うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2021夏の新番組⑥

2021年07月16日 01時22分27秒 | アニメ
各所梅雨明けしたようですね。かもした家の周りでも既に蝉が五月蠅いです(==;)
またセミファイナルの時期がやってくるのか…オリンピックでも決勝の前はセミファイナル、蝉もセミでセミファイナル。
かもしたは別段虫は苦手ではないので、最大イニシャルG以外は毒が無ければ触れます。普通に。多足類は御遠慮したいですが、意外に皆素早いのでそれが嫌です。ゲジ目ゲジ科ゲジのくせに凄い素早い。よく足からまないね。
それはさておき、梅雨明けと共に新番組もほぼ出そろって夏真っ盛りですな!
『出会って5秒でバトル』:web漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の高校生:白柳啓は両親が不在で単身生活。それを謳歌し日常に退屈しきっており、ゲーム世界にのみ刺激を見出している。成績優秀で足りないのは出席日数のみの為、それを埋めようと久しぶりに登校しようとした彼の前に、突然トラックから現れた大男が襲い掛かってくる。明らかに殺意を持って襲ってくる男に対し、啓はゲーム感覚を利用して男を誘い出し、一気に止めを刺す。安心したのもつかの間、今度は猫尻尾を持つ謎の女が現れ、手にした大砲で啓を撃ち殺す。次に目覚めたときは、啓は多数の人たちと共に劇場のような部屋にいた。そこでは猫尻尾の女:魅音とそのアシスタントのような少女:ヤンから、実験台としてこの中のメンバー同士で対人バトルを行うことを発表される。既に死者として戸籍がなくなっているらしい彼らは、その状況に反発するが、反発した男は魅音の大砲によって皆の目の前で殺されてしまう。与えられた個室に移された彼らは、そこでそれぞれに与えられた能力を知ることとなる。最初のバトルで霧崎 円という「何でも刀にできる能力」を持つ彼と当たる。極力能力を使わない啓に円はとことんまで追い詰めるが、最後追い詰めたと思った場所で啓の能力が発動。魅音と同じく大砲で一発逆転して勝利する。彼の能力も大砲かと思いきや、実は「相手があなたの能力だと思った能力」、つまり敵側が想像してしまったものが現実の武器になる、というものだった―――という第1話でした。
ここ数年、定期的に発表されている「命がけのバトルゲーム」作品ですね。ただ今までの作品は、主人公も無論巻き込まれ型の上、生き延びることに必死だけど、ぎりぎり人間としての尊厳を守り、仲間も一緒に生き延びようとする理性は残っていたんですが、この主人公はあまり他者に関心なさそうですね。生きるか死ぬかもゲーム感覚で楽しんでいそうですし。作品のメインはバトルの駆け引きだと思うのですが、この主人公の精神面の成長とかも見られたらみょり内容が濃くなってきそうです。仲間との信頼とか果たして彼はどうやって生きていこうとするのか、その辺も抑えつつ見て行こうと思います。
『NIGHT HEAD2041』:その昔、豊川悦司さんと武田真治さん主演で放送されましたドラマ「NIGHT HEAD」が、今度は時代を越えてアニメ作品として登場です。
舞台は2041年の東京。この時代は精神エネルギーを否定する物質主義社会となりいわゆる超能力という存在は否定されていた。そんな中、ミラクルミックの主催する新興宗教団体への取り締まりに名を受けた国家保安本部に所属する黒木タクヤ・ユウヤ兄弟は、能力者を騙るミラクルミック逮捕の任務中に謎の少女と遭遇する。彼女は黒木兄弟以外の人には見えないらしく、信者の一人がユウヤを殺そうとしたとき、タクヤが必死に弟を救おうとした瞬間、何らかの力が働き二人は驚く。その一方、超能力をもつが故に研究所に隔離されていたはずの霧原直人・直也兄弟は、目覚めるとなぜか森の中にいた。彼らが解放されたのは精神エネルギーを認められたからと思い揉む二人。二人の世話人だった厨の計らいなのか、車と仮想通貨が用意されていた。二人は食事をしようと立ち寄った店で、男に絡まれる。怒った直人は力を制御できず、念力を使ってしまい、直也に止められるが、男に絡まれた直也は腕を摑まれてしまったことで、テレパシストとして店内にいる人間の心をすべて読んでしまい、店内を混乱に陥れてしまった―――という第1話でした。
以前ドラマでやったときに見たことがありますが、あの頃はまだ1990年代で世界観も現代に即していましたので、全くの新規作品として見た方が良さそうですね。直人(豊川さん)と直也(武田さん)の能力はアニメも同じですが、能力を持つがゆえに、小さい頃誘拐されて研究所に居てそこから脱走。超能力者たちと戦いながら社会の変革への一端を担っていく感じの話だったと思います。流石に30年前だから、あんまり覚えていないんですが^^;
今回は能力が認められておらず、あくまで物質=可視化できるもの以外は認めない世界で、元々能力を持っていた霧原兄弟と、少女からの何らかのファクターがあって開花してしまった黒木兄弟を対照的に描いていきそう。結構ドラマは面白かったので、このアニメも楽しみにしようと思います。
『女神寮の寮母くん。』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の中1:南雲孝士は家を火事で失ってしまう。父親は失踪し、行く当てもなく空腹で道で行き倒れているところを、女子大生の和知みねるに助けられ、何処かへと連れてこられ、ようやく食事にありつけた。ついでに風呂を使っていいといわれ、喜ぶ孝士だったが、そこには裸の女子大生たち―――慌てて飛び出せば、今度は男嫌いの早乙女あてなとぶつかってしまう。ここは星間女子大の女神寮という女子専用の寮だった。みねると女子大生たちは孝士の境遇を聴き、この女神寮の住み込み寮母になることを提案する。孝士は喜ぶが、男嫌いのあてなは大反対し、1人寮を飛び出す。住む場所を無くした悲しさを知る孝士は自分が出ていくからあてなは戻るように勧める。自分より他者の心配をする彼の優しさに触れたあてなは寮へ戻り、孝士は全員賛同の元、改めて寮母となる。しかし、孝士を子供としか見ていない彼女たちはやりたい放題で、いつも通り気を使うこともなくハチャメチャな生活を送り、孝士は悪戦苦闘。しかも同じ大学の学生からは「いわくつきの寮」といわれていることが発覚。少しでもいい寮にしようと奮闘する孝士と気ままな女子大生たちの生活はこうして幕を開けるのだった―――という第1話でした。
いわゆる「ラッキースケベ☆ 時々ほのぼの」という感じです。そういえば最近は見かけるの少なくなりましたね、ハーレム&お色気メインのアニメ。一昔前はこんな感じの作品が十重二十重という感じでしたけど。なので久しぶりに「お約束アニメ」を見た気がします。ちなみにこんなお色気ムンムンで攻めてくる、というのはリアルではないでしょうね。ただ、「女神寮のような女子大生なら普通にいる」とは十分考えられます。女子同士でも気遣うタイプの女子と、見事にぶち壊してそれにすっかり慣れてしまう怠惰な女子っていますよ。「女捨ててる?」と言いたくなるけど、実際外に出る時はバッチリおめかしして余所行き♥を決める子もいれば、もうコンビニ行く感覚でいい加減な格好(※コンビニ行くにしてもあまりいい加減はよろしいとは思えませんが)する女子。なので清く正しい男子諸君は「こういう女もいるんだ(ー△ー;)」ということを念頭に入れてみておくように!
『Sonny Boy』:オリジナルアニメです。
ある日、主人公の中学生:長良は教室でただ天井を見上げていた。やることが無いからだった。何故かといえば校舎と36名の生徒たち以外、すべて消失してしまったからだった。外はただ真っ黒な闇の世界。それ以外に生徒たちの中には超能力を手に入れた者もいた。その為生徒の中には無秩序に力を使い、破壊を行うなど好き勝手をしていたため、統制が必要と感じた生徒会のメンバーは「ルール違反を犯した者には罰を与える」という規則の元、横暴な生徒たちへ罰を課していった。リーダーから罰を与えられたものは、逆らえず罰を実行することとなる。たちまち恐怖政治となり窮屈さを感じ始める生徒たち。一部の生徒は暴動を起こすが、結局罰を与えられてしまう。そんな中、1人ルールを知らない者がいた。転校生であり、以前から校則や学校そのものに縛られない不思議な女生徒:希。スマホを持っていないため、グループに属さずに自分の感性のまま動いていた彼女だが、結局罰を与えられてしまう。そんな彼女は真っ暗な世界の中で「光を見つけた」といい、誰も見えない光に向かって突然闇の中に飛び込もうとする。必死に彼女を捕まえる長良。次の瞬間、学校は遠くに山の見える海の上にあった―――という第1話でした。
何の前触れもなく、突然話が始まり、キャラクターの名前も何も解説がありません。大体主観を持つ者(主人公)が解説役で、登場人物の名前を言ったり、現状を説明してくれるのですがそれも一切なし。多分物語を動かすのが、この長良君と希さん。なので多分主人公とヒロインになるのかな。そして一体何を目的に話の主軸があるのかもわかりません。一応「異世界(?)からの脱出」になるのでしょうが、面白いのは誰一人「どうやって元の世界に戻れるのか?」を考えていないという前提ですね。普通だったらまずそこから考えようとするのに「元の世界に戻ったらテストがあるから勉強してる」「ゲームはあそこから始めて…」みたいに、皆既に帰れること前提で話していて、そこにたどり着くまでの大事な部分がごっそり抜けてるの。「ゆとり教育」…なのかな?(ー△ー;)今もう撤廃してますけれど。何か大事なことは誰かに任せて、それが済んだところから自分はやればいいや、的な感じ。他力本願というか無気力というか…。今の学生って確かにこういうところありますね。ともかく、キャラデザもストーリーもなんとなくシュール。今前向きなエネルギーが全く発せられていない生徒たちが、果たしてどうやってこの状況の不味さに気づいて、自ら一歩を踏み出せるか。やる気になって欲しいな✨(ー人ー)
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