うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2022冬アニメ最終回①

2022年03月22日 20時28分58秒 | アニメ
3月も来週で最終週。本当にあっという間ですね💦
そうこうしていたら、冬アニメも最終回の時期に差し掛かってきております。
今回はじっくり見ていられる時間が少なかったので、何か作業しながら片手間に見ている感じでしたけど、とりあえずさっくりと最終回まで見た感想です。
でも今日の感想は「冬アニメ」とはいえず、どちらも一回放送始めたんですが、大人の事情(哀)があって、放送延期になった作品ですね。
『終末のハーレム』:ジャンプ+で連載中の漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の薬学研究員:水原怜人は突如「細胞硬化症」という難病にり患し、特効薬ができるまでコールドスリープに入る。目覚めた怜斗は専属担当官という周防美来に案内され、現世界は「MKウイルス」という男性のみ感染し確実に死に至っており、生きているのは怜斗を含めて数人だという事実を知る。そして怜斗は人口を増やすために数多くの女性とメイティングをするよう伝えられる。しかし恋人だった橘絵理沙以外に考えられない怜斗は薬学知識を利用して「MKウイルスの特効薬を作る」と宣言。それは世界に影響を及ぼすものだった。生きている男性の一人火野恭司は既に女性数人の妊娠に成功。もう一人の高校生男子:土井翔太はかつていじめにあっていたせいで、用意された学校ハーレムに困惑するばかりだったが、コールドスリープ前に唯一の味方だった羽生柚希と再会し、彼女の想いも受け止めてメイティぐするも、以降担当官:神谷花蓮により、他の女子とほぼ強制的にメイティングの実行を促される。柚希の姿が消え、寄る辺ない精神状態に陥った翔太は自棄になり乱交を始める。
一方で怜斗はKMウイルスの患者が最初に治療された病院と、最初の患者の遺族に面会。ウイルスに関するヒントを得ようとするが、何もつかめなかった。しかし根気強く遺族を説得すると、彼女からわずかながら情報を得られる。その場所に向かう怜斗と仲間たち。そんな中、世界では日本で生存男性がいることを隠していたことを非難し、海外から査察が入ってくる。そして怜斗たちは「MKウイルスは自然発生ではなく、人為的に作り出されたものだ」と知る。更にUW世界本部の首脳陣が5年前にMKウイルスを散布した可能性が高いことや、単為生殖によって女性だけの世界を作ろうとしていることを暴露する。やがてそのやり方に反旗を翻していたテロ組織の中に理沙を発見した怜斗。彼女たちは4人目の男性を人質に取ってUWの動きを止めようとする。怜斗はこのまま日本にいることは危険と判断。更に理沙の本心を聞き出すためにも彼女が台湾にいることをしり、日本を脱出。台湾で理沙と再会を果たすのだった―――というストーリーでした。
見てのごとく地上波での通常放送では見事に倫理に引っかかるため、一度秋に放送始まったんですが、どうしても性描写が欠かせないため、モザイクの入れ方などで一度放送停止になりました。改めて放送再開しましたが、もはやそのシーンが来ると画面が半分以上真っ黒になるので、そこまで無理して放送しなきゃならんだろうか(ーー;)と思いつつ、一応最後まで見てみることにしました。
確かにメインはエロシーンなんでしょうけど、ある意味精神倫理の鋭いところを突っ込んでいるので、深い内容合ったんだな、と。言われるまま女性と快楽の限りを尽くす男性(※でも実は鋭い人で、騙されてUWに従ったふりをしながら動向を詮索していた)もいれば、根本であるウイルスの特効薬を作ろうとする男性もいて。で、一番酷かったのは高校生男子。虐めにあっていたため、人間不信に追い込まれていた分、急に女性たちにモテモテになり、疑いながらも結局本命の先生とは引き裂かれたため、やけになって乱交。好きでもない人との行為がどんどん精神を荒んでしまう、どんどん壊れていく描写が恐ろしかったです。でもまさにリアル現代でもこういう人が存在するので、こうやって人間って壊れていくんだな~と逆に怖くなりました💦 更に異性を拒否する団体がMK(Man Killの意味なんでしょうね)ウイルスで男性を殺すという真の目的が判明。こうなったら力業で日本に残る男性を殺しに来る可能性も高いですし、最後は「生き残りをかけた戦い」になりそうで、ハラハラして見ていました。
深いところまで見て行くと面白かったです。ただ続編はあるかな~?製作上、かなり難しい作品だと思うのですが、出来れば決着は知りたいですね。原作が最終回を迎えたら、ちょっと探ってみようかな。
『86-エイティシックス-』:こちらも原作小説のアニメ化作品で秋アニメでしたが、コロナのこともあり製作が追い付かず、残り2話を3月に放送する形となりました。
一期目で共和国を後にその先の世界を目指した「スピアヘッド」小隊。レギオンの猛攻とレギオンの一部と化した兄との決着をつけたシンエイ。命が尽きたかと思われたが、小隊の生き残りの面々共々気づけばギアーデ連邦のエルンスト・ツィマーマン大統領に保護されていた。亡命先でエルンストにより初めて人間らしい生活を送ることができ、さらに同じく保護されていたフレデリカに懐かれ、穏やかな日々を過ごしていた。しかし旧ギアーデ帝国の侵攻は連邦にも進んでおり、穏やかな日々に感謝しつつも己が居場所を探していたシンエイはじめスピアヘッド小隊は、エルンストの反対を押し切り連邦軍に志願する。特別士官学校を経て当初レギンレイヴの運用試験を行うノルトリヒト戦隊に所属し、第86独立機動打撃群の設立後は「戦隊総隊長兼本部付戦隊:スピアヘッド」として戦いに従軍するシンエイたち。日々激化する戦闘の中、「モルフォ」と呼ばれる巨大レギオンが攻勢を仕掛けてくる。圧倒的なモルフォの力に大打撃を受ける連邦。そこでスピアヘッド小隊がモルフォを射程に捉えるギリギリまで近づき、攻勢を仕掛ける作戦を立案。エルンストたちは大反対するが、もうこれしか手段がないことを悟り、やむなく実戦となる。進軍するスピアヘッド小隊だが、そこにフレデリカが隠れていた。呆れるシンエイたちは彼女を本国に戻るよう説得するが、フレデリカは実は旧ギアーデ帝国の女王であり、モルフォの正体は既に亡くなっている彼女の忠実なる従者であった男の脳をつないでいた。モルフォの猛攻に次々と倒されるスピアヘッド小隊。しかしフレデリカによるモ説得で一時停止したモルフォ。そのすきに懐まで近づいたシンエイがモルフォの急所に接近し止めを食らわせる。自爆シークエンスに巻き込まれたフレデリカは、最後に自我を思い出したモルフォによって庇われ無事。そして一方のシンエイは懐かしい声に呼び戻される。それは同じく旧ギアーデ帝国に進軍されていた共和国のハンドラーワン:ミリーゼだった。ミリーゼは新たな部隊「ブリジンガメン」の86と共に、応戦しここまでたどり着いていたのだった。
改めてミリーゼは共和国解放後はギアーデ連邦主導の合同作戦に共和国軍人として志願。そして連邦で部下となる小隊を紹介される。その挨拶で聞いたのは懐かしい声―――初めて対面したスピアヘッド小隊の無事を確認し、ミリーゼは歓喜の涙を流すのだった―――というストーリーでした。
とにかくいきつく先は「死」あるのみ、というのがこの作品の世界感で、特に主人公のシンエイ達86は「ただの機械の一部となって人権無し=存在を認められない」中で、生きている意味を見いだせないままひたすらゴールである「死」に向かって進むのみ。そんな中、唯一彼らに「生きて」と投げかけてくれたのがミリーゼ少佐だけ。そして今回の連邦でも、ひたすら引き留めてくれたのはフレデリカ。でもエルンスト大統領も含め、連邦は皆いい人でした。もう戦わなくていいよ、と言ってくれる人達に囲まれながらも、「何でこの子たちはそれでも戦いに行こうとするのか」と思って見ていましたが、結局今まで「戦いでしか生きられない」子たちだったので、それ以外の生き方を知らないんですよね。もっと生きることに執着してもいいのに…と思っていましたが、最後のモルフォとの戦い、あるいはその戦後仲間たちは皆生きていました。「勝手に殺すなw」と憎まれ口をたたいていましたけど、この笑顔を見て、ようやく「生きること」に前向きというか、欲が出て来てくれた気がします。でなきゃ最後ミリーゼ少佐と再会(というか、顔を見るのは初めて)したときに、笑顔になんてなれなかったでしょうし。唯一「生きて」と願ってくれた人に、生きることを選んだ最高の笑顔を見せられました。うん、ミリーゼちゃんじゃなくとも涙出ましたよ(ノД`)・゜・。(感涙✨)
1期目の終わり方がアレでしたので、今回も暗くなるのかな~と思っていましたが、未来に光が差した感じの終わり方でよかったです!原作だとこの後も続いているようですが、とりあえず満足のいく作品でした!
『イロドリミドリ』:こちらはアーケードのリズムゲームを原案とした5分アニメでした。
舞ヶ原音楽大学付属舞ヶ原高等学校では音楽に特化した学校。学園祭のパフォーマンスステージで最高の演奏をしたバンドには、謎の点数がもらえるというのがもっぱらの噂。そこで主人公の明坂 芹菜が中心となって、御形 アリシアナ、天王洲 なずな、小仏 凪、箱部 なるらと共にバンドを結成。いざバンド活動!…となったが、毎回何かと問題が起きながらも、ひたすら「単位ゲットの為」に解決。ゆる~くまとまりながらも、最後は学園祭で見事なパフォーマンスを届けることができた―――というストーリーでした。
言ってしまえば「けいおん!」に近い感じでした。単位のために、もっと必死に練習するのか、と思いきや、「バンドリ!」のようにそこまで必死じゃない。ゆる~く生活上の問題(テストとか)を乗り越えつつ、ほのぼのとした日常な感じでした。単位貰えてよかったね( ̄▽ ̄)♪
コメント
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