うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

ダンスはうまく踊らない(第3話)

2024年06月29日 21時31分05秒 | ノベルズ
ひとまずランチを胃の中に片付けると、カガリは今度はダンスのコーチへと変貌した。
キラの真横に並んで、カガリがポジションを取らせながら、足の動きを見せる。
「まず私が男性ステップを見せるから、一緒に合わせてやってみろよ。」
「えっと…こう?」
「違う。先ずは右足、そしてその後ろに左足を持って行ってだな。」
「えっと、こうして、こう…うわっ!」
「キラ!」
足を引っかけて倒れるキラに、ラクスが思わず悲鳴を上げる。
「ほら、もう一回いくぞ。」
「うん…」
カガリが差し出してくれた手を取り、キラが立ち上がると、カガリは再び横に並ぶ。
「みーぎ、うしろー、ひだりー、」
カガリの声に合わせておぼつかない足運びのキラは、ステップの位置が気になりつい下を向く。
「こら、上半身のポジションが崩れているぞ。」
「あ、ごめん!右で、ひだ…うわっ!」
慌てて顔を上げれば足がついてこれずにこうだ。
床に尻もちの衝撃が伝わり、ハラハラと見守ってくれているラクスは、つい両手で顔を覆ってしまう。
カガリは呆れる一方だ。
「全く…MS戦闘なら負けなしなのに、なんでこれくらいのステップで、自分で自分の足をひっかけて自滅するんだよ…」
「いや、MSでの戦闘と全然関係ないじゃない。」
むくれるキラを前に、カガリはコーチよろしく説明する。
「いいか、ワルツは女性が体を預けて踊ることが多い分、男性は筋力使うんだ。これもある意味筋トレになる。MSの操縦は足を踏ん張ることが多いから、丁度いいだろ? 後、リズムは一定じゃなく、「クイック、クイック、スロー」なテンポになる。」
「え!?全部同じじゃないの!?」
キラにとってはマイムマイムと同じ感覚が抜けきれないらしい。
カガリは考え込むと、部屋の片隅で見守ってくれていたラクスを手招く。
「私が男性になってラクスと踊って見せるから、足運びとかリズムとか、ちょっとそこで見てろ。」
「うん…」
カガリに指をさされた場所に、所在無さげにちょこんと体育すわりで二人を見守るキラ。目の前には、顔を近づけ囁き合うカガリとラクス。
「1・2・3でリズム取るから。」
「わかりましたわ。」
「いくぞ。1・2・3、1・2・3…」
ラクスの腰に右手を回し、優しく手を取ってクルクルと円舞する二人の姿を見て、キラは思わず無言で見惚れる。


―――続きはこちらから。


***


先週から引き続きの第3話をお届けします(`・ω・´)ゞ✨
ようやくヤツが登場です。ズゴックで全力クロールしてきたんだろうな(笑)
ちなみに挿絵は、以前かずりん様から頂きました、ダンスのイラストがとっても素敵なので、一緒にUPしました(※版権は譲渡していただいております)。
カガリもアスランもたいがい負けず嫌いですが、キラもカガリとラクスに関しては、相当負けず嫌いだと思うのが、かもしたの信条とするところですw まぁアスランとラクスの関係は、もうある意味いい友人と言いますか、こちらも心理的に姉:ラクス、弟:アスランに近い感じがするので、ラクスに対してアスランが嫉妬することはなかろうと。ただ、彼女を侮辱したり貶めるような輩は絶対許さないでしょうけどね。カガリに対しては、アスランとキラはバッチバチ☆だと思います(笑)
ようやく次回で最終回ですね(予想)。来週ちゃんとUPできたらいいなぁ・・・

来週はシネコンですね。
今日敗者復活戦があって、何とか会計まで行ったのに、切り替わった瞬間「完売」の札が出ました💧orz …何でいつも会計で弾かれるんだろう(ノД`)・゜・。
なので、また参加された方のレポ見て楽しみたいと思います。きっと素敵だろうな~(*´艸`*)♥ グッズはイベント終了後通販やってくれたら嬉しい。少ない小遣いかき集めて投資します(^^ゞ

その少ない小遣いで、今日はこれですよこれ!!
はい、HG1/144インジャ弐式です♥
もうパッケージだけでニマニマしてますw 早速作りたい!―――けれど、今アニメの最終回と、来週は新番組のチェックに勤しみ、加えて書きかけのSSも最後まで書き切らなきゃだし、昨夜の火傷が思ったより酷かったらしくって、今もまだ冷やしつつ、結局病院に行って薬貰ってきました。なので、これが治るまでは制作できないな。なので、箱と中のMS&パイロットの解説書だけ見てます(苦笑)
しかし見るだけで全身刃物!(゚Д゚;) 解説のところに武器の名前が書いてありましたけど、なんで種シリーズのMSの武器って名前が長いんだろう(一一;)
もう「ビームホーン」(角の部分)も「トサカッター」でいいじゃんw
つくづく見ながら「これがどうやってズゴックの中に入っていたのか」という疑問が再燃しました!肩も足(股関節)もやっぱり相当無理があります。ガワラ御大(大河原先生)もそりゃ抵抗したくなりますよ💦 今ズゴックが立体化の監修中だそうですが、7月くらいにモデルが出そうらしいですね。でもHGでは中にインジャ入っているのは無理だろうな~。MGかRGで、しかも1/100以上のスケールでないと、多分無理。もうキ〇肉マン消しゴムくらいのサイズのインジャが付属でついてきて、中にちょこんと置くくらいしかできないでしょう。まぁ「※このズゴックの中にインフィニットジャスティスガンダム弐式は同梱されておりません」であっても、ズゴックだけで十分欲しくなります。多分予約もすぐ完売になるんじゃないかな?マイフリ並みに作っておかないと、争奪戦になること間違いなし!
種の主人公機はいずれもスタイリッシュなので、あのずんぐりむっくりしたズゴックといいますか、水泳部の皆さんはみんな可愛く見えてきます♥ アーセナルベースだと、両腕ブラブラさせながら全力疾走してくる姿が可愛いらしいです。
そういえば最近全然アセベやってないわ💦 ズゴック(SEEDFREEDOM Ver.)のカード欲しいな。やりに行こうv

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダンスはうまく踊らない(第2話)&アニメイトカフェ出張版に行ってきました!(*^-^*)ゞ

2024年06月22日 21時33分05秒 | ノベルズ
「フンフンフ~ン♪」
ラクスは上機嫌で鼻歌を歌いながら、メンチカツとエビフライを揚げる。
そしてバンズとサラダ、それからデザートの果物も一緒にバスケットに詰めて。
「確か…このあたりでしたわね。」
そう言って壁面を叩くと現れた、先ほどの隠し階段を静かに降りていく。すると彼女の目に映ったのは、いつの間にか運び込まれていたのか、それとも元からここにあったものなのか、床にはダンベルや太いスパイクゴムといった筋トレグッズが散乱し、その中で
「何をしている!このくらいで根を上げるなんて、オーブ軍の新人隊員よりも弱いぞ!」
仁王立ちの鬼教官の怒鳴り声と、そして床に大の字に転がったままの最愛の彼。
「まぁ!大丈夫ですか?キラ。」
「ラクスぅ~もう疲れたよ…」
ようやく上半身だけ気力で起こしたキラを、駆け寄ったラクスが支える。そんなキラを見降ろすようにして、カガリは首にかけていたタオルで額の汗を軽く拭いながら嘆く。
「全く、この程度でついてこられないんじゃ、安心してお前にラクスを任せることなんてできないぞ?」
カガリの申し出はありがたいが、流石にキラがダウンしている以上、助け舟を出さねばならない。ラクスは慌てて間を取り持った。
「カガリさん、今日は初回ですし、程々にして一旦お休みにいたしませんか?さぁ、お昼を作ってまいりましたから、一緒にいただきましょう。」
「そうか、もうそんな時間だったのか。やったー!お腹減っていたんだ。ラクスの手作りランチが食べられる♥」
すっかり機嫌を直したカガリ。キラがラクスを見れば、軽くうなずいて見せる彼女。ラクスはカガリのご機嫌の取り方までしっかりと習得したようだ。
「はい!カガリさんのためにも、今日も腕によりをかけてご用意いたしましたわ♪」


―――続きはこちらから。


***


先週に引き続き、SSの方を更新しました。
双子姉と弟夫婦、めっちゃ仲良くイチャイチャしてます♥(笑)
あの『SEED GP2024』キャラ部門の1・2・3位ですからね✨ イチャコラさせてあげたくなります。可愛いんだよ。双子と義妹w

で、ようやくダンスっぽい話が出てきましたが…アスランは何やっているんでしょうかね? まだ出てこない。劇場版の1時間くらいしてようやく登場したときみたいです(苦笑) きっと今頃ズゴックでぶっ飛ばして来ているんでしょうね!

―――話は飛びまして。
今日は午前中に別の病院に行かねばならず、ほぼ週2,3回の通院にも大分慣れてきましたけど、出先のメイトで、昨日から『ガシャポンフラット』の『SEEDFREEDOM第2弾』が始まっていたので、「推しが二人でハウメアと指輪の見せ合いっこ♥」しているポスター狙ってガシャッてきたんですよ。
かもしたは色々ランダム関係は運がない方で、推しを引けないことが多いんですが、何故か…本当に何故か、この『フラットガシャポン』だけは推しの引きが強い。第1弾も、namco限定バージョンも、一発で推しを引けたので、今回はどうだろうと思ったら…
やっぱり一発で来た!✨\(*´▽`*)/✨
何故だろう…本当に謎なんですが、16種類もある中で一発引きできたのは、本当に感謝です(ー人ー)
この二人のシーンの公式グッズ、持っていなかったので、凄く嬉しいですv
それこそ、人気投票の描きおろしイラストのもあったので、引けるかな…と思ったのですが、これはグッズ買い占めたので、ここは止めおきました。

そして午後から地元でやっていた、例の『ガンダムSEED FREEDOM アニメイトカフェ出張版』に行ってまいりました。
地元、と言っても車で早くて40分くらいかかるのですが、この出張版でしか飲めない『キラ&ラクス愛の絆ドリンク』というものがございまして、「だったら飲むしかないじゃないかぁーーーーっ!」とばかりに行ってきました(`・ω・´)ゞ
なんですが、今日に限って道路がどこも滅茶混みで💦 予約時間完全に間に合わず💧orz
ですが、来場者が少なかったみたいで、「全然大丈夫ですよ~v」と皆さん優しくお出迎えくださいました( ;∀;)✨感涙。
あの池袋で売り切れていたアクスタやコロッタの第2弾も沢山あって、(池袋で予約しなくてもよかった気が…)と思いましたが、折角なのでアクスタ3つ、「ハインラインさん、ハインラインさん!ハインラインさんが来ますように!!!(>人<)」って必死に願いながら選んでみました。あといつも通りクッキーとかも買ったら、店員さんが「あと400円でコースターとステッカーとブロマイドが2枚ずつになりますが、いかがしますか?」と言われたので、あんまり選ばなかったコロッタを一個だけチョイス。
そしてキララクドリンクをまずは味わいました♥
アクスタ一緒に連れて行ったのでw一緒に写メ📷✨
受け取った時は、下がピンクで上が水色の、すごくキレイな二層だったんですよ!でも、飲める場所まで移動しているうちに混ざっちゃった💧;つД`)
羽はホワイトチョコなのですが、ラクス様のあのパイスーを思い起こさせられます(笑)ちなみにお味はカルピスでした。多分キラもラクスもカルピス系のものだったのではないかと。珍しく甘すぎないで、飲みやすかったです♪ 赤い粒粒が何なのかは、ちょっとわかりませんでした。多分ドライフルーツっぽかったのかな。小さかったので、味までははっきりとつかめず。

さて、先ほどのアクスタ第2弾を開封。
ここでも「ハインラインさん!」をしつこく願いながら、ガシャポンの運が続くことを願って開けたら、一個目がキラ。二個目がムゥさんが来たので、「だったらマリューさん、マリューさん!マリューさんで!!!(>人<)」と急な変更をお願いしたら、ハインラインさんがご機嫌を損ねたのか、それともマリューさんが怒ったのかわかりませんが、
ムゥさんが二人来ちゃったよ💦
「マリューはやらん!(#^ω^)」ということでしょうか。とりあえず池袋で予約した分、マリューさんが来てくれたら万々歳です!( ー`дー´)キリッ あ、もちろんハインラインさんをお待ちしております<(_ _)>

そしてコースター関係ですが
「何でアタクシはディアッカばっかり来るんだろう…(遠い目)」
池袋でもステッカーがキラとディアッカだったし。コースターもディアッカだし、シュラは2枚目だし。
バースデーブロマイドは、「どちらか選べますよ♪」ということで、ノイマンさんとカガリ様♥ カガリは何枚あってもよし!
ディアッカじゃありませんが「グレイトゥッ☆」ってやつですw

そして、家に帰ってから、そういえば忘れかけていたコロッタを開封してみたところ―――

不機嫌極まりないアスラン(笑)が来ました!
ズゴックアスランですね~もうこの顔がスクリーンに映った途端、いつも笑いをこらえるのに必死なんですが、まさか毎日笑えるように来てくれるとは思わなかったよ(爆!)
叶えばカガリがルージュの中で祈っているシーンのコロッタが欲しかったんですが、あれも1/20くらいの確立だったので、アスラン来てくれたならよかった♥
もうこのムスッとした顔を和ませるために、けもポンアスランに抱っこさせてますよw

ということで、意外と出張版でも満喫できました。
むしろ人があんまりいなくて(田舎なうえに、交通の便が非常に悪く、車でないと絶対いけない場所なので)、渋滞にはまった時は「間に合わない💦」と焦っていたのですが、お陰様で帰るときにはマッタリとできました。

さて、この次は何が出るかな?
シネコンはチケット買えなかったので、グッズは通販やってくれるかなぁ…
せめてクリアファイルだけでも手にしたいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダンスはうまく踊らない(第1話)

2024年06月16日 21時56分53秒 | ノベルズ
アカツキ島にあるアスハ家の別荘。
ファウンデーションとの戦いの直後、キラとラクスは行方をくらまし、今はこうしてカガリの庇護の下、ヤマト夫妻共々この別荘で静かに暮らしている。


そう、「静かに」暮らしている「はず」だった。


それはキラとカガリの誕生会から一か月ほど経ったある日の朝、カガリが突然襲来…いや、訪問してきたのだった。
「おはようカガリ。どうしたの?こんな急に。」
驚きながらもどこか嬉しそうに片割れを出迎えたキラだったが、金髪を深くかぶったキャップに隠し、赤いTシャツにカーゴパンツという、どう見てもオーブ代表首長とは誰もわからないであろういで立ちで、キラと同じくにこやかにしていたカガリの口からは、キラの想像の斜め上の発言が発せられた。
「おはようキラ。さ、これから特訓始めるぞ。ちゃんと朝飯は食っただろうな。」
「は?」
いきなり何を言い出したのか、キラがカガリの言葉を消化し理解する間に、カガリはキラの横をすり抜け、とっとと「お邪魔するぞ」と別荘に上がり込んだ。
そして、同じく驚くカリダやハルマにサクッと挨拶だけかわすと、持ち主だけあって勝手知ったる別荘の奥―――壁にしか見えない場所をノックすると、隠し扉が開き、そこに突如現れた地下に向かう階段を降りかける。と、カガリはキラが来る気配がないことに気づき、歩みを止め、振り返った。
「何をしているキラ。ほら、行くぞ。」
「い、行くってどこに?いきなり上がり込んで、僕の家の中を勝手に―――」
「“私の”別荘だが。」
「…」
御尤もである。キラが二の句も告げずにいると、キッチンからピンクのエプロン姿のラクスが現れた。
「あらあら、カガリさん。おはようございます。」
何故か別段疑問も感じないように、こちらも笑顔で挨拶するラクス。
「おはようラクス。時間が限られているから、早々にキラを借りるぞ。」
「はい♪」
一欠けらの疑いもなくにっこりと返答するラクスに、キラが慌てる。
「ラクス、カガリが来ること知ってたの!?」
「知っていた、というよりは、先日おっしゃっていたので、そろそろお見えになる頃かと。」
「先日?言っていた?」
未だに理解不能のキラに焦れたのか、カガリがやや口を尖らせて告げる。
「いいからさっさと来い、キラ。例のものもちゃんと持って来いよ。」
「例のもの、って―――」
キラが後方でほほ笑むラクスと、さっさと階段を降り始めるカガリの双方をキョロキョロと見比べていると、ラクスは一枚のカードをキラに差し出した。
それを見たキラが慌てる。
「…え、これって―――本気だったの!?」
それは一か月前の誕生会で、カガリがキラ専用に、とプレゼントしてくれた例の『体術修練回数券』(※詳しくは5月18日UPの「君に笑顔のプレゼント」をご覧ください<(_ _)>)だった。
「当り前だ。無駄になるものを私が渡すわけがない。ちゃんと利用価値のあるものでなければ意味がないだろう。」
降りてこないキラを訝しんで戻ってきたらしいカガリが、今度はむんずとキラの首根っこを掴む。
「さぁ、行くぞ、キラ!」
「ちょっとまって!心の準備が―――」
「必要ない。お前が準備中だからと、敵が待ってくれると思うのか!?」
そうカガリに言われながら、キラは抵抗空しくズルズルとカガリに引きずられていった。
その様子を楽し気に見送るラクス。
「あらあら。これはきっとお腹が減るでしょうから、お昼は揚げ物を沢山用意しないといけませんわね♥」


―――続きはこちらから。


***


久しぶりにSS更新です。以前UPしました双子誕生日記念SSの続編となります。
今回のテーマは”ダンス”です。
と言っても現段階、ダンスの「ダ」の字も見えてきませんが、そのうちそうなってくるはずです。多分…

とりあえず第1話での犠牲者はキラ・ヤマトくん。…ご愁傷さまです(ー人ー)チーン
配信見ながら、キラは自分の誕生日辺りで催されたであろう、剣の勝負やファウンデーションの夜会で、なんでこんな罰ゲームみたいな誕生日を迎えなければならなかったのだろう、と、見ているこちらまでしょげてしまいます(ノД`)・゜・。
オルフェとラクスのスタンダードワルツは、プロの舞踊家さんペアにモーションキャプションを付けてもらって踊っていただいた解説がありましたが、ヨーロッパ風の上流階級のお家柄なら、ダンスも習得していて当然な世界なんでしょうね。となると、ラクスはもちろんですが、もっとお姫様なカガリは当然習得しているであろうと思いまして。すっごい嫌がりながらで、マーナさんがほとほと苦労した光景が勝手に目に浮かびます(笑)
そういえば、運命の時、セイラン家に入ったカガリが作法をユウナの母親に仕込まれているシーンで「ドスドス」歩く感じで、ユウナに笑われていましたね。何ならアニメイトのグッズの特典ブロマイドで、あんなヒールを履きながら大股で歩くカガリ様(苦笑)もいらっしゃいました。でもおそらく「やればできる子」なんですが、「そうはいくか!」という反発込みだったんじゃないかと。
ダンスのシーンはこの先おいおい書いていくとしまして。
ちなみにカガリの剣技はどうなんだろう…。軍事教練を受けていますが、公式でも長剣を扱うシーンは全くなかったので、もしかしたらカガリも触れる機会はなかったかもしれませんが、細身の剣でレイピア、あるいはサーベルなんかを操るカガリがいたら、すごく凛々しくてカッコいいだろうなぁ♥(´∀`*)ポッ
案外、アスランが手ほどきしてたかもしれない。手取り足取り、ウフフフフ♥(*´艸`*)
ただ、あのアルテミスでズゴックリモートでミサイル打ち込んでストレス爆散(※よく見ると、ちゃんとキラたちがキャバリア―から飛び降りるところを、敵の視覚からミサイルの爆風で隠すようにして撃ち込んでいるんですよ!流石は姫様✨配信万歳w)させたり、インジャ弐式を操縦してシュラに完全不意打ち食らわせた戦い方を見ると、アスカガ二人でシミュレーションしたんじゃないかな♪ 公然イチャイチャしながらw
SEEDは初代のオマージュ作品ですから、最終回のアムロとシャアがサーベルで戦っているシーンがあるので、是非ともアスランの剣技は見てみたいものです。多分何を与えても器用にこなす男なので、そのくらい屁でもない気がします。

キャプションはこのくらいにしておいて(でないともっと長く語りだす^^;)、今日はシネコンの申し込みがありましたね。
かもしたは「メタルロボット魂インフィニットジャスティス弐式」が欲しくて、シネコンの抽選に申し込んでいなかったんですよ。何分どちらも5桁の金額ですので、流石にこれ以上散財は厳しくなってきたので、我が家にいるメタルビルド『ストライクルージュ・グランドスラム』と並べて置きたかったんですよ!もし今後、キャバリア―が出ることもあったら、両機に乗せたくて♥
なのに5分で完売💧
だったら、今日のシネコンに申し込んでみよう!と、朝9:50には準備して、昼の部のお支払い画面のところまで行ったんですよ!
「勝った!ヽ(^o^)丿」
…って思ったら
『しばらくお待ちください』って切り替わって…
・・・
・・・
・・・
「切り替わった!」と思ったら、
最初の申し込み画面に戻る。
そして下には「空席無し」のーマークがΣ( ̄□ ̄|||)💦
何故じゃぁああああああ!!(ノД`)・゜・。
いや、本当に「どうして??」ですよ。あそこまで行って、ダメ出し食らうなんて。ちなみに時刻10:01でしたよ?一瞬じゃん!
でも先行抽選が2回もあって、枚数が一人4枚までですから、そりゃあっという間に埋まりますよね( ;∀;)
…でも本当に、最近のかもしたは「SEED運」が一欠けらも無くって、みんなお友達の力を借りてイベントは参加(2月のイベントは自力で取れた)している感じですから。グッズもロボ魂隠者ダメでしたし💧orz
悲しくはありますが、もしかしたら「鬼滅の刃」のシネコンみたいに、配信か特典で見られるかもしれないので、期待しておとなしく待とうと思います/)`;ω;´)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見つめていたい

2024年06月01日 20時50分11秒 | ノベルズ
それは午後のほんのひと時
彼女は執務室の机に伏したまま、安らかな寝息を零していた。

窓辺から入ってくる、柔らかい風が心地よい。
細い金糸を優しく撫ぜ、ほのかに潮の香りを纏わせ、カガリの鼻を擽る。
(気持ちいい…)
次から次へと続く慌ただしい日々に、気の休まる隙はない。
だけどこの一瞬、つい気が緩んでしまった。
誰もいないのをいいことに、少しだけ緊張を解けば、あっという間に瞼が重くなった。
浅い眠り。時々跳ねた後れ毛を撫ぜ上げるようにして払ってくれる、温かな感触を覚える。それがくすぐったいはずなのに、何故かすご心地よいい。
彼女に与えられたわずかな猶予。
きっと瞼を開けたら、たちまちこの部屋は、また戦場のような忙しさに見舞われる。
(頼む。もう少しだけ…)
今少しだけ許してほしい。そう願うと、また温かな感触が、そっと髪に触れて。
それが凄く安らげる。もっと深い眠りへと誘われそうなほどに。
(いかん、誘惑に負けるわけには)
重い瞼を何とか自力でこじ開ける。
「ん…」
薄く開かれていく視界。少しピントが合わずにボヤけていた世界が次第にはっきりとしてくる。
机の周りに積み上げられたままの決済書類と、置きっぱなしのボールペン。
そして―――机に片手で頬杖を付きながら、優しく微笑みながら穏やかな光を放つ碧い瞳。
「―――って、アスラン!?」
慌ててガバッと起き上がるカガリ。アスランは机に頬杖をついたまま。
「おはようカガリ。」
口角を緩ませながら、サラリとそういってくれる彼。
逆に慌てるカガリの血圧は、ガンガン上がっている。
「お、お、お前、いつからそこに!?」
「そうだな…多分かれこれ10分前程…」
「何、そんなに長い間見てたんだよ!///」
起こしてくれればいいのに! 緊張の抜けた寝顔を、しかも間近で観察されてしまうなんて!
カガリが顔を赤くして問い詰めれば、彼はこともなげに目を細めて答える。
「カガリがあまりにも気持ちよさそうで、起こせなかったんだよ。君は忙しいからな。それだけでなく、常に人からの視線を浴びているから、心の隙も見せられないだろう。」
「…」
常に傍にいるわけじゃない。それでも彼はカガリを見ていてくれる。そして内に秘めたままのプレッシャーも、さりげなく気づいて。
するとアスランは、左手をそっとカガリの頬に伸ばしてくる。指先が頬に張り付いたままの金糸をそっと払ってくれる。
その温かい感触…風だと感じていたそれは、まぎれもなく彼の指先だ。
(くっそ~~!他者の侵入を、こうも易々と許してしまうとは!!しかも触れられても気づかなかったなんて!)
悔しくて、カガリの口がへの字になる。
「なんかご機嫌斜めだな。寝起きが悪いのか?」
そういってカガリを揶揄うアスラン。
「当り前だろう!この私が他者の侵入を許すとは。まぁ、お前は潜入調査も軽くこなすくらい、気配を消すのが上手いからだろうけどさ。」
「そんなことはないだろう。寧ろ、君が起きなかった訳は…」
「…何だよ。」
「いや、いい。」
アスランがごまかすように立ち上がる。彼の表情が仕事モードに変わった。
「寝起きのところ悪いが、先日頼まれていた情報を持ってきた。」
そういってカガリのデスクにメモリーを一つ置く。ついでにコートのポケットからも写真を数枚、トランプのように並べて見せた。
カガリも瞬間、凛々しいオーブの代表の姿に戻る。
「そうか。やはり情勢は続いているようだな。」
「あぁ、プラントもユーラシアも、未だ混乱は続いているようだ。特にユーラシアの自治区とブルーコスモスの新たな盟主の動きと人物像をこちらに入れてある。」
「わかった。いつも済まない。」
「それから―――」
アスランがさらに続けようとしたとき
<プルルル>
カガリのデスクの上の内線が鳴った。
「モルゲンレーテからだ。」
「時間がかかりそうか?」
アスランが少し歯痒そうに尋ねてくる。彼とて世界のあちこちを飛び回り、忙しい身の上だ。コーディネーターとはいえ、疲労だって溜まるだろう。
カガリは受話器に手を伸ばしながら、隣の部屋を指さした。
「きっとエリカからだろう。少し時間をくれ。隣の応接室に、備え付けのコーヒーや紅茶があるから、適当に飲んで待っていてくれ。」
「わかった。」

そう言ってアスランはさっさと隣室に移る。
少し気分を損ねたのは、カガリとの会話を断たれてしまったことだ。
あのまま、もうちょっと彼女の傍に近づいて、寄り添いながら報告したかったのに。
(でも…)
大きめのソファーに腰を下ろすと、自分の指先をじっと見つめる。
「柔らかかったな…」
執務室に到着したとき、ちゃんとドアもノックした。反応がないので不在かと思った瞬間、ドアの向こうで
「ん…」
コーディネーターがようやくとらえる程の小さな吐息。覚えている―――間違いなくそれは彼女のもの。
「カガリ?」
ドアを開ければ、誰もいない部屋で一人きり、彼女は机に伏せっていた。
最初は具合が悪くて倒れたのかと、顔が青くなったが、近づいてみれば穏やかな寝息を立てていた。
「フーっ…全く。」
心配したじゃないか。だがその不安も彼女の安らかな寝顔を見たらこれまで溜まっていた疲労も、一気に吹き飛んでしまった。
代表として凛とした姿勢を崩さない彼女。その一瞬、緊張が解けたようなあどけなさを残した寝顔が可愛くて。つい口元が緩んでしまう。
「これは役得だな。」
小さく自分に囁くと、自然と指が彼女に伸びる。
窓から流れてくる風に弄ばれる髪を、そっと直して触れてみて。
それでも眠り姫は全く目を覚まさない。
自分の存在が気づかれないのも少々気になるが、それ以上に自分が隣にいても、安心して眠れるほど、カガリは自分に心を許してくれている。そう思うとこれ以上の喜びはない。
(そういえば…)
以前キラが言っていた。
(―――「カガリは僕に良く抱き着いてきたんだよね。」)
アスランのカガリへの感情を知っている上での自慢なのか、嫉妬なのか、あるいは…天然?なのか。
いや、多分カガリは本能的に、キラをきょうだいと感じ取って、気心を許しているのだ。
だが自分にはまず自ら抱き着いてくるようなことは無い。それは逆に自分を意識してくれている、ということだ。
恋の初めなら、きっと緊張から、直ぐにカガリも気配に気づいて起きたはず。
しかし、二人は一度距離が離れたことで、再び互いへの思いを確信した。
カガリが起きなかったのは、緊張が解けてもいい場所だと、アスランを認めてくれているということだ。
それはきっと、恋が終わり、愛へと成熟した証。
「だったら今度は…」
腕の中で眠りに落ちていくカガリの、あの寝顔を隣でずっと見ていたい。
幸せなその寝顔を見ながら、自分も眠りに落ちていく…

そんな日が、いつか、きっと・・・




「アスラン、待たせたな―――あれ?」
思わず話が長くなってしまった。時間にして15分少々かかっただろうか。
同じく分刻みで仕事に奔走する彼の時間をこうして束縛してしまい、申し訳なさがカガリの歩みを早めた。
慌ててドアを開ければ、座っていると思われたアスランの姿がない。
「アスラン…?」
キョロキョロと周囲を伺うと、アスランは冷めかけたコーヒーを前に、ソファーで横になっていた。
ソロソロとカガリが歩み寄ってみると、彼は見事に寝入っていた。カガリが傍に近づいても、その瞼はピクリとも動かない。
「全く…お前はいつも私の前では平然と寝られるよな。」
腰に手を当てて苦笑する。

そうだ。敵として出会ったあの島でも、彼は縄を解いた私を置いて、一人うつらうつらと寝入ってしまったのだ。
あの時はすっかり嘗められた、と思ってしまったが。

カガリはアスランが横になっているソファーの傍らに座り込み、両手で頬杖をついて、じっとその安らかな寝顔を眺める。
時々濃紺の後れ毛をそっと払ってやりながら、それでも彼の翡翠の光は瞼の奥に閉じられたまま。
「要はお前は、私の傍なら安眠できるってことか。」
初めて会った時から、見えない何かが二人を繋げていた。
赤い守り石、赤い石の指輪、そして―――赤い糸。
カガリはどこかまだあどけなさの残るその寝顔を見守りながら、自然と笑みが零れる。
(起きたとき、私が目の前にいたら、お前はどんな顔するかな?)
毎朝、アスランの綺麗な翡翠に、一番最初に映るのが私だったらいいな。
瞼が開いたとき、お前がちゃんと生きているって、喜びたい。
そして「おはよう」って笑いあって始まる一日。

そんな日が、いつか、きっと・・・


・・・Fin.

***

突発SSです。
いつものごとく。

今日の突発は、あの『かどきゃら』のFREEDOMバージョンのアスカガを見ていたら、もう可愛くって可愛くって(*´Д`)ハァハァ♥♥
二人して、頬杖ついて、ニコニコしているんですよ\(≧▽≦*)/
なんか、並べて置くより、ずっと向かい合わせで見つめ合わせ続けたいっ♥♥

無印のかどきゃらのアスカガは、二人で並んで話している感じがたまらなく好きで、自由のアスカガは頬杖ついて見つめ合っているの。
たまらんぜよ!!✨
かどきゃら、セットで買うと、意外と高くって渋っていたんですが、こんなに可愛いなら払ってよかった!( ー`дー´)bキリッ
どうする!?朝目が覚めたら、この二人がこんな風に頬杖つきながら相手を見合っていたら!優しい目をしているんですよ、二人とも♥♥
もうPC周り、アスカガだらけですが(苦笑)これは朝一、目に付くところに置くことにします!けもポンと共に朝一から愛でるぞ☆



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君に笑顔のプレゼント

2024年05月18日 00時00分13秒 | ノベルズ
オーブ・アカツキ島の昼下がり。
<ブロロロロ―――ッ、キキィーーーッ!>
島の外周に設けられた私道を、漆黒のガルウィング・スポーツカーが駆け抜けていく。
ハイスピードも華麗なるドライビングテクニックで、軽々とカーブをすり抜けていく。
ハンドルを握る黒髪の男性と、そしてその隣には長いストレートの栗色の髪をなびかせた女性が一人。
次第に減速した車が、隣の女性に負荷をかけることもなく、道路の終点で静かに止まる。
道の終着点は白い砂浜の広がるタキツヒメ海岸。その浜辺にたった一軒、木造の別荘がこじんまりと佇んでいる。周りには建物もなく、人の手が殆ど入っていない、静かな波打ち際とともに、自然のゆったりとした空気が包んでいる。
栗毛の長髪の女性が先に車から下りる。すると待ち構えていたように、一人の女性が現れた。
「お待ちしておりましたわ。さぁ、中へ。」
ピンクの髪を後ろで一まとめにした彼女は、ラクス・クライン。
プラントの歌姫であり、指導者であり、先月までは世界平和機構コンパスの総裁でもあった人物だ。
「一か月ぶり、かな?…元気そうでよかった。」
海風にあおられる長い髪を抑えながら、女性はアルトの声で答えた。
ラクスはコンパスの総裁だった頃より、随分と顔色がよくなった。あの空色の優しい瞳にも輝きが戻ってきている。
女性は人心地、安堵したように、ラクスに招かれるまま別荘の中へと足を踏み入れた。
中に入るとすぐに待ち構えていたのは、ハルマ・ヤマト。深々と頭を下げる彼に彼女は頭を上げるよう告げると、ラクスに案内され、そのまま一番奥の部屋へと案内された。

そこには広めのベッド。そしてテラスにつながる窓は解放され、砂浜につながるウッドデッキには一組の男女が海に向かうようにして座っていた。
「お見えになられましたよ。」
背にかかる柔らかなラクスの声に、最初に顔を上げたのは女性のほう―――カリダだった。そして驚きのあまり目を見開き、悲鳴を抑えるように口を両手で覆う。
「…ね、姉さん!?」
栗色の長い髪、微笑む口元も、鼻筋も、まるでカリダの中にある記憶、そのままのヴィアが目の前に立っている。
母の異変を察知したのか、反対のロッキングチェアに深く座り込んでいた男性がようやく上体を起こす。
「母さん?どうしたの…―――!」
彼こそ世界が認める最強のパイロットであり、コンパス実働部隊隊長のキラ・ヤマト。その彼も目の前に立つ女性を見て、たちまち紫の瞳を見開いた。
「あ…貴女は…」


―――続きはこちらから。


***

それでは毎年恒例の―――

「双子、お誕生日おめでとう!!🎂\(≧▽≦)/🎊」
(※ケーキは私の誕生日と一緒のでゴメン💦)
ある意味、劇場版で現在の時間軸になったので、今年は20歳の誕生日っていうことですね!
日本ですと成人年齢18歳(※飲酒とタバコは20歳から)ですし、もっと言えばコーディネーターは15歳成人でしたっけ。ですから二人とも既に大人ってことですが、それでも20歳って何か特別な気持ちになりますね♥
劇場版では双子の絡みが一切なくって(哀)、カガリが「キラはそんな奴じゃない!」と叫んだり、ルージュの中で「お父様、民をお守りください・・・キラ!」ってカガリからのキラを語る台詞はありましたけど、キラからは無かったので・・・寂しい💧
まぁ、ラクスのことでキラはいっぱいいっぱいでしたでしょうし、カガリにはアスランはじめ、メイリンやミリアリア、サイたちがいてくれるから、ラクスに一直線になれたんでしょうね♥

本日劇場で双子誕生日の舞台挨拶がありますけど、森さんが登壇予定にまだないので、サプライズ登場されないかな~✨
ビデオメールとかでもいいなぁ~
石田さんから、双子にどんなお祝いメッセージ来るかな~♥
かもしたは舞台挨拶落選だったのですが、お知り合いさんが被ったのをお譲りしていただけることになったので、今日は思いっきりお祝いしてきます!

ちなみに、今日劇場3か所回ってアフターエピソードカードゲットしてきたんですが、ものの見事にキララクばかりで、アスカガの影も形もありませんでした(ノД`)・゜・。
今回のこのアフターエピソードカードの効果か、どこの劇場も完売で、日曜日まで残っているかな~??
最後の一回、アスカガが降臨してくれますように!!(>人<)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする