数日前、鉄道駅の入り口付近を歩いていると、アジア系の外国人に声を掛けられました。比較的小柄な若い女性でした。話を聞いてみると、手にしているラミネート加工されたメモ用紙を出したので、見てみると「私たちは留学生ですが、コロナの影響で仕事が無いのでお菓子を購入して下さい」という趣旨のことが書かれていました。1箱500円とのことでした。
もしかしたら書いてあることは事実ではないかもしれないと思いましたが、仮にそうだとしても、たかだか500円なので購入することにしました。女性の後ろから、こちらも比較的小柄な若い男性が出てきて袋の中からお菓子を私に渡しました。女性の弟とのことです。「どこの国のお菓子ですか?」と質問すると、「フィリピンのお菓子です」との答えが返ってきました。
自宅に帰って食後に食べてみました。見たところ手作りのお菓子の様です。お菓子一つ一つに敷き紙が引いてあって、お菓子そのもの以外にもコストが掛かってる様に思えます。お菓子自体はどうかというと、クッキー生地と水飴を混ぜたような食感のピンクの皮が砂糖をまぶされて表面を覆い、その中にマシュマロが入っており、さらにマシュマロの中に甘いソースが入っていました。お菓子も結構手が込んでいます。全体として『フィリピンパフ』といった印象ですね、汗。
味の方はピンクの皮は練乳の味が強くてすごく甘く、マシュマロはまあマシュマロで、中のソースは甘酸っぱい味です。日本以外のお菓子は日本のお菓子と比べてかなり甘い印象がありますね。美味しいは美味しいですが、また買いたいかというと、微妙でした。もしかしたらお腹を壊すかもしれないと思って、食べるのは1個に止めましたが、翌日に特に異常はありませんでした。
駅前でお菓子を販売するのは鉄道会社の許可がいると思いますが、多分許可は得ていないでしょうね、まあ鉄道会社の人にバレたとしても事情が事情だし額も額なので、大目に見てもらえるかもしれません。もしちゃんと許可を得ているとしたらすみません。私個人としては沢山売れて姉弟の生活が安定してもらえればいいかな、と思いました。
追伸 私の記事についてリアクションボタンを押して下さった方、ありがとうございました。私もリアクションボタンを押させていただきました。また、気が向いたら私の記事を読んでいただけたらと思います。
私の勤務先のホテルにも外国人労働者(フィリピン、ネパール、ベトナム他)が沢山いましたが、ほとんど解雇されました。
たぶん出国も出来ないので、収入もなくたいへんなことだと思います。
ちょうそうさんのような機会にめぐり合わせたら、ぜひ購入したいと思います。
やっぱり外国人労働者をめぐる環境は日本人より過酷なんですね。
仕事が無くなったベトナム人を受け入れる愛知県のお寺についての報道を思い出しました。
私もまた同じことがあったら、購入したいと思います。