うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2019春アニメ最終回④

2019年06月28日 20時46分03秒 | アニメ
梅雨で湿気が凄いので、タイマーで除湿にして寝たんですが、今朝は思いっきり喉が痛くなったかもしたです。。。
除湿しすぎたんですね。粘膜腫れ上がって飲み込むのもちょっと痛い。しかも鼻の奥も痛い(--;)
除湿はさらさらして良いんですが、かけ過ぎに注意ですね。梅雨め・・・
でも梅雨がないと美味しい米は食べられませんし、我慢のしどころですが、台風は流石に困る・・・ガゲ崩れとか起きないことを祈りつつ、今日もまたアニメに勤しむ生産性のない日々を過ごしておりますw
『世話やきキツネの仙狐さん』:こちらは漫画原作のアニメ化でした。
主人公の中野 玄人はブラック企業に勤めるサラリーマン。激務で黒いオーラが彼をむしばもうとしていた時、突然現れた狐の少女(注:800歳)が押しかけてくる。彼女は『仙狐』といい、神使の狐だった。最初は戸惑う中野だったが、彼女の家事能力の高さと、モフモフの尻尾に癒されて、徐々にではあるが負のオーラが除かれていく。文句ひとつ言わずひたすら中野を甘やかす仙狐、更に仙狐さんがきっかけで知り合いとなった、隣室の高円寺さんや、仙狐の同僚のシロも交えて、ほのぼの楽しい日々を過ごしていく。仙狐は実は中野の祖先に命を救われており、その感謝を込めて彼の身の回りの世話をしていたのだった。しかし、どんなに尽くそうと彼の負のオーラは現れる。大狐神の夜空より、「どんなに尽くしても、過去の恩人は蘇らないし、負のオーラも無くなることはない」と諭される。だが中野の人柄に惹かれていた仙狐は、「恩返しではなく、今の中野に尽くしたい」という本心に気づき、中野の待つアパートへと帰り、また皆を交えたほのぼのの日々を過ごすのだった―――というストーリーでした。
・・・
・・・
「私も仙狐さん、一匹欲しいよぉぉーーーーっ!!(激!)」
いえ、だって家に帰ればきれいなお部屋で、温かい食事とお風呂が待っているんですもの帰りたくない人はいないのではないか!? 理想のお嫁さんですよ。仙狐さんは。
でも、その実、どんなに家事ができて世話焼き好きでも、受けた相手の感謝がなければ、やはり上手くはいかないのですよ。中野さんは毎回些細なことであっても、ちゃんと仙狐さんに感謝の言葉を伝えてます。だからこそ仙狐さんも「もっと喜んでもらおう!」と頑張ってくれる―――理想の家庭像ですね~(*´Д`) どんなにラブラブでも、相手への感謝がなければ長続きしないし、感謝を忘れてしまったらもうお終い。いまはただ享受しているだけでも、家にかえって「お帰り。」って言ってくれる人がいるだけで、部屋の暖かさが全然ちがうのですよ。。。
我が家も何かと大変ですが(苦笑)、待っている人がいる、という存在に感謝せねば(-人-) 
という小さな幸せの積み重ねが大切なことを気づかせてくれる、非常に良い作品でしたv (一度にたくさんの幸せをGETより、小さな幸せ集めてコツコツと大きな幸せと同じサイズにする方が長続きしそうですv)
『盾の勇者の成り上り』:ラノベ原作のアニメ化ですが、漫画を含めて総合メディア作品になりつつあります。
主人公の大学生:岩谷尚文は、図書館で「四勇者」の本を手に取った瞬間、盾の勇者として異世界にある国家メルロマルクに召喚された。そこには、剣の勇者:天木錬、弓の勇者:川澄樹、槍の勇者:北村元康も召喚されていた。次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという波から世界を守ることを国王から命ぜられ、それぞれの武器を鍛えるために供を連れて旅をすることになる。 しかし、尚文は大切なことは何も教えてもらえず、挙句一人だけ従者に名乗り出たマインが全財産をかすめ取った挙句、婦女暴行の冤罪をかけたため、尚文は信用をすべて失って一人放り出される。異世界の人々に絶望して1人で旅に出ることを決めた尚文は、パーティーの攻撃役として奴隷商人から亜人の少女ラフタリアを買い、さらに鳥型の魔物であるフィロリアルのフィーロを加えて正体を隠しながら行商を始める。やがて他の勇者が起こした不始末の後始末をしているうちに、国民から感謝され、「神鳥の聖人」と呼ばれるようになる。その一方で王家による迫害は続き、尚文は第2王女であるメルティの暗殺未遂・誘拐の嫌疑を掛けられ、妹に奪われた王位継承権1位を狙うマインとそれに踊らされる勇者との戦いを経て、伝説の武器の複製を持ち出した三勇教教皇を呪われた武器で倒す。ほぼ同時に帰国していたメルロマルク本来の王であるメルティの母ミレリアによって尚文の冤罪は晴らされ、名誉回復と共に迫害の音頭を取っていた国王オルトクレイと第1王女マルティは王族としての資格を剥奪され、処刑されるところを尚文に救われる。そして修行のためカルミラ島に出向いた一行は、ラルクとテリスと出会う。頼りになる相棒となった二人だが、実は彼らも異世界から来た勇者であり、尚文らを倒すことが目的だった。何とか3回目の波で彼らを退けた尚文は、ミレリアから褒美を与えられる。それはラフタリアが失くした故郷の領主として、国を復権させることだった―――というストーリーでした。
正直始まった当初は「また異世界物かぁ~」な程度でしか見ていなかったんですが・・・段々ハマってきて、毎週めっちゃ楽しみになっていました。
大体異世界物=チートなハーレムアニメ、というのがテンプレだったので、今回も飽きもせずこの手のストーリー展開かな、という感覚でしたので、見続けるうちに2クールあっという間でしたよ。
一回全部奪われ絶望し、でもそこから這い上がっていく。チートどころか本当に何もないところから、よくぞここまで建て直したな、という。今現在不遇な状況(いじめとか)にある人たちもちょっと元気をくれたのではないでしょうか。
一昨日遊びに行った先のお友達とも、いろいろ話で盛り上がったのですが、「異世界物はほぼチートなんだけど、それに頼る・甘えるだけの作品は面白くないよね。「転スラ」とか「盾勇」みたいに、能力は持っていても、それに頼らずあくまでそれを使うのは最終手段であって、その前に自分が培ってきた技術とか経験を基にして働きかけるほうが、ずっと共感できるから面白い」という話をしていたんですが、まさにそれ!人間生きていれば絶対人生で一度や二度、不遇だったり理不尽な経験をしていると思いますが、それをはねのけるだけの精神力を持つことの大切さが、共感力を引き出せるのではないかな、と。だからこそ、この作品でもいろんな人が尚文の背中を見てついてきてくれた。彼が言葉にすると冷たい感じなのですが、行動で物語っているので、みんなついてくるんですよね。ラフタリアもフィーロも、メルティも、村の人達も、視聴者もw 
ストーリー自体は別世界の勇者と対峙したところで終わりましたが、できたらこの先まだ続きを見てみたいですね!
2期目があることを祈ってます!
『賢者の孫』:こちらはなろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は、現世でサラリーマンをしていたが、交通事故で死亡の際異世界に転生したシン・ウォルフォード。魔物に襲われた乳児期に賢者:マーリンに拾われ、孫として育てられる。やがてマーリンから魔法、メリダから魔道具の知識を学び、それらを前世の記憶と結びつけることで祖父母すら超える規格外の魔法や魔道具を作り出し、剣術なども教わったため、青年期にはとんでもない魔術師に成長した。やがて国王の勧めでアールスハイド魔法学院に入学。そこでアウグスト王子をはじめとする仲間に出会うが、そんな時学院を魔物が襲い掛かる。首謀者の魔人:オリバー・シュトロームと対峙したシンは彼を退け、一躍勇者となる。そんな中、アールスハイド王国に敵の帝国軍が進軍してくるが、魔人により帝国は滅ぼされる。王国にも魔人の進軍の危機を感じたシンは、級友たちに魔術の特訓を施す。とてつもない成長をした級友たちは「アルティメット・マジシャンズ」を結成。魔人が襲い掛かる帝国に進軍し、壮絶な戦いの末、何とか魔人らを排除。世界に魔人の手が及ぶ危険を感じたシンとアウグストは、級友たちと共に世界を見て回る旅に出る―――というストーリーでした。
こっちは「なろう系」だけあって、チート能力全面展開(笑) 苦悩がないのでストーリーの盛り上がり的な部分はどうかな、と思うのですが、救いは「シシリー一本!」で、ハーレム展開にはならなかったところですねw でもこれも恋愛の駆け引きらしい部分が全くないので(出会った瞬間両想いv)、いまいちどのあたりに惹かれ合ったのか…という部分がもうちょっとあってもよかったような。
主人公側としてはもうチョイ深みが欲しかったですが、むしろ敵側のオリバーさんたちの方が、とんでもなく苦渋を強いられてきたため、そっちの方が感情移入しやすかったです。敵ですが意味のない攻撃は仕掛けない。ちゃんと戦う理由を持っているし、苦悩してきた分戦い方を熟知している。主人公側はひたすら強いけど、戦う意義とかがまだ希薄(子供だからね^^;)な表現なので、この辺りの成長がもうチョイあると、いい形で物語を受け止められそうです。2期あるかわかりませんが、やるとしたら、その辺りに深みが欲しいところです。
『叛逆性ミリオンアーサー 第2シーズン』:こちらはゲーム原案のアニメ作品、第2期目です。
第1期最後はファルサリアがとてつもないを見せつけ、今のままでは勝てないと思い知った団長はじめエクスカリバー狩りのアーサーたち。そこで錬金アーサーが調べた結果、アーサーと妖精が一つになって戦うことで、莫大な力を得ることができる「妖精合体」を完成させれば、ファルサリア達への勝機が見えると確信。メンバーはそれぞれエクスカリバーを狩りつつ、互いの妖精との信頼を高め、任務の中で妖精合体を完成させていく。そしてついに団長以外のメンバーが妖精合体を完成させた。その情報を聞いたファルサリアは遂に戦争を始めることを宣言。ファルサリアの宣戦布告を受け、団長たち6人は対応を協議。戦うか、未来へ逃げ帰るか。答えはまとまらない。 すると団長は、結論をそれぞれの判断に委ねることにして、一旦チームを解散。戦う決意をした者だけ戻って来てほしいことを告げる。皆それぞれ答えを探して思い出の場所に向かうが答えは一つ―――あくまで戦うことだった。そしてついにファルサリアの下で抗戦を開始。妖精合体のできない団長以外全員で取り掛かるも全く歯が立たない。仲間が傷ついていく姿を見て、助けたいと願った瞬間ついに団長も妖精合体・・・どころか、他のアーサーたちまで合体。皆団長と一体化し、その強大な力で遂にファルサリアを追い詰めた。そこに外敵が侵入。アーサーたちは一時そちらに向かい、ファルサリアとの再戦の約束だけを残していく。翌日・・・ファルサリアが再戦申し込みに来るが、手土産にエクスカリバーを持つアーサー一千万人を召喚。団長たちの戦いはまだまだ続くのだった―――というストーリーでした。
戦いメインのゲームのはずなんですが、基本的にギャグというかほのぼのというか、あまりストーリーに深刻さがない(笑:いい意味で)ので、お気軽に見ていましたv特に団長さんは黙って戦ってりゃカッコいい美少女なのに、美少女とコスプレに弱い当たり、なんか自分を見ているようで、妙な親近感がありました(笑)距離無しのところとか^^; でも何のかんの言って、戦いの中でみんなそれぞれ欠点だった部分を克服して戦ってきているので、人間的成長のドラマもありました。まだまだ戦いは続きそう(というかエンドレス。)ですが、バトルより団長の行動に手を焼きそうで、皆さん苦労が絶えませんが、仲良くやっていって欲しいものですw
『からくりサーカス』:藤田先生の名作がここで完全アニメ化されました。
主人公は2人。いじめられっ子の才賀勝は、父親である大手家電メーカー"サイガ"社長・才賀貞義の死により180億円の遺産を相続。これによって異母兄弟から命を狙われていたところを奇病のゾナハ病を患っていた加藤鳴海と「しろがね(エレオノール)」に助けられる。しかし、叔父の才賀善治に誘拐された勝を救出した鳴海は爆発に巻き込まれ、切断された片腕を残して行方不明となる。 その後、鳴海はしろがねのギィに助けられ、記憶を失いつつもゾナハ病に侵された子供たちを守るため、笑い病であるゾナハ病の根源となるウイルスを撒き散らすオートマータとの戦いに出向く。一方勝はエレオノールと中町サーカスに籍を置きながら、鳴海の行方を探す。やがて勝は自分の出征の謎を知るため、一人黒賀村に向かう。そこでギィから修行を受けながら才賀に繋がる秘密を知る。その頃鳴海もゾナハ病が発症した理由を知る。全ての根源であるフランシーヌを倒すため、仲間の犠牲の上にようやくフランシーヌの下に辿り着くが、目の前のフランシーヌは偽物のオートマータだった。ゾナハ病をなくすために本物のフランシーヌを倒そうとする鳴海。そして勝はそのフランシーヌに偏愛し、彼女を笑わせるためにゾナハ病のウイルスを作ったフェイスレスの入れ物として作られた器だった事実を知る。だが記憶をダウンロードされそうになるも自我でそれを追い出し、勝はフェイスレスを追う。一方鳴海もエレオノールと再会。だが記憶の無い鳴海はエレオノールもオートマータと思い込み、彼女の存在を許そうとしなかった。そこに執拗にエレオノールを追い求めるフェイスレスがオートマータを使い、エレオノールと共に宇宙に出ようとするが失敗。エレオノールは勝に救出される。だがゾナハ病を治す方法はフェイスレスしか知らない。鳴海は宇宙に行きフェイスレスからその手段を聞き出そうとするが、エレオノールが鳴海に想いを寄せていることを知る勝が代わりに宇宙へと上がる。最終決戦で勝は押されるものの、勝の言葉でようやく「愛情」の意味を知ったフェイスレスはゾナハ病の消滅にはエレオノールの歌が必要であることを教え、勝を脱出させる。ゾナハ病は無事に根絶し、鳴海とエレオノールは二人でサーカスを続ける旅に。そして成長した勝はかつての鳴海のように子供たちを救っていた―――というストーリーでした。
長編ですので簡単に書ききれないですが、一貫してテーマは「愛情」でした。無論恋愛もですが、それだけでなく家族や兄弟、友情、無償の愛、すべて含めてテーマは最初から最後まで同じ。複雑なストーリー展開にもかかわらず、非常にわかりやすかったのは、主軸が全然ブレて居なかったからだと思います。この辺り流石です。今から20年近く前の作品ですが、テーマが人間のもつ基本だったので、全然色あせていませんでした。ともすると若い人は「ウザい」とかいうかもしれませんが、結局そう言ってしまう人ってうわべだけの付き合いや感情だけなので、長続きしないし得るものもないかと思います。まさしくフェイスレスみたいに一方的に思うだけで、相手にも感情があることを認めないやつですね。最近ちょっと揉めたりすると、信じられないくらい相手を刺したり傷つけたりする事件が多いです。自分の意志に従わない者→排除、というところが駄々っ子以上に厄介。いつからそんな世の中になってしまったかわかりませんが、笑われても馬鹿にされても鳴海兄ちゃんみたいに真っすぐでいたほうが、人生充実しそうですし、人との関係が凄く強く結びつきそう。
そういう意味で、20年経った今、もう一度見直してみるのに、とてもいい作品だったと思います。最後の出演者全員のカーテンコールが、長い物語の終幕にふさわしく、涙しました(ノД`)・゜・。

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