくつばめや周囲の人間を受け入れるようになったミーシャだが、あいかわらずミーシャはつばめに引っ掻き回される日々が続くのだった―――というストーリーでした。
原作を知らなかったので、最初は「メイド?またハーレムアニメか?」と思っていたら、とんでもない!何をやっても撃退できない恐ろしく心身強靭なメイド:つばめさんと彼女が付け狙うミーシャのホームコメディで、大いに笑えましたwいや、つばめさん、いい人だと思いますよ。引きこもりだったミーシャのねじくれた心を「恐怖で!(注意:つばめさんにとっては「これ以上ない愛情で!」)」元に戻していき、更に学校に戻らせ、友達も作れて。最後はその友達の不始末も背負ってくれるだけの度量も持ち合わせていて。 視野も結構広いですしね。考えていないようで、先々の事も考えて対応しているあたり、私は好きです。無論自分が「つばめさんのターゲットでないから言えるセリフ」ですがw
あと鷲崎さんもいい子ですし、みどりんも変人ですが、何のかんの言って的確なところはついてくれるし。つばめもみどりも子供に対して甘い、というよりちゃんと「一人の人間として」認めたうえで子供に物申しているので、女性らしからぬさっぱりとした優しさが、かえって爽快でした。
出来たら、また続きも見たいです。2期是非希望v
『寄宿学校のジュリエット』:漫画原作のアニメ化でした。珍しいことに恋愛要素中心の少女漫画チックでありながら少年誌連載作品です。
ダリア学園の寄宿舎の一つ、「黒犬の寮」に住む主人公の犬塚露壬雄は高等部1年生のリーダーを務めている。「黒犬の寮」は主に東和国の生徒が寄宿する学生寮であり、国家的に仲の悪いウェスト公国の生徒が寄宿する「白猫の寮」とは敵対関係にあった。しかし露壬雄は、白猫の寮の高等部1年生のリーダー・ジュリエット・ペルシアに片思いしていた。
1学期のある夜、露壬雄はペルシアに告白する。最初は何かと邪魔をされてきたため、受け入れないペルシアだったが彼の告白に心を動かされたペルシアはこれを受諾し、2人は他の寮生に隠れて交際を始める。だが当然無理がたたり、白猫ではペルシアの従妹:シャルと露壬雄の幼馴染で彼に想いを寄せる蓮季に知られてしまうが、必死な二人につい助けの手を差し伸べてしまう。体育祭や学園祭で、表面上は敵対しながら、内心でそれを反する二人。犬塚の兄:藍瑠からの執拗な追及にも負けず、傷だらけになりながらもペルシアへの一途な思いを貫く露壬雄。そんな中ペルシアの誕生会が白猫の寮で盛大に行われることに。当然ながら駆けつける露壬雄+黒犬に抵抗する白猫寮。争いの中でようやく出会えた二人だったが、藍瑠がそこに乗り込み、露壬雄の部屋からペルシアと付き合っている証拠品があることを突きつける。同じく白猫寮のアビも敵対するペルシアをこの機会に追い落とそうと追随。絶体絶命の中、ペルシアは真剣をとり露壬雄と誇りをかけて対決することを宣言。ペルシアの意図を組んだ露壬雄との一騎打ちで、二人は相手の胸に互いに剣を刺す・・・一瞬絶命した二人と思われたが、実は互いに交換し合ったクルスで刃を防ぎ合っていた。クルスは無くなってしまったが、お揃いの指輪をつけ合い、露壬雄はこの学園の対立公式を改善するために乗り出すのだった―――というストーリーでした。
・・・実はこの時間帯、アニメが3番組重なっていて(メイド・ヤマト・ジュリエット)、見たり見なかったりが多くって、事の顛末に関しては詳しくないのですが、概ね露壬雄の活躍が目立っていました。割と見た目と雰囲気が乱暴(というか本当にやんちゃ系)なのに、実は深い部分の優しさがあったりする男子にお嬢様は弱かったりします(笑) 自分の世界にないものって眩しく見えるんですよね。それでいて二人の場合、お互い囲まれた世界に居ながら、つながったことで一気に世界が開けて見えて、いい方向で成長し合える関係だと思います。
まだ前途多難ではありますが、実力行使で押し切っても、周りの意識を変えない限り交際はできないと判断し、その力を得るために露壬雄が立ち上がったのは素晴らしい!ペルシアにも頑張ってもらって、高校生の間にこの二つの寮生が仲良くなれることを期待したくなりましたv


さて、今日は冬至でしたね。
カボチャはしっかり煮たので、これから柚湯入れます






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