きのむくままに

或る日の出来事

文楽「舞踊 万歳・鷺娘」「冥途の飛脚」

2022-10-02 | Weblog

鷺娘の最後 パッと場面が明るくなったときの

雪景色に映える 鷺娘の美しさに感動

冥途の飛脚 封印切りの段

亀屋忠兵衛はもと大和国新口村の大百姓勝木孫右衛門のせがれであったが、四年以前に大坂淡路町の飛脚問屋亀屋へ養子に出されていた。亀屋では養父に当たる当主はすでに死去し、今は跡継ぎの忠兵衛が店を差配する立場である。だがその忠兵衛は最近新町の遊女梅川に入れあげ、家にもろくに帰らず・・・

正徳元年(1711)に初演された作品です。近松が59歳の時に、こちらも実際にあった公金横領事件を題材に書かかれました。『曾根崎心中』から8年後に書かれた

その中で、青年・忠兵衛が恋を原因に金に身を滅ぼしていく様子を描くことで、“愛と理性の間で揺れる男の姿”をよりリアルに際立たせています。また、愛する人に身請けされる喜びから一転、絶望の淵に追い込まれる遊女梅川の哀れさもみどころのひとつです。

実際にあった事件を脚色 横領により 梅川、 忠兵衛の悲しい結末

切なくやりきれない 二人の切なさ・・・

何度観ても やり切れなさに 哀れさに 胸が痛い。

                  ※ 画像 あらすじはネットより

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