うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回⑪

2014年09月30日 19時30分52秒 | アニメ
なんか無性に『ソースせんべい』(※駄菓子屋で売っている、あのえびせんにソース塗ったあれ)が食べたいかもしたです。ときどきあるんですよね、駄菓子屋フィーバー(笑) ついこの前は『きなこ棒』が食べたくなったし。食欲の秋・・・というか年中食欲ですけれど(笑) 近くに駄菓子屋がないので、食べたつもりで我慢我慢。

さて今夜もササッと最終回感想行きます!
『スペース☆ダンディ』:冬に第一期、そして夏に二期の放送でした。宇宙人ハンターのスペース☆ダンディはまだ見ぬ新種の宇宙人を求め、使えない旧式掃除ロボット・QTと、使えない上に無駄飯食いでマヌケなベテルギウス星人のミャウと共に宇宙をさすらう。その道中、一行は様々な宇宙人と遭遇したり、ダンディを狙うゲル博士に追い回されたり、宇宙レストラン「ブービーズ」のハニーちゃんたちに鼻の下を伸ばしたりとドタバタ騒ぎを続けるストーリーでした。
先ずはなんといっても音楽がよいです!毎回音楽制作(スペース☆ダンディバンド)のメンバーがすごくって、菅野よう子さんはじめ、凄い作曲家とかミュージシャンたちが参加していて、『カゥボーイビバップ』を思い起こされました!
ダンディの、あの凄く時代遅れ(笑)な感覚に、やたらマッチしている音楽って凄いですよ(笑) 
ストーリーも確かにマヌケなんですが、テーマの着眼点がすごくって、こっちもある意味目からうろこ。「宇宙はだだっ広い=何があってもおかしくない」んですから、やり放題(笑) 植物が食物連鎖のトップだったり、二次宇宙(平面でしかもドット絵:苦笑)、三次元宇宙、四次元宇宙があったり(あ、一次元もありましたね。線だけですけれど)、およそ普通では考え付かない設定が面白かったです。
最後まで「ゲル博士」が何故にダンディを追うのか、さっぱりわからない!―――と突っ込もうと思ったら、最終回でようやく判明。しかも黒幕がビーって、これまたえらくすっ飛んだところに!
最終的には宇宙の創生やらできる、神の力を持っていて、それをゲル博士たちに狙われていたらしいですが、結局は神の力なんかより、ブービーズのオネエちゃんたちを追っかけている方が、ダンディは好きだったようです(笑)
まぁ、これもダンディらしいですね。諏訪部さんの演技に乾杯です!
『M3 ソノ黒キ鋼』:こちらは2期アニメでした。「無明領域」という空間が10年前発生し、東京の大半を飲まれてしまう。その内部ではあらゆる物質が黒い結晶「屍鋼」(しばがね)と化し、空間近辺では全体が屍鋼で構成される活動体「イマシメ」が目撃されるようになった。無明領域による災害からの復興を目的とする企業「イクス」は、イマシメに対抗手段するため次世代型可動肢重機「マヴェス」を開発する。
マヴェスのパイロット候補生として、鷺沼アカシ、破先エミル、出羽ササメ、波戸イワト、霞ライカ、真木ミナシ、弓月マアム、伊削ヘイトらが招集され、チーム「ガルグイユ」の構成員として訓練を行い、「イマシメ」との戦いの日々が始まった―――というストーリーでした。
最終的な感想としましては、「仲間外れにされた恨みは恐ろしい。」ということでしょうか。主人公たち、チーム「ガルグイユ」の子たちは、無差別に集められたわけではなくって、共振というお互いの心がわかる存在だったのですが、実はこの子達が「無明領域」そのものを作り出した原因。まぁ本当に原因だったのは夏入が自分の研究のために、先天的に共振の力を持つ読島に研究室を作って、島の人たちを人体実験したことが始まりですけどね。
無明石というイマシメの大元を持ち出した子供のミナシ、ササメ、ツグミと、仲良くなった「ガルグイユ」のメンバーが無明石が暴走しだして無明領域が広がったときに、ツグミ一人を置いて逃げたため、ツグミの恨みが躯となったわけで。幼いツグミが一人真っ暗な中で取り残された気持ちは、どんなに怖かったかでしょうね。普段共振で相手の心がわかるツグミたちですが、共振できる相手すらいなくなってしまった訳ですから。
無明領域、と言いますが、実のところは「孤独との戦い」がメインテーマだったと思います。孤独が無明領域を作っていたんですね。だから「みんなと繋がれば」と必死にあがいていましたが、共振しなくても心は通じ合うことがわかって、孤独に陥った人がいなくなったことで、無明領域は崩壊したんだと思います。
ラストは屍鋼になってしまったエミルやミナシ、ササメらが、元の姿に戻る方法が解明できたようで、みんな少しずつ意識も回復してきたようでよかったですね。
今度は誰も仲間はずれで孤独になりませんように。


コメント
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