エクストリーム四十代のかもめ日記

野球を中心に、体力気力に任せて無茶をしがちな日常を綴る暑苦しい活動記。

燕のカツオに恋する鴎

2019-08-17 17:57:00 | プロ野球
8月14日(水)は、会社を一日休んで病気の検査三昧。
朝から薬漬けでいろいろ画像を撮ったりする。
そして薬を抜くための点滴をしながら私が思っていたこと。
「もっと早く点滴が落ちてくれないと神宮に間に合わない!」

この日、検査のために会社を一日休みにしてあったんだけど、
夕方には検査が終わるだろうから、会社から行くより早く
神宮に着けるはずだった。
13日のうちにチケットを押さえて、14日の病院への
行きがけに発券してあった。(さっさと病院行けよ)

取ったのはブルペンに近い席。先発は石川雅規!
我が愛しのカツオくんを、試合開始前のブルペンにできるだけ
近いところで見たい! だからできるだけ早く神宮に行きたい!

しかし、やっと点滴が終わったら、さらに待たされて
どっさり事務書類を渡されてしまった…
これ、重要書類ばっかりやん。神宮に持って行ってうっかり
にわか雨とかに当たったらまずいものばっか。
渋々一旦家に帰る。

おかげで試合開始にも間に合わなかった…仕方ないけど。
自宅からダッシュで神宮へ出発。信濃町から神宮球場に
向かって歩いていくと、近づくにつれて明らかに
ヤクルトに点が入っている鳴り物が聞こえてくる。
そして、それが止まない! 何点入ってるんだ!?

球場に着き、スコアボードを見ると、1回裏に「7」が
入っていた。えええ! 点取るとこ見られなかった!
でもいいや、私はカツオくんを見に来ただけだから☆
ブルペンでの準備からは見られなかったけど、マウンドで
粉をふっと吹く彼の姿を恋するまなざしでガチ見する。

と、思ったら3回裏に村上のタイムリーをはじめ4点が
入り、6回裏には村上の2ランを含め3点が入り、
7回裏にさらに1点追加して、試合はなんと15対0に…
村上がこの日、打点王争い単独トップに立ったよ!!

そして! なんと! 我が愛しのカツオくんが、7回を
終わってノーヒットノーラン! ぎゃあ~緊張する~
点差が開いたので、DeNAラミレス監督が
主力を下げ始める。周囲の客が「主力がいなくなって
これならノーノー(ノーヒットノーラン)いけるかも」と
言っている声がする。…あんたら、まだまだ観戦歴が浅いわ。
こういう記録をつぶすのは「誰?」とか「ネタキャラ」とかの、
がむしゃらな人であることが多いんだよ。

8回表、ソトがショートゴロで1アウト。球場ざわめく。
あとアウト5つ。次は…「伊藤裕季也」? 誰?
後で調べたら、今シーズン7試合目の出場の大卒ルーキー。

そう、えてしてそういうものなんです。
ここで、まさかのホームラン。
ノーヒットノーランへの挑戦は、ここで潰えました。

カツオくんは8回まで投げ終えました。
8回を1点に抑えてベンチに戻るとき、球場じゅうから
惜しみない拍手が贈られました。
私も感無量の涙目でめっちゃ拍手しまくる。

9回は投手交代。でも、それでいいと思う。
今年、カツオくんを中心に投手陣を回さなければならないし、
疲労は最小限に。もう完封もないのだから。

そしたら9回表に出てきた社会人ルーキーのヤクルト投手
坂本光士郎がぐだぐだのぐずぐずのほんとにひどいピッチング。
ほんとにヤクルトの若手は情けない!
もう、カツオくんがエースとか、おかしいでしょ!
でも今年のヤクルトのエースは誰もが石川雅規だと言うしか
ない状態。そんな彼だから大好きなんだけど、それはあまりに
投手陣が脆弱としか言いようがない。
いつまでカツオくんに負担をかけるのか!
ローテーションの5番手、6番手で投げていればもっと
勝ち星がついていたはずなのに、39歳がエースって!

結局15対2でヤクルトが勝ち、ヒーローインタビューは
もちろん石川雅規、愛しのカツオくん!

2週連続で、エエもん見せてもらいました…
こんなに素晴らしいことが続いて、病気で死ぬのか!?
と、いうくらいハッピーだったので、これからもまた
カツオくんを応援するために、病気を治して神宮に
ちゃんと通おうと意欲を新たにしたのでした。

そして翌日は、休んだ分のロスを取り戻すべく、全力で
仕事にまい進。お昼も15分で済ませ、残業もする。
スワローズ(燕)のエース・カツオくんに惚れた
鴎党(千葉ロッテファン)、情熱の観戦記でした。