うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメの最終回③

2009年09月25日 20時42分38秒 | アニメ
何だか一週間ぶりに仕事にいったら、先週何をやっていたのかすっかり忘れきったかもしたです。
旅行と休みをダラダラ過ごしたおかげで、タダでさえ少ない脳みその機能が完全停止した模様。
明日からまた休みだし、少しは脳みそリハビリしないとダメですね^^;

さて、地上波深夜アニメはガンガン最終回が続いていますね。また感想などをぼちぼち。
『Phandora Heart』:これは現在も連載中なので、最終回をどうまとめるのか予想がつかないまま見ていたのですが、『アヴィス』というある意味「精神の地獄」みたいなところに落っことされた、主人公のオズ君が、そこに住む怪物(?)『チェイン』である『B-ラビット』と契約し、アヴィスから脱出。但しそこは、10年後の世界。
そしてチェインと戦う『パンドラ』という組織に助けられて、ともにチェインと戦うことになったのですが、契約したチェインは、普通のチェインとかなり違う。『B-ラビット』は『アリス』という名前の少女であり、どうやら昔は人間だった様子で、『アヴィスの意思』に関わるもの。そしてオズはアヴィスにとって何らかの力を持っていることも判明。
チェインと契約した人間は、胸に時計を刻まれ、チェインの力を使うと時間が進み、針が一周するとアヴィスに再び落ち、一生はい上がれない。
針が一周する前に、アリスの人間だった頃の記憶の欠片を集めることが目的となり、『パンドラ』の仲間たちと共にチェインと戦いながら、『サブリエの悲劇』という100年前サブリエという街がアヴィスに落とされた真相を突き止める。―――という話でした。
ただ原作がまだ途中と言うこともあって、メインは父親に存在を否定されたことで、人の気持ちや自己犠牲を優先するようになってしまったオズが、自分自身を取り戻していく、ということでした。
最終回は「オズの成長」という形で、父親に対する自分のあり方、自分を肯定する生き方を決めたところで終了となりました。
これはこれで、「一つの課題の完了」という形になったので、よかったのではないでしょうか。
「サブリエの悲劇」や「アヴィスの意思」や「アリスの記憶」など等、沢山の謎が残ったままの終了なので、また2期やってくれると嬉しいんですが。『のだめ』も3期やりましたし、是非続けて欲しいですね。
個人的にはギルに会えなくなるのが寂しい(苦笑)

『大正野球娘』:何故か高齢者に人気があったらしい(笑:新聞に載っていました)。その当時、「女性が野球なんてとんでもない!」だった時代の最中、野球で男子学校に勝負を挑み、勝利する!事を夢みる(!?)女学校の学生9人の物語。
多分年配の方に人気があったのは、当時の野球用具とか当て字(例:ショート=遊撃手)とか、リアルに使っていたので、それが凄く懐かしかったのかも(^^) 確かに設定は本当に史実に忠実でした。
アメリカ人の外国語の先生(女性)を監督に、普段やりなれない練習を、紆余曲折重ねながらこなしていき、その中で悩みや葛藤と戦いながら、見事にチームを作り上げた。という感じでした。
大正という時代=「男女7歳にして席を同せず」という、まさに男尊女卑が一番強かった時代にあって、こうした革命的な女生徒達がいたとしたら、本当に凄かったでしょうね。アニメでは多少その頃の時代背景を交えていましたが、やはりフィクションですから、ある程度は時代考証に載らなかった面もありました。
でも主人公の梅子ちゃんをはじめ、イキイキと青春時代をすごしている生徒さんの姿は、見ていて気分良かったですv 
流石に続編はなさそうですが、梅子ちゃんたちが現在も生きていたら、あの頃の様子を是非方って欲しい、と思いますね。

『Phantom』:「因果応報」という言葉が本当にピッタリ!という話でした。これも原作がまだ続いているので、途中で終わった形ですが、2クールでまとめたにしてはストーリーもわかりやすく、スピーディーでアクション満載の話は大好きなので、結構のめりこんで毎回見ていました。話は大きく3つに分かれていたと思います。
1.「アイン~エレン~」:主人公の高校生玲二がアメリカに旅行中、マフィアの抗争に巻き込まれ、殺しの現場を見てしまうのですが、組織は当然見られた以上殺さねばならないので、その暗殺者に玲二を殺させようとするのですが、逆に倒されてしまう。組織は殺さずに玲二を捕らえて記憶を消し、暗殺者に仕立て上げる。
その訓練を任されたのが、玲二が見てしまった暗殺者の少女=アイン。組織は「インフェルノ」といい、その女性重要幹部クローディアの部下で、暗殺者『ファントム』を作り上げたサイス・マスターの下で、玲二は=ツヴァイとなって暗殺を行うことに。
ところがマスターが組織内で力をつけてきたことを懸念したクローディアがマスターを消すことを決意。当然アイン・ツヴァイも狙われるが、逃走途中に記憶を取り戻した玲二はクローディアに、エレンという名前をもらったアインはマスターに捕まり、玲二はマスター殺害の命を受けるが、マスターを庇ったエレンを撃ってしまう。そのままエレンとマスターは行方不明に。
2.「ツヴァイ~玲二~」:クローディアの右腕として重要な幹部となった玲二。組織の抗争の最中、自分と同じようにその現場を目撃した少女キャルと出会う。組織は当然キャルを殺すよう命ずるが、キャルを助けたいばかりに玲二は「キャルは銃のセンスがある」と嘘をついてしまう。本当はキャルに殺しをさせたくないが、玲二を慕うキャルは何とか気に入られようと、銃を持つ。だが嘘から出た真、キャルは本当に銃の才能があり、玲二の訓練についてくる。
だが一方で幹部の権力争いに負けたクローディアは射殺。その部下である玲二にも当然追っ手が来る。潜伏先を爆破され、部屋にキャルがいたと思い込んだ玲二は復讐を試みようとするが、窮地のところをエレンに助け出され、日本に逃走。
3.「キャル~ドライ~」:じつは爆破を免れたキャルは玲二に捨てられたことを、サイス・マスターに教えられ、そしてそのまま新たなファントム=ドライとしての訓練を受ける。
玲二への愛憎の増したキャルは玲二を追って日本へ。愛情の裏返しの憎しみの暴走が止まらないキャルは玲二との決着に挑み、命を落とす。
キャルの暴走を利用し、アイン・ツヴァイ・ドライを消そうとするマスターは、自分が作り上げた従順な兵器であり、玲二と出合って自我を取り戻したアイン~エレンによって射殺。
その後、エレンの記憶と故郷を探すたびに出るが・・・
・・・って振り返ると長いですね! 結構あっという間だった気がするんですが^^;
最後は二人でエレンが育ったらしいモンゴルに行ったところで、エレンは記憶よりも大事な物を手にしたことで、ようやく微笑みを取り戻し、反対に玲二はインフェルノの追っ手に撃たれる・・・という形で終わりました。
う~~~ん・・・(ーー;)かもしたは博愛主義なので、主人公やヒロインが死ぬ、という結末はあんまり好きじゃないので、この結果はちょっと・・・。
キャルも死ななくてもよかったのかもしれませんが、暗黒街に一度でも身を沈めると、もう二度と普通の生活はできない―――安らぎは死のみ・・・ということになってしまうんでしょうかね。
玲二も最後は銃弾に倒れましたし・・・。まぁ生きているかもしれませんが。
何処に逃げたって逃げ場はない、ということなのでしょうが、心から笑ったことのないエレンが、本当に心から微笑んだ―――その一瞬を取り戻せたのが救いだった、ということになるのでしょう。
最後まで安息のない話でしたが、その分「どれだけこういう世界は恐ろしいか」という教訓として受け止めればいいのかも。

今夜は『バスカッシュ』はまだ最終回ではなさそうですが、もう直ぐクライマックスかな?
あと『うみものがたり』の後番が『おおぶり』でした!(再放送ですが)
またミハちゃんとか阿部君とかに会えると思うと嬉しいですvv
よ~~~し!DVDの録画準備だ!(笑)

コメント
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